漆喰・珪藻土・カオリンの壁の製造メーカー アトピッコハウス

安全性に関して
塗り壁選びのコツメール講座 全7回

漆喰か珪藻土か迷っている方、予算がないけど塗り壁は諦めたくないという方、メール講座をご活用ください。

お名前
お住まい
メールアドレス

塗り壁材の
安全性を気にするなら、
注意しないとならないのは、
施工中です

塗り壁は、自然素材のイメージが強いですが、

実際には、色々と化学物質も入っています。
といっても、全ての化学物質が有害な訳ではないので、化学物質が入っていると言うだけで、毛嫌いする必要はないと思います。

ただ、塗り壁の中に入っている化学物質は、様々な効能効果を発揮する反面、デメリットがある場合もあります。

といっても、自然素材100%だから、必ず安全かと言うと、そうでもありません

漆喰は、消石灰を原料にしています。
石灰を燃やすことで、生石灰が出来、それに水を加えると、漆喰の原料となる消石灰が出来ます。100%自然素材です。

しかし、消石灰は、目に入ると失明する危険性があるので、決して安全な素材とは言えません。もし、DIYする場合は、目を保護することが大事です。

また、消石灰に水を加えても、壁に塗れるような「ねばり」は出てこないので、糊やスサといった副資材を加えます。

昔は、ツノマタという海藻糊を使っていましたから、こちらも天然のものでした。スサもワラや麻といった繊維ですから、天然のものです。しかし、今の時代、ツノマタや天然のスサを使った「本物の漆喰」を使って工事するケースは、ほとんどありません。

天然ノリの代わりには化学糊が使われ、天然スサの代わりに化学繊維が使われる訳です

だからといって有害だとか、悪いという訳ではありません。

注意しないとならないのは、消石灰は、目に入ると失明の危険性があるという点なのです。だから、消石灰を原料とした漆喰をDIYすることは、お勧めできないし、注意が必要だということなのです。

少し割高ですが、最近では、あらかじめ水で練った漆喰も売られているので、DIYで漆喰を塗るのなら、そういった製品を選ばれるのも、悪くないかも知れません。

ただ、漆喰は、強アルカリなので、直接手に触れたりするのは、危険です。
もし素手で触っていい漆喰だとしたら、それは消石灰を原料とした「本漆喰」ではなく、漆喰調の塗り壁だと思います。

また、塗り壁の中には、素手で触れないほうがいいような成分が入っている場合もあるので、

もしDIYする場合は、製品を購入する前に確認した方がいいと思います。

ただ、工事をプロに依頼する場合なら、予算と好みで選べばいいと思います。塗っている時に多少危険な材料が入っていても、乾燥すれば、ほぼ問題がなくなります。

最近では、乾燥してからも長期にわたって、有害物質が揮発するような危険な塗り壁は、ないと思います。

主に入れられている化学物質は、樹脂系の素材と、有機溶剤だと思います。

樹脂は、割れにくくするため、有機溶剤や混和剤は、乾燥を早めるためですが、樹脂の種類と含有量によって、経年変化で、徐々にやせてきて、ひび割れが発生する場合があります。また、有機溶剤は、素早く乾燥することで、工事が早く終わったり、アクを止めたりしてくれますが、体には良くありません。

ただ、それは工事中だけのことであって、乾燥すると、急激に揮発量は少なくなります。
といっても、有機溶剤が入った塗り壁は、なるべく使いたくないと思いますね!

アトピッコハウスの3種類の塗り壁には、全て、有機溶剤は入っていません

ただ、カオリンの壁「パーフェクトウォール」は、素材特性により乾燥が早いので、プロ専用の商品として販売させて頂いています。

珪藻土塗り壁「はいから小町」、花の塗り壁「漆喰美人」も、プロ用に開発した商品ですが、乾燥が遅いし、素肌に触れても、危険ではないので、DIY用としてもお使い頂けます。「はいから小町」は、下塗りの必要がないし、何度でも塗り直しが出来るので、その点も好評です。

硬く仕上がるので、壁がボロボロしたり、洋服が白くなったりということもありません。

ただ、表面が堅いので、痛いという印象を持たれる方がいるかも知れません。しかし、壁を頬ずりする人もいないと思うので、特に問題はないと思います。

アトピッコハウス製品の資料やサンプルをご希望の場合は、こちらからご請求ください。

資料・サンプルのご請求はこちら
塗り壁の正しい選び方

【塗り壁全般・素材選定】

【性能・素材特性】

【施工・メンテナンス】

【自然素材全般】