アク止め下塗材
お料理でも厄介者扱いですが、家づくりでもアク対策は肝になります。ビニールクロスは何もしなくてもアクが目立ちません。だから、とっても便利なのですが、自然素材はそうはいきません。アクによって工事が長くなったり、仕上げが美しくなくなったりするのです。
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塗り壁が綺麗に仕上がって安心していたら翌日、アクが染み出ていた‥。これは自然素材を扱ったことのある建築会社や職人さんなら、一度や二度は味わったことのある失敗。「珪藻土塗り壁はいから小町」を発売した直後のアトピッコハウスも、このアクで何度泣かされたことかわかりません。そこで一念発起して作った商品が「下塗革命」なのです。
「下塗革命」の最大の長所は、乾くと白くなること。アクは赤っぽく染みてきます。その色が「下塗革命」の白と対照的なため、瞬時に判断できるのです。古い塗り壁や繊維壁でも、表面がボロボロと崩れない程度の状態であれば、既存壁を剥がさずそのまま直接塗ることができます。
本当は100%アクが止まります!と宣言したところですが、アクは簡単には負けてくれません。今までの経験だと7割程度の確率で、一度で止まります。一度で止まらなかった場合でも、2回重ね塗りしていただければ止めることができます。
「下塗革命」はアクを吸い出して固める、という性質があります。水分量が多いと、アクがたくさん染みでてきますが、固める力が弱くなります。何回塗っても止まらない場合は、水分量を確認してみてください。
「下塗革命」の材料費は、一般的な下塗り材と比較しても、それほど高いものではありません。施工費は「ハッピーシーラー」より高くなりますが、ローラー施工の「ハッピーシーラー」より、コテ施工の「下塗革命」のほうが左官職人さんは慣れています。
下塗革命の詳細
アク止め、下塗り、シーラー処理の工程が一度に終了します。
2時間ほどで初期乾燥、アクが目視で確認できます。
シンナー系の材料は使っていないので、ツンとしたニオイもありません。
ここが革命的
一般の仕上げ工程 | アク止め有りの工程 | 下塗革命の場合 |
---|---|---|
継ぎ目メッシュテープ | 継ぎ目メッシュテープ | 継ぎ目メッシュテープ |
パテ処理 | アク止めシーラー | 下塗革命施工 |
1日養生 | 2時間以上養生 | 12時間養生 |
シーラー処理 | 下塗り材施工 | 上塗り材施工 |
2時間以上養生 | 1日養生 | |
上塗り材施工 | シーラー塗布 | |
2時間以上養生 | ||
上塗り材施工 |
粉で届く
攪拌機を準備
体験教室
「下塗革命」施工後、数日から数週間放置して「珪藻土塗り壁はいから小町」を仕上げていただいても問題はありません。
下塗革命についてお客様から寄せられた、ご質問にお答えします。
施工についてはプロ施工サポートでご紹介しています。
下塗革命単体の資料はありませんが、塗り壁材のパンフレットや見本帳をお届け出来ます。資料をご希望の方は、お問い合わせの方は、こちらから承ります。