フローリングの下に敷き込むだけ
マンション住まいでも、フローリングの気持ち良さを体験してもらいたい。しかし、管理組合の規定が厳しくて、あるいは費用がうんとかかるからという理由で断念していた方も多いと思います。
元気な子供が、飛び跳ねても階下の御宅に迷惑がかからない。安心して気持ちのいいフローリングに張り替えられる。子供だって叱らなくてもいい。そう願って床に挟むだけでL45遮音性能を確保できる「わんぱく応援マット」を作りました。
そして更に、品質改良の結果、遮音性能は、財団法人日本建築総合試験所において実施した簡易試験においての実測値においてL40に向上しました。(200mmスラブの結果)
軽量床衝撃音低減性能LL40、重量床衝撃音低減性能LH50です。
わんぱく応援マットと、フローリングの組合せなら、フローリングの気持ちよさを最高に体験して頂けることをお約束致します。
マンションや、共同住宅では、階下のお宅への配慮という意味から、床をフローリングに変更する場合、遮音性能が要求されます。
しかも、マンションは管理組合の承諾を受けないと工事ができず、また隣家の承諾も必要な場合がほとんどです。
管理組合には、L40や、L45などの遮音性能を証明する書類の提出が義務づけられているため、遮音性能がとれていないフローリングなどは、床の下地そのものでL40やL45といった遮音性能を確保しないとならないという事情があります。
今まで床の下地で、L40やL45などの遮音性能を確保する方法は、2重床といった遮音性のある下地の床を作るやり方が一般的でした。しかし、費用が結構かかるということと、床が高くなり結果として天井が低くなるという2つの大きな問題点がありました。
色々な試行錯誤の結果、誕生したのが、床とフローリングの間に挟むだけで、L40やL45の遮音性能が確保できる床遮音材「わんぱく応援マット」なのです。
遮音性能は、数字が小さいほど性能がいいのです。
これまでにも、床遮音マットそのものはありました。
しかし、管理組合が納得するような書類が揃わない。つまり、遮音性能L40やL45を証明できるような書類が揃わない。その点が大きな問題点でした。
200mmスラブの結果
L40の遮音性能
アトピッコハウスのオリジナル無垢フローリングは、ナラ材、カバ材、ヒノキ材の3種類が基本のラインナップです。またチェリーやウォールナットといった高級樹種や、厚さも12mm、15mm、21mmと多種多様なバリエーションがあります。
そこで公的試験機関である(財)日本建築総合試験所に依頼し、厚さ15mmのナラ材、カバ材、ヒノキ材の3種類の無垢フローリング(ごろ寝フローリング)を張った状態で、わんぱく応援マットの遮音性能を測定し、L45の遮音性能を達成しております。
また、L40の遮音性能は、同じく(財)日本建築総合試験所において実施した簡易試験において、1種類の複合フローリングで実測値を得ています。(200mmスラブの結果)
そんな便利な床遮音マットの開発が求められていました。
わんぱく応援マットには、こんな魅力があります
遮音マットを床にはさむだけ
わんぱく応援マットは、フローリングの下にはさむだけで、遮音性能L40やL45を確保できます。今までのように2重に床下地を作らなくても、床のコンクリートの上にはさむだけで、フローリングに張り替えられます。
しかも簡単施工なので、工事費も節約できます。表面に露出するフローリングならともかく、工事が終わったら見えなくなる下地材は、最低限のコストで収めたいというのが、全ての人に共通する願いだからです。
床遮音マットの意外な盲点は、工事後の床がフカフカするということです。なぜそうなるかというと、その原因は、遮音材そのものにクッション性があるからです。遮音性が高くなる代わりに、床がフワフワとした柔らかい感じになるのです。
わんぱく応援マットは、発売以来、床がフワフワするといったクレームは一度も頂いておりません。
L45の遮音性能
面倒なのが管理組合への手続き。でも、わんぱく応援マットの工事なら、「提出書類」のご用意がありますので手続きは簡単です。
工事を依頼する施工店に「資料」をお渡しください。大抵の場合、施工店の方が事務手続き全般を代行してくれます。
お客様は、用意された書類に「印鑑」を押すだけで済むと思います。
薄さは11ミリ
わんぱく応援マットは、薄さがたったの11ミリなので、カーペットからフローリングに変更しても床が極端に高くなることがないので、フローリングにしたら天井が低くなったということがありません。
無垢フローリングの標準的な厚さは15mm。しかし、合板フローリングは12mmが標準なので、合板フローリングを剥がして、無垢を張ろうとすると、3mm厚くなって都合が悪いという場合が結構あります。そこで作ったのが、厚さ12mmの無垢フローリングです。ヒノキ、ホワイトオーク、メープル、ホワイトアッシュ、チェリー、ウォールナットと6種類のご用意があります。
12mm厚製品に関しては、どこよりも品数豊富に揃っていると思います。
