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珪藻土に限らず、塗り壁にすれば、価格は当然高くなります。
ただし、それは、何と比較するかであって、
5年、10年で張替えが必要になるビニールクロスは、当初の施工費が安いので、一見安く感じるけど、
メンテナンスしないとみすぼらしくなるから、5年、10年のスパンで考えると、結局高くなる。
では、なぜ、珪藻土にすると、価格が高くなるのか?
解説してみましょう。
また、珪藻土にする価値も、併せて考えてみましょう。
なにと比較するかにもよりますが、たとえば、一般的なビニールクロスと、珪藻土の価格を比較すれば、
3倍から、5倍の価格差にはなると思います。
しかし、もし、エコクロスと呼ばれる布クロスや、紙クロス等と比較するなら、1.5倍とか、2倍の範囲内で、
珪藻土の塗り壁に出来てしまうかも知れません。
では、なぜ珪藻土の塗り壁が高くなるのかというと、工事に手間暇がかかるからなのです。
クロスにしろ、塗り壁にしろ、工事をする前には、床が汚れないように養生したり、
壁の下地を整えたりといった作業があります。
しかし、珪藻土塗り壁の場合は、工事をスタートする前の手間暇が、クロスを貼る工事よりも、余計にかかるのです。
しかも、仕上げの工事や、後片付けも、相当に手間がかかります。
つまり、その手間暇に対する「人件費」が、
クロス工事よりも、高くつくということなのです。
珪藻土の材料代そのものは、それほど高いものではありません。
しかし、工事代と合算したときの金額は、
クロス工事よりも高くなるということなのです。
つまり、珪藻土塗り壁は、手間暇がかかり、その人件費が割高になるので、価格が高くなるのですが、
その場合でも、誰に頼むか、どう頼むかで、工事代金は、変わります。
塗り壁の代金の大半が人件費であると説明しましたが、実際に工事をする職人さんに直接頼めれば、一番、価格が安くなることは確かです。
しかし、なんのつてもなく、素人の方が、塗り壁の職人さんに頼めるというのは、イメージが付き難いです。
塗り壁の職人さんのことを左官といいますが、左官職人さんが、ユーザー直接の仕事を請けているケースは多くないと思います。
となると、建築会社や、工務店、リフォーム会社等に依頼し、左官職人さんに塗ってもらうという流れになります。
すると、当然のことですが、それぞれの会社の管理費や、諸経費が加算されることになります。
これは、クロス工事の場合でも同じです。
珪藻土塗り壁の価格に影響するのは、職人さんが、工事代金をいくらに設定しているか次第なのです。
塗り壁のメーカーとしては、この程度の工事代金が妥当だろうなという、ある程度の目安の金額を持っています。
しかし、工事代金は、左官職人さんが設定する価格次第なのです。
だから、間に入ってくれる工事会社が、いくらでやってくれるか、こちらも、工事会社に聞いてみる必要があるのです。
ただ、一般常識的な工事代金の目安があるので、その範囲内でやってもらえれば、問題ないと思います。
珪藻土塗り壁は、ビニールクロスに比較したら、やはり高いです。
でも、それは仕方のないことです。
しかし、5年、10年で張替えが必要になるビニールクロスと違って、珪藻土の塗り壁は、30年、50年と使えます。
しかも、ボロボロと崩れてこない品質の高い製品だと、ノーメンテナンスです。
5年、10年で張替えが必要となるビニールクロスより、よほど価値があると思います。
新築とか、リフォームをする際の最初の工事代金は、珪藻土の塗り壁のほうが、ビニールクロスよりも、3倍も、5倍も高くなることは、確かです。
しかし、珪藻土の塗り壁なら、30年、50年と、ノーメンテナンスで使える訳ですから、
結果的に安いと言えます。
たとえば、ビニールクロスの場合でも、どんなに傷もうが、みすぼらしくなろうが、20年、30年張り替えないという選択肢もあると思います。
その場合は、珪藻土の塗り壁の方が、結果的に安くなりますよ、というロジックは成立しません。
内装にお金をかけたくないという場合は、それでもいいと思います。
しかし、年々みすぼらしくなるビニールクロスよりも、
年々愛着が湧き、味わい深くなる珪藻土のほうが、どれだけ魅力的だか分かりません。
クロスの場合でも、綺麗で、気持ち良く過ごしたいと思えば、ある程度のメンテナンスが必要になります。
定期的に張替えが必要になる訳です。
ということで、5年、10年というスパンで考えたら、断然、珪藻土のほうが、価格は安くつくと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁はいから小町は、値段は、「普通」です。
特別高くも、安くもありません。
ただし、大手メーカーほどには知られていないので、工事代金を高めに言われてしまう場合もあると思います。
しかし、良心的な心ある工事会社さんは居ます。
そんな会社に依頼されれば、真っ当な価格で、珪藻土の塗り壁にしてくれます。
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