工務店を応援していて嬉しいこと
応援している建築会社から嬉しい報告がありました。
お待ちいただける建て主様が4組になったというのです。
アトピッコハウスが応援している建築会社は、
全国規模のハウスメーカーと違い、
1年に数棟、最大でも10棟程度が限界の小さな建築会社です。
そのためタイミングによっては、
お応えできないケースもありますから、
4組の建て主様がお待ちいただけるというのは、
それだけ建築会社に魅力を感じていたけているということなので、
応援してきた私としては、
感慨深いものがあるのです。
しかも4組目のお客様が、
「色々みてきたけど信頼できる」と言って下さったというから、
ますます嬉しくなりました。
そう、この会社の長所は真面目さ。
3代続いているということだけでも信頼感が増しますが、
実直や真面目って、
伝えにくいし、ウリになりません。
当たり前ですから。
でも建築業界は、当たり前のことが、
当たり前にはできていないのです。
小さな建築会社は、
全国規模のハウスメーカーのように
営業マンや事務担当が不在のことが多く、
担当が打ち合わせから工事管理まで、
責任をもって受けてくれますが、
伝言や折り返し電話がスムーズでなかったり、
メールやFAXが届いていない、ということがあるのです。
確かに事務所にずっといるわけではないから、
メール返信が遅れたり、
FAXチェックが遅くなったりするとは思うのですが…。
せっかく良い家をつくっていても、
もったいないなぁ、と感じています。
真面目で、丁寧な家づくりをしていても
連絡がスムーズでないと、
良さが半減してしまうんですよね。
だからアトピッコハウスの応援は、
メール返信や、
社内での情報共有の仕方から始まります。
最初の頃は、
メールを代行して書くこともしますが、
4組も待ってくださるようになると、
メール返信だってスムーズだし、
私がメール添削する必要もなくなります。
人は成長しますから。
もう一つ、最近力を入れているのが、
現場見学会のしつらえ方。
常設のモデル棟を持っていない建築会社は、
引渡し前の住まいを2日間程度開放して、
検討している建て主様に、
見学をしていただきます。
それを、現場見学会と呼んでいるのですが、
真面目で腕に自信のある工務店ほど、
見せ方に工夫をしないのです。
現場見学会にいらっしゃる方々は、
家づくり未経験者。
出来上がった箱を見せられても、
実際に、どんな風に暮らしていいのかイメージができません。
だから住宅展示場の家は、
今日から住めるかと思えるほど整っています。
単なる箱を見せられて、
ここが寝室で、
子供部屋はこんな感じで、と口で説明されても、
ピンとこないのです。
だから、どんな風にお住まいを整えたらいいのか、
お客様への説明の仕方、
そして完成写真を、どういう風に撮影したら、
建て主様が興味をもって下さるのかを一緒に考え、
時には撮影に立ち会います。
そして最大の応援と、
私の得意なことは、緩衝材になること。
小さな建築会社は、
人間関係が密になりやすい。
家族的で良い部分もありますが、
なぁなぁになったり、
不満が言えそうで言えなかったりということがあるものです。
小さな会社のアトピッコハウスだからこそ、
その気持ちわかるよ~!となるのです。
コンサルタントのようなアドバイスはできませんし、
コーチングのようにTアップなどという単語も使えませんが、
寄り添い、耳を傾け、
愚痴を受け止め、また笑顔になれるお手伝いを続けていたら、
4組の建て主様が待って下さるようになりました。
何より嬉しいのは、
それを報告してくれたこと。
伝えるって、大事ですよね。
また頑張れます。
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価値観の合うパートナーをみつけることが
家づくり成功の秘訣。
家づくりに成功した方は、
条件から取捨選択するのではなく、
価値観で取捨選択し、条件で絞っています。
この投稿に共感する部分がある方なら、
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まずは家づくりの知識を増やしてみてもいいかもしれません。
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