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アトピッコハウスには、3種類の塗り壁があって、パーフェクトウォール以外はDIY可能な商品です。
といっても、最近では、DIYに特化した商品が出回っていますから、DIY向きの商品として販売している訳ではありません。
そして、パーフェクトウォールに関しては、DIY出来ない商品として販売しています。
では、なぜ、パーフェクトウォールは、プロ専用なのか、その理由を解説してみたいと思います。
パーフェクトウォールは、「下塗革命」という下塗り材をベースに開発した塗り壁材です。
そして、下塗り材の乾燥時間は、12時間程度で、表面に塗る仕上げ材よりも、乾燥時間が短い商品です。
素人にとっては、乾燥時間が長い方が、作業もゆっくり出来るし、
何度も、やり直しが効いて便利と言えば、便利です。
しかし、プロにとっては、乾燥時間が短い方が、施工後の養生も簡単だし、次の作業にも移りやすいので、
便利です。
それに、パーフェクトウォールは、塗りながら仕上げて行く材料なので、
どんどん乾いていくことを前提にしているのです。
従って、作業スピードの速いプロにとっては、使いやすい商品、作業スピードの遅い素人にとっては、使いにくい商品ということになるのです。
珪藻土塗り壁「はいから小町」や、漆喰調塗り壁「漆喰美人」であれば、何度でも仕上げパターンを変更したり、
コテを当てて、壁をいじることが可能です。
つまり、壁が「水を含んでいる」状態であれば、いじっても、色ムラになったり、ヒビが入ったりということも起きないのです。
しかし、パーフェクトウォールは、乾燥が早いので、塗って直ぐに、表面が乾燥し始めます。
その状態で、いじると、ミルクコーヒーの表面に出来る膜が剥がれるように、表面が荒れてしまいます。
だから、パーフェクトウォールは、塗りながら、どんどん仕上げて頂く商品なのです。
しかも、このスピード感が、施工コストを下げる秘訣でもあるのです。
1度の工程で仕上がる。だから、手間暇がかからないから、施工賃も下げられるでしょ、という理屈になっているのです。
パーフェクトウォールは、塗って直ぐに表面が「皮張り」し始めます。
だから、塗りながら「パターン」をつけないと、あとでパターンを付けようとすると、
コテが引っかかって、動かなくなります。
また、無理にやると、皮張りした表面が引きずられて、見苦しくなります。
つまり、あとでパターンを付けたり、何度もいじることに向いていないのです。
出来る仕上げパターンにも限界があります。
「塗りながら仕上げる材料」ですから、
コテ波仕上げ、ラフ仕上げ、ストーム仕上げといったなんとなくの仕上げパターンが、一番合っています。
クッキリ、ハッキリとしたパターンには、向いていません。
パーフェクトウォールの最大の魅力と特徴は、価格を安く抑えることが出来る可能性があるということです。
材料の価格も、安く設定しました。
施工性も、プロが使いやすいように調整しています。
ただし、出来る仕上げパターンには、ある程度の限界があります。
そうした商品です。
予算はないけど、塗り壁は、諦めたくないという方のための「選択肢」として作っています。
だから、施工賃は、当社の趣旨に沿って、安く設定してもらいたいと思うし、
交渉して欲しいと思う訳です。
ただし、1部屋だけの工事では、価格交渉は難しいと思います。
1F全部とか、家の内装全部といった発注でないと、なかなか価格を「合わせましょう」とは言ってもらえないと思います。
パーフェクトウォールは、乾燥が早いので、プロ専用として販売しています。
この乾燥が早いというのは、プロにとっては、メリットになることもありますが、
素人の方にとっては、施工しづらいので、デメリットになると思います。
そこで、プロ専用として、販売しています。
予算が少ないけど、塗り壁を諦めたくないという場合、1階全部とか、家の内装全部といった感じで、
プロの方に相談してみてください。
パーフェクトウォールは、材料価格を抑えたコストパフォーマンスの高い商品です。
施工性もいいので、施工賃も安く抑えられる筈です。
プロの方に相談してみてください。
資料、サンプル等をご希望の方は、こちらからご請求ください。