キズではなく、家族の思い出
無垢フローリングにするのなら、多少のキズは気にせず、重厚感と、気持ちよさ堪能するというのも選択肢の一つです。
建築条件付きのお宅でも、床を無垢フローリングに変更することは出来るのです。無垢材は諦めたくない・・・。その気持ちがあれば大丈夫です。
建築条件付でも、無垢に変更
ご主人の竜司さんは建築現場で施工管理を担当、清美さんは設計士。プロと生活者、ふたつの視点が生かされたこだわりの新居です。14畳の陽だまりのリビングはうらやましい限りで、対面式キッチンも開放的です。リビングの脇にはSOHOスペースを設け、妊娠前の清美さんは在宅で仕事をこなしていました。
年末には待望の赤ちゃんが誕生します。今度は竜司さんと赤ちゃんが、二人で“ゴロン”を楽しむのでしょうか。そんなとき、自然素材でよかったと改めて実感するはず。
張替えが難しいから、床は無垢
建築条件付だったこの物件は、使用する建材にも指定があったといいます。でも、床材だけは自然素材の「ごろ寝フローリング」にこだわりました。
「家作りに予算はつきものです。後の出費を抑えるためにも、張替えが難しいフローリングは、最初からいいものをと思っていました。家族が集まるリビング、寝室、将来の子ども部屋は無垢材に。でも、利用頻度の低い納戸と、汚れやすいキッチンは合板で十分。使い分けることで上手にやりくりしました」
無垢の床に寝転んで、大喜び
「主人は、無垢材も合板と大差ないという考えの人。ところが、出来上がってみると、「気持ちいい!」って床に寝転んでは大喜び。肌で違いを実感したみたいです」
まだまだ、無垢材の気持ちよさを知らない人は多いと思います。最初は清美さん自身も「水をこぼしたらシミになるのでは?」、「反りや縮みは大丈夫?」と不安があったそう。
「今ではまったく気になりません。それより、ホコリがたまりにくかったり、雨期でもサラサラだったり、合板にはない快適さに満足しています。でも、人の価値感はさまざま。反りや縮み、色褪せなど、無垢材ならではの特色をデメリットと思う人には、あまりおすすめしません」と正直な意見も。
節のあるB級品をチョイス
清美さんが選んだのは、部屋が明るく見える色白のカバ材。「木肌は少しくらいラフなほうが、味があって好き」と、節がある手頃なB級品を迷わずチョイス。オイルは自分で塗り、できるところはどんどん節約。一方、近くにある洗面台がある玄関の床には、水に強いワックスを塗るところなど、さすがにプロの選択です。
限りある予算の中での、選択
「子どもがアトピーだったので、食事には気を遣ってきました。家も安心を一番に考えて建てたいと思って。だから、自然素材を使うことは最初から決めていたんです」そう話す添島晋さん、真理子さんご夫婦は、「ごろ寝フローリング」、「すっぴんクロス」、「ほんものたたみ」を使ってマイホームを新築しました。数ある自然素材メーカーから、「アトピッコハウス」を選んだ理由は?「建材の説明が、素人目線でとても分かりやすかったことですね」と真理子さん。
自然素材だけは譲れない
建築条件付き物件だった添島邸。でも、自然素材だけは譲れなくて、工務店に建材の仕様変更をお願いしたところ、戻ってきた差額分に少しプラスした金額を自然素材にあて、予算内で理想の我が家を手に入れました。「以前暮らしていたアパートと比べると、気になるニオイが解消。それに、夏は扇風機だけ、冬は床暖房なしでも快適です。」
たくさんあったマイホームの夢。すべてを叶えることはできなかたけれど、自然素材を使うことだけは譲れず、譲らず実現させた添島さん。健康という一番大切な夢を叶えられて、ご夫婦ともに満足な様子。
健康な人こそ、無垢の床を
以前から自然素材に関心を持っていた添島さんですが、「雑誌では魅力的に紹介されていても、そんなライフスタイルを実現できるのは、予算にゆとりがある一部の人だけでしょって思っていました。それに、自然素材は、体が弱い人が使う特別なものだと誤解している人、結構いると思いますよ。」
