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漆喰と言えば、白い壁というイメージが強いと思います。
事実、白以外の漆喰があることをご存じない方も、多いと思います。
では、なぜ、白い漆喰が一般的で、白以外の漆喰を見かけることが少ないのか?
そして、漆喰美人のカラーバリエーションがどうなっているのか?
詳しくご説明していきます。
漆喰の原料は、消石灰です。
そして、消石灰は石灰岩を原料にしています。
鍾乳洞などでも良く見かける「白い岩」です。
この石灰岩を焼いて出来るのが、生石灰(きせっかい)と呼ばれるものです。
文字は「生(なま)」と書きますが、別に生ではなく、石灰岩を焼いて出来るものが、生石灰と呼ばれる製品だということなのです。
そして、この生石灰に、水を加えたものが、消石灰といって、漆喰の原料になる訳です。
ただし、消石灰だけでは、壁に塗れるような粘度は出ないので、糊その他の副資材を加えます。
着色しない限りは、白い塗り壁だし、白いまま徐々に固まりますので、
漆喰と言えば、白い壁ということになる訳です。
ただし、白以外の漆喰がない訳ではありません。
色々な「色粉」を混ぜて、着色することが出来ます。
しかし、着色した漆喰は、壁に塗る際、色ムラが発生することが多くて、
難しいのです。
特に、濃い色になればなるほど、余計に難しくなります。
そこで、ポイントとして、壁の一面とか、一か所といった使われ方をすることが多いのです。
狭い面積だと、難しいといっても、失敗する確立は下げることが出来ます。
消石灰を原料にしたものが、本来の漆喰ですから、
それ以外のものは、漆喰ではありません。
アトピッコハウスの漆喰美人も、原料が消石灰ではないという意味においては、漆喰ではありません。
しかし、漆喰調に仕上がる塗り壁だという意味においては、立派な漆喰です。
では、漆喰調というのは、どんな仕上がりのことでしょうか?
昔の漆喰は、まるでペンキを塗ったかのように、ペタッ、ツルッとしています。
つまりパターンがついていない訳です。
原料の粒子が細かいので、鏡のように光る場合もあります。
漆喰美人は、モンモリロナイトという化粧品にも使われる鉱物を使っています。
調湿性がそこそこあって、消臭性能の高い素材です。
漆喰美人のカラーバリエーションは、白を基準に全8種類あります。
色の名前は、基本の白が、夕顔で、他の色も全て、花の名前になっています。
別に花の成分を使っている訳でもなんでもなく、その花の持つ色のイメージを商品名に使っているのです。
忘れな草、つゆ草、りんどう、花みずき等々、いったいどんな色なのだろうと思いますよね?
室内の壁や天井を塗り壁にすると、断然豪華さが違ってきます。
漆喰美人は、本物の漆喰ではありませんが、漆喰調に仕上がって、調湿性能も消臭性能も高くて、
パターン仕上げも出来ます。
夕顔
都忘れ
萩
すいせん
こでまり
葉ぼたん
水芭蕉
われもこう
塗り壁というと、ボロボロと崩れてくるし、洋服をこすったりすると、白く汚れるというイメージが強いと思います。
しかし、漆喰美人は、珪藻土塗り壁はいから小町と同様に、にがりと、マグネシアで固まるように作っているので、
ボロボロしませんし、洋服をこすっても、白くはなりません。
画鋲も刺せるし、ポスターも貼れます。
色は好みですが、8色の選択肢があれば、
迷う楽しさもあるのではないでしょうか?
漆喰美人は、消石灰を原料にしていないので、本漆喰と呼ばれる製品ではありません。
ただし、白を基調として、カラーバリエーションは、8色もあるので、迷う楽しみがあると思います。
またペタッ、ツルッとした漆喰調に仕上げることも出来るし、大胆なパターン仕上げにすることも出来ます。
ビンクや黄色の漆喰壁というのも悪くないと思います。
そして、漆喰調と呼ばれるツルッとした仕上げよりも、ある程度のパターン付けをした方が、
塗り壁らしくていいと思います。
といっても、あくまで好みの問題です。
漆喰美人なら、漆喰調に仕上げることも、パターン仕上げにすることも出来ますので、選択の幅が広がると思います。
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