老化のサイン２　ムラのある食欲

2歳から、食物アレルギーのあるくるみに合わせて、
動物性たんぱく質をのぞいたフードを食べていた華子ですが、

子供の頃から食が細く、
特に夏は、本当に食べなくなりました。
毎年、そんな風に過ごしていたので、

10歳の夏も食べなくても大丈夫だろうと、
高をくくっていたら、
脱水症状となり急遽病院で点滴を打ってもらいました。

この時から、
アレルギーフードをやめ、
肉食に変更したところ、
ガツガツと食べるようになり、

随分と不味い食事をさせていたんだなと
切なくなったことを覚えております。

そこから楽しそうに食事をしてくれるようになりましたが、
亡くなる1年ぐらい前から、
3日分食べたんじゃないか！？と思うような食欲があったかと思うと、

それから数日、まったく食べる気配がなくなり‥。

元々、食への関心が少ない子だったので、
こんなもんかと考えていたのですが、

これが１つの老化のサインだったようなのです。

食べたり、食べなかったり。
昨日好きだったフードが嫌いになり、
今日は何が食べたいですか？

と缶詰を見せて聞いてみたりしていました。

そんな暮らしが1年ぐらい続いたかな。
亡くなる2か月前、
これも１つの老化のサインと主治医に教えてもらいましたが、

犬生の後半戦に、美味しい肉食を、
たくさん食べさせてあげられたのは、
私の１つの救いになっています。

2018年4月、華子が17歳半で旅立ちました。
くるみ2003年生まれ。
健康住宅同様、ペット対応住宅も花盛りですが、
我が家の実体験、綴っています。

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