「自然素材だからといって、あまり難しく考えなくていいんです。完成後に何か不都合が出たら、そのつど工務店やメーカーに相談して解決していけばいいだけ。『アトピッコハウス』が、本音で話せる相談相手でよかったです」
キズより快適さを優先
築5年が経ち、リビングや子ども部屋の床に敷いた尾鷲ヒノキは、やさしい飴色に変化して家族と一緒に、いい具合に年を重ね味わいを増しています。
「キズをつけないように気をつけていたのは1年目ぐらいまで。やっぱり小さい子どもがいると、キズは仕方ないですね。
当たり前の暮らしに
ピッタリの昔の家
鎌倉に住むと決めて、やっと出会った高台の家。長谷川さん宅で採用頂いたのは、ごろ寝フローリング(ホワイトオーク自然塗装)です。
鎌倉といえば風情のある古民家をイメージしますが、ごく普通の、昔の家も沢山残っています。
古い家が残っている土地は、家を壊して更地にする費用が発生しないため、一般的な土地よりお得に購入できるというメリットがあります。
壊さない街へ
長谷川さんのお宅では、ごろ寝フローリングのほか、アトピッコハウスの「ほんものたたみ」と、塗り壁材「パーフェクトウォール」もご採用頂きました。
鎌倉といえば、風情のある古民家をイメージしますが、ごく普通の、昔の家も沢山残っています。
しかし、古い家のリフォームは簡単ではありません。耐震性を確保しながら、現代の生活にあった住まいに変身させるのも、技術が必要なのです。
そんな発想があったなんて!
自然素材は無理だと諦めていた長谷川さんファミリーも、大胆な間取り変更と、10カ月の咲紗ちゃんが、素足で遊べる気持ちのいい家というコンセプトに大感激。
自分たちでは、到底考えられない提案と、スムーズなメールのやり取りに、安心して任せられたとそうです。
ここでも、ごろ寝フローリングがお役に立てました。
らしさ、の残る住まい
来日して15年のアンナさんは、日本の趣のある雰囲気に魅力を感じているそう。都内に通勤している長谷川さんも、鎌倉に帰ってくると、ホッとすると教えてくれました。
鎌倉に暮らすと、日々の当たり前の暮らしが、とても愛おしく感じるから不思議です。
ごろ寝フローリングと、塗り壁「パーフェクトウォール」の家で気持ち良くお過ごし頂きたいと思います。
本当に快適で、大満足
理想の家が手に入ると、「実はね・・・」と人に言いたくなったり、人を招きたくなったりするみたい。明るく、動きやすいリビングで、「使いやすいわ~」と、つい口にしてしまうという宮澤さん夫妻。
床は、さんごろ寝フローリング(ナラ自然塗装)の床暖房対応品をご採用頂きました。
「耐震補強、バリフアリーに加え、冬の寒さと夏の暑さに悩まされない、明るく快適な我が家が夢」でしたと、ご主人の良一さんが教えてくれました。
奥さんのやよいさんも、夢がかなって、大満足だそうです。
孫にアレルギーがあるので
自然素材については、特別関心がなかったんだけど、孫にアレルギーがあると、ほんの少し話したら、工務店さんが丁寧に、自然素材のことを話してくれました。
それに、工務店社長の自宅でごろ寝フローリングの気持ち良さを実感したら、やっぱりこの方がいいかなと思いました。
それに信頼している工務店さんがすすめてくれるんだから、いいものだろうと思って決めました。住む人の生活を考えて、見た目のかっこよさより、安全、長持ちの家づくりをしているところにも心が打たれました。
素足で過ごせて、気持ちいい
壁は、トイレの壁やクローゼットの中に至るまで、すべて「はいから小町」、天井は「すっぴんクロス」、床は、自然塗装、床暖房対応の「ごろ寝フローリング」です。
「フローリングなのに、たたみみたいですね」。ご主人のその一言が、素足で過ごせて、寝転べる無垢フローリングの気持ち良さを物語っています。
リビングの壁には、お孫さんの手形が刻まれています。施工マニュアルにはない「思い出づくり」は、この手形が家族の絆になると理解できる工務店だからこそ叶ったことと言えます。
目を奪われる、美しい仕上がり
