ネガティブ・ケイパビリティ　帚木蓬生著

理解できない、知らないことは
人にとって不安で、

だから経験や理屈をつけて
論理的に解決をして納得しようとする。
それは脳の性質らしいのですが、

それに耐えうる力を
ネガティブ・ケイパビリティと表現し、

この能力を身に着けると、
日々が楽に生きられるというのです。

確かに解決困難な事柄は日常に溢れているし、
自然素材っつうもんと付き合っていると、
人間の理解を超えたところで動いていることに気付ける。

大自然の一部分を切り取って、
活用をしているフローリングや塗り壁なのだから、

そんな人間の浅知恵では、
とうてい理解できませんよぉ！

と、叫びたい思いをこらえて
日々の問合せに対応をしていると、

細かく理解しようと努力する人ほど、
家づくりに失敗するケースが
多いということにも繋がり‥、

ネガティブ・ケイパビリティは、
暫くの間、私の中でキーワードになりそうです。

写真はＧＷ中に乗換経由地だった
韓国済州島でみつけた大盛況のお茶屋さん。
見事な茶畑とビジネスセンスに感動して帰ってきました。

韓国で読んだ1冊が
「ネガティブ・ケイパビリティ」帚木 蓬生著

あの山を越えて
誰も見たことのない未来を目指し、導ける人。

遠藤 晃 (Akira Endo)先生に教えていただいたことで、
印象に残っていることの１つです。
フレーズの正確さには自信がありませんが、
かなり頻繁に思い出す言葉です。

価値観の合うパートナーをみつけることが
家づくり成功の秘訣。

家づくりに成功した方は、
条件から取捨選択するのではなく、
価値観で取捨選択し、条件で絞っていっています。

読書は価値観の見極めの１つになります。
「すきな本」に共感する部分があったら、
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まずは家づくりの知識を増やしてみては如何でしょうか。

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