【塗り壁全般・素材選定】
【性能・素材特性】
【施工・メンテナンス】
【自然素材全般】
【珪藻土塗り壁 はいから小町】
【珪藻土の基礎知識】
【性能・素材特性】
【漆喰調塗り壁 漆喰美人】
【漆喰の基礎知識】
【性能・素材特性】
【カオリンの壁 パーフェクトウォール】
【塗る場所で選ぶ】
【デザインで選ぶ】
【珪藻土、漆喰以外の塗り壁】
【性能・素材特性】
しかし、もともとは、自然素材が本物だし、「普通」だった訳です。
ただそうは言っても、新建材には新建材の良さがあるから、「普通の建材」と言うと、新建材を指すほどに、新建材が普及しているのです。
では、本当に「新建材」は素晴らしく、建築のプロである建築業者にとっても、住まい手であるユーザーにとっても、メリットのあるものなのでしょうか?
新建材のメリットとしては、工事が簡単、価格が安く抑えられる、色柄が豊富、クレームになりにくい、均一に仕上がるといったメリットがあります。
「価格が安く抑えられる」「色柄が豊富」という点に関しては、ユーザーにとってもメリットのように感じますが、「工事が簡単」「クレームになりにくい」「均一に仕上がる」といったことは、主に、プロ側にとってのメリットのように感じます。
しかし、床材の無垢フローリングが反ったり、割れたりといったことや、壁の塗り壁がひび割れたとか、ボロボロするといったことを極端に怖がったり、嫌がったりする風潮が、均一で、クレームが起きにくい「新建材」主流の家づくりを後押ししたのだと思います。
また、そもそも初めて家づくりするユーザーに新建材や自然素材の違いや良し悪しなど分かる筈もありません。
多少知識が増えた時には、既に契約が済んでいて、無垢フローリングや塗り壁といった自然素材の魅力を感じても、仕様変更できない段階に来ていることもザラです。
自然素材に詳しくなくて、仕様変更や施工を嫌がるということも多いので、契約したあとで、自然素材の魅力に気がついたユーザーさんは、気の毒としかいいようがありません。
アトピッコハウスに問合せが入った場合でも、既に建築会社と家の契約をしていて、仕様変更をするといった場合は、契約先の会社にどの程度の仕様変更が可能かを聞いて、無理をしないことをお勧めしています。
建築業に携わるプロは、お客様には「これが普通です」と伝えて、新建材をお勧めしますが、自分の家には、無垢材や塗り壁材といった「自然素材」を使います。
なぜかというと、プロは、無垢材や塗り壁と言った自然素材(本物)の魅力を知っているから、自分の家には、本物を使いたいと思うのです。
では、なぜ、ユーザーには、「これが普通です」といって新建材を勧めるのでしょうか?
初めて家づくりをするユーザーに「建材」の知識を求めるのも無理ですが、一般的に「工業製品」を買うような感覚で、「家を買おう」とします。すると、ちょっとしたキズや汚れも容認できない。
また、無垢材特有の木目とか、色違いといったことも容認できない。そして、ちょっとでも、納得できないと、直ぐに張り替えや交換を要求する。
だから、自然素材の魅力と共に、扱い方、特性等をキチンと説明できないプロは、必然的に「無垢はメンテナンスが大変ですよぉ~」とか「塗り壁は割れますよぉ~」とか「高いですよぉ~」と言って脅かし、自然素材を諦めさせようとする訳です。
しかし、自分の家には、自然素材を使う。そして、友人に自慢する。妙な話です。
そして、新建材とは、現代の技術でプリントしたり接着して作られた工業製品です。
どちらが自分の好みに合うのか、じっくり考えて、家の契約をする前に、自然素材を得意とする建築会社に依頼されるべきだと思います。
アトピッコハウスは、自然素材の内装材専門メーカーです。無垢フローリングや、塗り壁材などを専門的に製造販売しています。
アトピッコハウス製品の資料やサンプルをご希望の場合は、こちらからご請求ください。