床暖房対応の製品もあります。全て、ごろ寝フローリングの名に恥じない製品なので、品質と気持ち良さは保証付きです。
折角、無垢フローリングにするのなら、迷わず、ごろ寝フローリングをお選びください。無垢フローリングといっても、ピンキリです。樹種、樹齢、産地、乾燥度合い、加工精度、塗装の種類や塗装方法など、同じようにナラ材、ヒノキ材と呼ばれていても、品質は全く違います。値段だけで判断すると、大金を無駄にする結果となりますので、十分吟味されることをお勧めします。
アトピッコハウスのごろ寝フローリングにも、沢山の樹種があります。キズの付きにくさや、色の濃淡、肌に触れた時の柔らかさ等、素人の方だと簡単に理解できないほど、幅広く奥が深いのです。迷ったら、アトピッコハウスにご相談ください。お勧めの樹種や、選び方などをアドバイスさせて頂きます。
さらに、ごろ寝フローリングには、自然塗装品の「床暖房用」もご用意があります。無垢フローリングのカットサンプルも無料で差し上げているので、気軽にお問合せください。
遮音マットに使用されるアスファルトゴムは、どうしても素材特性から床暖房の熱によって、臭いが発生するという欠点があります。
そこで、わんぱく応援マットは、床暖房に対応できる合成ゴムを使用し臭いの問題を解消しました。
わんぱく応援マットは、床暖房にも、非床暖房にも、区別することなく使用できるのです。
ケナフの繊維を利用します
わんぱく応援マットは、ゴムとフェルトの2重構造。薄さ11ミリですが、ゴムとフェルトを張り合わせて作っています。そのフェルトの部分が、実はケナフなのです。
ケナフは環境に優しい紙の原料として有名ですが、わんぱく応援マットは、繊維をフェルト状に加工して使っているのです。ケナフはCO2を吸収し固定し成長する、人にも環境にも優しい素材なので、地球温暖化対策に少し貢献できます。
折角、フローリングにするのだから、接着剤も健康に配慮されたものを使いたいという方も多いはず。アトピッコハウスでは、ホルムアルデヒドゼロの床施工用接着剤をオリジナル商品としてご用意しています。接着剤も配慮したいという場合は「ゼロホルム接着剤」を使ってほしいとご指定ください。
わんぱく応援マットは、縦910mm×横455mmの大きさです。4枚1箱で、畳1枚分(半坪分)の面積に敷くことができます。遮音マットのフェルト部分は、環境に優しい木材繊維であるケナフで作っています。制振材である合成ゴムは、床暖房対応品なので、暖めても嫌な臭いは発生しません。
無垢フローリングの肌触りの気持ち良さは格別です。よく、合板フローリングなどの場合は、冬の深夜に素足で触れると、心臓が凍りつくほどヒヤッとすることがありますが、自然塗装した無垢フローリングは、自然の温もりがあるので、床暖房しなくても十分に暖かい床になります。
床暖房に余計な経費をかけるより、1クラス上の品質の高い無垢フローリングを採用されることをお勧めします。アトピッコハウスのお勧めは、断然、ごろ寝フローリング。沢山の樹種があるので、目的、好みに応じてお選び頂けます。もちろん、何を選んだら良いか解らない場合は、お気軽にご相談ください。
床遮音材は、地味な存在ですが、わんぱく応援マットを使って、コストを抑えて、無垢フローリングの気持ち良さを自分のものにしてください。
魅力の多い「わんぱく応援マット」ですが、あえて欠点をあげるとしたら、こんなことがあります。
わんぱく応援マットは、薄さが11ミリしかありませんが、リフォーム工事などの場合、やはり工事前より、床が少し高くなるので、そのままだと、建具(ドアなど)が開かなくなります。そこで必要になるのが、建具調整というものです。
ただし、経験のある大工さんなら、建具の下はカットできることを知っていますので、問題ありません。専門用語で説明すると、アンダーカットというやり方です。
目的は、フローリンクにすることですから、後で見えなくなる下地にお金をかけたくないと思う筈です。しかし、遮音性能を確保しないと、フローリングを張れないので、仕方ないとお考えください。でも、2重に床を作る従来のやり方よりは、はるかに経済的です。
わんぱく応援マットは、小さめのバスマット程度の大きさで、1枚当たりの重さは2kg程度、1箱当たりの重さも8.4kgなので荷扱いも施工も簡単です。
下地の床が木下地なら、敷き並べて、フローリングを釘打ちするだけで施工が完了します。また、床下地がコンクリートスラブの場合は、接着剤で、わんぱく応援マットを貼り付け、あとは糊と釘を併用して、フローリングを施工するだけです。
わんぱく応援マットは、厚さが11mmなので、床の高さを大きく変えることなくフローリングを施工できる画期的な床遮音材です。無料のパンフレットやカットサンプル、施工要領書など技術資料のご用意もありますので、マンションリフォームでフローリングを張りたいとお考えの方は、資料をご請求ください。
また、わんぱく応援マットの採用が決定したら、管理組合に提出する書類のご用意もありますので、気軽にご請求ください。