塗り壁比較 サイト ブログ
  • 8:30 ~ 17:30 土日祝日/ 定休

漆喰クロスと、漆喰調塗り壁の違い

2016/12/13
2022/07/04

漆喰クロスという漆喰調の壁紙があります。
調湿性能などの「性能」を求めているのでなければ、
漆喰クロスという選択肢でいい人もいると思います。

では、漆喰クロスとはどんなもので、
本物の塗り壁と、いったいどんな違いがあるのでしょうか?

漆喰クロスと、漆喰調塗り壁の違いについて、
解説してみたいと思います。

アトピッコハウスには、「漆喰美人」という漆喰調に仕上がる塗り壁があります。漆喰は消石灰を原料とする塗り壁ですが、漆喰美人は、モンモリロナイトを原料にしているので、漆喰ではなく「漆喰調塗り壁」です。

漆喰調に仕上がり、漆喰の2倍調湿する「漆喰美人」は、こちら

花の塗り壁 漆喰美人

漆喰に何を望むか

漆喰塗り壁は、クロスにない良さがある

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
漆喰とは、消石灰を原料とした「白い壁」です。

厳密に言うと、白以外もありますし、
一般に「調湿性能」が高いと思われていますが、
その点も違うので、多少説明してみたいと思います。

漆喰と呼ばれるものは、塗り壁の表面の
1mm、2mmの話です。漆喰そのものは、

調湿性能の高い素材ではありません。

しかし、昔の漆喰は、下地が「土壁」だったので、
調湿しました。

また、着色料を混ぜた、白以外の漆喰もあるにはあります。
でも、手間暇が掛かるし、技術的にも
施工が難しいので、一般的ではありません。

漆喰は、調湿建材ではない

調湿する建材に関しては、JIS規格が定められていて、
1㎡当たり70g以上調湿しないとならないことになっています。
しかし、一般的な漆喰の調湿量は、40g程度なので、
JIS規格の最低基準をクリアしていません

つまり、その意味では、調湿建材とは名乗れないのです。

もし、調湿性能を期待して漆喰を選ぶというのであれば、
残念ながら、期待外れになると思います。

調湿性能を求めるなら、漆喰よりも珪藻土塗り壁がオススメですが、漆喰調に仕上がって、調湿性能も期待したいということであれば、「漆喰美人」は、選択肢の一つになると思います。

漆喰調に仕上がって、漆喰の2倍調湿する「漆喰美人」の詳細は、こちら

花の塗り壁 漆喰美人

漆喰調なら、クロスでも良い?

もし、調湿性能を求めているのではなく、
漆喰調に仕上がった壁がいいということであれば、

漆喰クロスでもいいのだと思います。

ただし、クロスは、90cmの巾しかないので、
90cmごとに、ジョイントという「継ぎ目」が
出来てしまいます

腕のいいクロス職人さんが工事すれば、
それほどジョイントが目立つということもありませんが、
もし、より本格的な「見た目」を

追求したいということであれば、漆喰クロスでは、
満足されないかも知れません。

それに、しょせんクロスですから、
下地の紙の上に、漆喰パウダーや漆喰バインダーを
付着させているだけです。

薄さは、0.何ミリといった世界です。
調湿する訳がありません。

調湿性能を求めるなら塗り壁

漆喰は、調湿性の高い塗り壁ではないと言いました。
それに、現代の住宅は、壁の下地が

石膏ボードなので、下地も調湿してくれません。

つまり、石膏ボードの上に1mm、2mm塗って、
調湿性能を期待するのであれば、

漆喰クロスでも、漆喰でもなく、
漆喰調に仕上がる塗り壁を選ぶというのが、
ベストな選択だと思います。

アトピッコハウスの「漆喰美人」は、JIS規格に基づき、94g/㎡/24hの調湿性能を誇ります。消臭性能にも優れ、データはサイトで公開しています

漆喰美人の調湿性能、消臭性能のデータは、こちら

花の塗り壁 漆喰美人

まずは、予算を考えて選択

とはいうものの、漆喰も、漆喰調に仕上がる塗り壁も、
漆喰クロスの手軽さと比較すると、

手間暇が掛かり、価格も高くなります。

もし、より上質な漆喰調の仕上がりを
求めるのであれば、漆喰クロスではなく、

漆喰調に仕上がる塗り壁がいいと思いますし、
本物の漆喰がいいということであれば、

調湿性能は期待せずに、本漆喰を選ばれると
良いと思います。

しかし、一番大事なのは、「予算」を捻出することです。

漆喰クロスにしろ、漆喰調の塗り壁にしろ、
本物の漆喰にしろ、普通のビニールクロスよりは、
費用が余計にかかります。

まずは、割増し予算を捻出するところから、
夢を描かないと、悲しい結果になると思います。

いかがでしたか?

漆喰クロスは、漆喰調に仕上がりますが、調湿性能は期待できません。
それに、90cmごとのジョイントが目立つ可能性があります

また、漆喰調に仕上がる塗り壁なら、
調湿性能も期待できるし、90cmごとのジョイントも
ありません。

ただし、金額は、漆喰クロスよりも、塗り壁の方が高くなります

アトピッコハウスでは、3種類の塗り壁を作っていますが、
その一つに、漆喰調塗り壁「漆喰美人」があります。

漆喰美人は、消石灰を使っていないので、原料の意味では漆喰ではありません。
ただし、化粧品などにも使われるモンモリロナイトを原料としており、調湿性能は、
一般的な漆喰の2倍以上94g調湿します。

JIS規格の70gもクリアしていますので、立派な「調湿建材」です。

漆喰の2倍調湿する漆喰調塗り壁「漆喰美人」の詳細は、こちら

花の塗り壁 漆喰美人

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。

漆喰調塗り壁「漆喰美人」の資料をご希望の方は、こちらからご請求頂けます
花の塗り壁 漆喰美人

オススメの記事