人がいて食べ物がある紅茶
私には何人かの恩人、メンターが存在していますが、
私が小さな会社のマーケターと評価してもらえるようになったのは、
紛うことなく紅茶研究家
磯淵猛先生のお蔭です。
とはいえマーケティングのレクチャーを
受けたことはありません。
教えてもらったのは紅茶のこと。
だけど先生が教えてくれる紅茶には、
必ず人がいて、食べ物があり、
学術としての紅茶ではなく、
今の時代に受け入れられる紅茶の話なのです。
だから大手企業も先生を必要とし、
キリンやモスのコンサルティング話から、
経営のヒントをたくさんいただいた。
人がいれば
ホストとしての心構えが必要で、
それは、おもてなしになり、
先生のおもてなしを受け続けた私は、
結果としてマーケターと評されるようになった。
ような気がします。
紅茶が人をつなぎ
食べ物を引き立てる。
それを自ら実践されてきた先生は、
いつも優しく、
紅茶専門店ディンブラは、
私にとって
唯一無二の場所になりました。
人生に別れはつきもので、
神様は順序を守ってくれたけれど、
ディンブラに行っても、
裏から出てくることはないし、
テーブルで1時間、
私の愚痴を聞いてくれることもない。
もっと午後TEAの裏話も聞きたかったし、
先生が珍しく強硬に私に勧めたテニスも
まだお手合わせしてないよー!
仕事旅行社の記事を読みながら、
改めて大きな存在を失ったことを
突き付けられました。
あんなに評価していただきながら、
何者にもなっていないし、
何も形にできていないことが申し訳なくてならない。
人生にそのうちは、ありません。
紅茶を通して先生に出会えたこと。
紅茶からたくさん学べたことに感謝して、
先生のようなおもてなしを目指して、
仕事旅行をされる方を、
お迎えしたいと思います。
「磯淵猛 お別れの会」
日時 2019年3月30日(土) 10時~12時
会場 鎌倉ファミリーホール
住所 鎌倉市大船 2-17-15
終了後、ディンブラで偲ぶ会が開催されます。
ご家族も、
ディンブラスタッフも、
先生亡きあと、
とにかく店を守っている。
不安なこともたくさんあるだろうに、
来店されるお客様に
心づくしのおもてなしを続けている姿が
先生と重なる。
泣き崩れることは、ある意味簡単だけど、
残された私たちが、
できることを、続けていきたい。
/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/
価値観の合うパートナーをみつけることが
家づくり成功の秘訣。
家づくりに成功した方は、
条件から取捨選択するのではなく、
価値観で取捨選択し、条件で絞っています。
この投稿に共感する部分があったら、
アトピッコハウスのHPやブログで、
まずは家づくりの知識を増やしてみてもいいかもしれません。
アトピッコハウス公式サイトhttp://www.atopico.com/
メールで学ぶ自然素材の家づくりhttps://www.atopico.com/atopicostyle/
不定期メルマガhttp://www.atopico.com/mailmagazine/form_02.html
アトピッコハウスブログhttps://www.atopico.com/
この記事へのコメントはありません。