「工務店の社長もいい人なんだけど、職人さんが気持ちよくってね。ササっと棚をつけてくれたし、本当に丁寧に工事をしてくれました」と、宮澤さん。
目を奪われるように「はいから小町」の美しい仕上がりや、手作りの作業台を前に、宮澤さんは、更に満面の笑みを浮かべてくれました。
気持ちよく仕事ができると、仕上がりもいいし、お客様にも喜んでもらえる。そうすると、もっと頑張ろうと腕をふるってくれるから、いい循環が始まるのだそうです。
寒い家を温かく
家族と共にかけがえのない60年を過ごしてきた歴史ある日本家屋を、大規模リフォームしました。
採用頂いたのは、ごろ寝フローリング(ナラ自然塗装)と、珪藻土塗り壁はいから小町、そして床用クリーナーこめっとさんです。
いつか手掛けることになるリフォームの為に勉強しよう。そこで、藤村綾子さんは、自然素材の気持ち良さ、寒くない家づくりを学びました。
優先順位はバリア
フリーと自然素材
玄関に隣接した大きな和室は、結婚式とお葬式の為だけに使う部屋。ある意味無駄なスペースです。でも、お客様が口をそろえて見事だという。
大切に、愛情いっぱいに住み続けられた家は、生き続けているんですね。建て替えか、改築かを悩んだ末に、自然素材を使って大規模改築することを決意されました。
居間には、暖炉も付けました。
自然素材だから、
60年前の床柱も納得
築60年の古民家の改築は、思い通りにはいきません。TVを設置したい場所に筋違がある。お父さんと意見が違う。
見切り発車でスタートせざるを得なかった工事は、断熱材をたっぷり使って暖かくて、明るい機能的な家に生まれ変わりました。
もちろん、床は、ごろ寝フローリングなので、足元も冷え冷えとしません。しかも、自然塗装品を採用頂きましたので、より一層温もりを実感頂けています。
お父さんの書斎も、こんなに立派に仕上りました。
予想外のこともありました
リフォーム前は、部屋の中で焼肉もOKだったのが、今はキレイ過ぎて魚を焼くことすら躊躇してしまうそう。
「あんまりキレイ過ぎるのも考え物です」と、おもてなし上手の綾子さんが最高の笑顔で教えてくださいました。
この笑顔があるから、60年の古民家が生き生きしてくるんですね。
お友達が気持ちいいね、って
「夏は玄関に入るとスーッと涼しく、冬は、今もホラ、暖房を少し入れただけでポカポカしてくるでしょう。珪藻土の効果って宣伝だけじゃなかったね。」と話してくれた関根さん。
40年住み慣れた家を建て替えて1年が経過しました。
関根さんのお宅では、ごろ寝フローリング(尾鷲ヒノキ)と、珪藻土塗り壁はいから小町、カオリンの壁パーフェクトウォール、床用クリーナーこめっとさんをご採用頂きました。
心地よく暮らしたい
関根さんが希望したのは、40年前と同じ無垢材と塗り壁を使ってもらうことでした。でも、新しい家にはそれまでの暮らしにはなかった快適さがプラスされていたんです。
関根さんが依頼した工務店は、半世紀のお付き合い。「建替えるなら、同じ工務店に頼む」と生前ご主人が話していたこともあり、迷うことなく工事を依頼されたそうです。
地元工務店に頼むことに
迷いは無かった
「先代は昔気質の腕の良い職人さんでね。今はオシャベリが得意な社長が直ぐに飛んできてくれて、雰囲気の優しい設計担当の奥さんと、いいコンビ」。
大人4人暮らしの関根邸は、それぞれのプライベート空間を確保しつつ、お互いの存在が適度に感じられる間取りになっています。
無垢フローリングの温もりも、大切な役割りを担っています。
設計のポイントは、もう1つ
最近の異常なまでの夏の暑さ対策として、南側に大きな窓を造りませんでした。結果的に冬も暖気が逃げにくく、暖房使用量が格段に減り、夏も冷房をフル稼働させなくても快適だったそう。
一歩踏み込んだ、良い意味で遠慮のないプロとしてのアドバイスは、地元工務店ならではです。
自然素材と、地域の気候風土を熟知した、歴史ある地元工務店に家づくりを依頼するって、やっぱり良いですね。
床も無垢にリフォーム
