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お客様の声

毎日が自然素材につつまれて

横井邸

神奈川県平塚市

信頼のリレーが生んだ、
まるごと自然素材の家

横井家は、平塚に暮らす5人家族。日曜の昼間、車を走らせたどり着いた静かな住宅街。その中で、新築ながら味わい深く、ひときわ住む人らしさがにじむ一軒家、それが横井邸でした。家の前には、家族全員の自転車がずらり。賑やかな家族像を想像しながら、洒落た無垢の玄関扉を開けると、お母さんの昌美さんが迎えてくれました。続いて、長女の美空ちゃん、3歳の七海ちゃんも。

横井さんとアトピッコハウスとは、もう10年を超えるおつき合い。出会いは、小麦アレルギーで悩んでいた美空ちゃんのために食材を購入したのがきっかけでした。その後、子どもたちの健康について相談を重ねるうちに、人対人の深い信頼関係を築いてきたそう。

家族が増えて社宅が手狭になったとき、そろそろマイホームを、と決意した横井さん夫婦。建てるなら、もちろん、家族が健康で暮らせる安心な家。そこで、たたみ、木材、クロス、珪藻土、そして家具に至るまで、良質な“本物”をアトピッコハウスにお願いすることに。工事を担当した杉崎工務店との縁も取り持ってくれたといいます。

「信頼する、アトピッコハウスというフィルターを通しているから、安心でしたね」と昌美さん。「もっとこうして」という職人さんへの要望も、アトピッコハウスが仲介役になって伝え、早いうちに解決。「こんなはずじゃなかった」がない家作りができたといいます。

「ほんものたたみ」で作った、
家族の憩いの間

横井家を初めて訪れた人は、リビングに入った途端、桧づくしの天井にため息がこぼれるはず。なんて、清々しい美しさ。床には丈夫で傷がつきにくい「ごろ寝フローリング」のナラ材が敷かれ、「山小屋みたいな」というテーマどおり、木のぬくもりに満ちた空間が、そこにはあります。

「壁まで無垢にすると、木の節に見つめられているようで落ち着かないって。アトピッコさんがアドバイスをくれたんです。実際、壁は『すっぴんクロス』にして正解」だったとか。個人宅では珍しい、たたみ敷きの小上がりもみんなのお気に入り。子どもたちがトランプをしたり、遊びに来たご両親がくつろいだりする、この家に欠かせない団欒スペースです。

和室が多かった社宅では、お子さんの健康を考え、薬剤処理がされていない良質なたたみにこだわったそう。最近のたたみは表はビニール製が多いこと、着色剤や防虫剤が使われていること。そのとき、ほとんどの人が知らずに通りすぎる、たたみの現状を知った横井さん。だからこそ、今回選んだのは、化学処理をしていない、表は国産イグサ、床はワラ100%の「ほんものたたみ」でした。

「縁の色は、迷ったあげく淡いグリーンの『カモミール』に。洋室と隣り合うから、控えめな方が違和感がないだろうって。ちょっとしたことでも、プロならではの助言が有難かったですね」

子どもが健やかに育つ、
間取りにこだわって

キッチンではフライパンを握り、みんなのためにパンケーキを焼く美空ちゃんの姿が。子ども達の様子が一望できるこの対面式キッチンも、こだわりのひとつだといいます。

「対面式キッチンもそうですが、子どもの健やかな成長を願うなら、家の中で家族がつながっていられる間取りって大切だと思うんです」。だから、玄関からの動線も、リビングを通って家族の顔を見て2階へ、という流れにしました。これから思春期を迎える子どもたち。家族の中で小さな波が立ったときにこそ、この家が持つコミュニケーション力が発揮されるのかもしれません。

午後2時をまわる頃、「ただいま!」の声とともに現れたのは、ラグビーの試合から帰った長男晴生くんと、お父さんの英生さん。着替えもそこそこにごはんを頬張る晴生くん。傍らでは大好きなアニメキャラクターの衣装に着替えて、上機嫌な七海ちゃんの姿が。みんな裸足で、自然素材の気持ちよさを足下から楽しんでいるよう。

自分から知ろうと思う、
その一歩が大切

これから、こだわりの家を手に入れたい人にアドバイスは?

そんな質問に「諦めないこと」と、横井さんは答えます。中には、「自然素材は高いですよ」と一掃する施工業者もいるでしょう。そんなときこそ、価格帯や素材について自分で調べてみる、“さらなる一歩”が大切。予算内でできることは何か…、いい家を望むなら自分で動く努力を惜しんではいられません。

横井邸を担当した杉崎工務店は、アトピッコハウスの商品を通じて、自然素材に共感を抱いた理解ある作り手です。現在、職人を束ねるのは、2代目の杉崎透さん。ビニールクロスなどいわば、“偽物”の素材より、珪藻土や無垢材といった“本物”を使った家が、住む人の心と体にいいことをきちんと心得ている人。会社がある二宮から近いこともあり、横井家に頻繁に足を運んで打ち合わせを重ねるなど、こだわりを叶えるための細やかなサポートにも定評があります。

良質な素材を扱えることに喜びを感じ、手間はかかってもそれを職人冥利だと思える作り手が理想的。実際、作る側が楽しんで建てた家は、間違いなくいい家になるものです。

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