「青木住設」の前身は、住宅設備機器の販売、住宅設備工事やリフォーム、家庭用LPガスの供給を行う青木住宅設備機器店。平成11年、自然素材住宅も手がける「青木住設」として新たな一歩を踏み出しました。「もとはガスや住宅設備を扱う会社でしたが、自然素材を提案するにあたり、古いイメージを一新したくて1年半前にリフォームしました」。床は、アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング」に張替えました。
自然素材の魅力を感じる場所
「自然素材ってどんなもの?本当にいいの?」という疑問解決のために、見て、触れて、感じて自然素材を知ってもらうための場所でもあります。取材の途中、「最近、40代のご夫婦と、自然素材を使ったリフォーム契約が決まった」と嬉しい話題が。
自然素材のメリットを知らない人は、新建材のデメリットも知らないはず。その差を理解してもらうために、青木さんの挑戦はまだまだ続きます。
壁も珪藻土の塗り壁に
リフォームの際、壁には珪藻土塗り壁「はいから小町」のれもん色をチョイス。奥様の弘美さん曰く、「昼間は電気をつけなくても明るいし、夏でも午前中はエアコンなしで快適」と満足気。
他社の珪藻土に比べて、鞄などをぶつけても崩れない丈夫なところも気に入っているといいます。
自然素材で、家族の健康作り
「今は、自然素材とひと口に言っても種類が多いので、『アトピッコハウス』の建材ならではの特徴を書いたオリジナルの説明シートを使って、独自性をアピールしています」と余念がありません。
「そうは言っても、つくば市周辺で自然素材の認知度はまだまだ。でも、母親同士が集まると、アレルギーに悩むお子さんの話しをよく聞くので、住まいを自然素材に変えることが、家族の健康作りにつながることを糸口に、アピールしていきたいですね」と弘美さん。
当初は、黒い床を
イメージしていました
暖かい日差しに包まれた空間が広がるのは、日赤医療センター近くにある「せりえ鍼灸室・広尾」。マタニティ専門の治療室です。
「床は、ウォールナットを希望していました。でも打ち合わせをしていく中で、自分の目指す治療院には、もっと相応しい素材があることがわかってきたんです。」とお話しくださる辻内敬子院長。
結局採用頂いたのは、ごろ寝フローリング(メープル)でした。
ウォルナットは柔らかい素材よりも冷たく感じること。黒い床はホコリが目立ちやすいことなどを工務店にアドバイスしてもらい、女性が寛げる風合いを目指して、メープルの床にしたのです。
デザインの相談も出来ます
工務店というと、大工仕事や営繕は得意だけど、センスが悪そう・・・。確かにデザイン事務所のような専門家ではありませんが、工務店社長のほとんどが建築士の資格を持っています。
昔と違って、ただ家を建てただけではお客様が満足しない時代。工事だけでなく、素材やデザインに関するアドバイスができるように努力しているのが、優秀な工務店です。
せりえ鍼灸院・広尾では、ごろ寝フローリング(メープル)と、カオリンの壁パーフェクトウォール、床用クリーナーこめっとさんをご採用頂きました。
翌日から患者さんを
迎えられるように
家づくりは、大きな夢。新築やリフォームを考えた時、やりたいことは次から次と出てきます。辻内院長は、「心地良いこと」を第一優先に1つ1つ取捨選択をしていきました。
黒い床が良いけれど、冷たい床はちょっと・・・。
床の暖かさを優先するなら、インテリアで重厚感を演出する方法を考えてみようか。
そうやって、患者さんに快適で、ご自身の希望も叶えられたのです。
家づくりは、バランスです
1つ希望が叶えられなくても、他で補うことは出来ますが、全体を俯瞰することは家づくり初心者には難しい。
だからこそ、小さな疑問を丁寧に解決してくれる信頼できるパートナーの存在が重要になってくるのです。
アトピッコハウスでは、直接、工務店さんをご紹介していないので、自然素材に理解を示してくれる建築会社さんを、ぜひ見つけて頂きたいと思っています。
そして、早い段階から、自然素材を希望していることをお話し頂くとスムーズです。