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珪藻土の色のバリエーション
こんにちは!
漆喰・珪藻土・塗り壁ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
珪藻土の色のベースは、3種類。
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石です。
「土」という位ですので、まさに「土」です。
ただ、比較的、もろく柔らかい土ですね!
地中から掘り起こしたばかりの
珪藻土は、当然のことですが、
沢山の不純物を含んでいます。
そのまま塗り壁として使うケースもありますが、
焼成して、不純物を取り除いてから、
使うと、性能がよくなり、
しかも「不具合」がなくなるのです。
珪藻土は、地中から掘り起こしたばかりの
「生」の状態は、灰色をしています。
しかし、800℃で焼くと、ピンク色になります。
そして、1000℃で焼くと、白色になります。
ビールや醤油の不純物を取り除く「ろ過材」として
使われる珪藻土は、1000℃で焼いた
「白色珪藻土」です。
珪藻土は、植物性プランクトンの死骸が湖底や海底に堆積し、
それが地層になる訳ですが、
木の葉とか、魚の死骸だとか、
様々な不純物と共に、地層になっていきます。
また、珪藻土は、植物性プランクトンの骨格部分なので、
珪藻土そのものも目詰まりしている訳です。
それを、1000℃という高温で焼くことで、
不純物が取り除かれ、珪藻土の目詰まりが解消されて、
珪藻土の最大の特徴である「多孔質」という
性能を発揮するのです。
焼いていない珪藻土の場合は、
珪藻土以外の不純物が含まれ、かつ、珪藻土は、目詰まりしているで、
ろ過材としては、使えないのです。
また、ビールや醤油といった食品の濾過に使うのですから、
地中から掘り起こした「生」の珪藻土では、
安全性も担保されません。
1000℃で焼くことで、不純物が取り除かれ、
消毒もされるということになります。
塗り壁の材料として、珪藻土を使う場合は、
また話が変わります。
口に入れる訳ではないので、そこまで神経質にならなくても
いいのではないか? と考える訳です。
しかし、「不純物」を含んでいると、
壁に塗った際に「アク」の原因となるのです。
折角綺麗に塗っても、アクが浮いて来て、
台無しになるといったことを
経験されているプロの方は多いと思いますが、
「生(未焼成)」の珪藻土を原料としている場合、
こうしたハプニングが起こらないとも限らないのです。
また、「生(未焼成)」の珪藻土は、
目詰まりしているので、
焼成珪藻土よりも、調湿性能に欠けると言われています。
ただ、これに関しては、未焼成の珪藻土を
使っているメーカーは、別のことを言っていると思うので、
気になる方は、お調べになってみるといいと思います。
アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
1000℃で焼成した「白色珪藻土」を使用しています。
もちろん、食品加工に使われる珪藻土と、
同じ品質の原料です。
不純物を含んでいない、
純白がベースなので、珪藻土塗り壁には珍しく、
パステルなカラーバリエーションが実現しています。
それは、「はいから小町」は、
珪藻土以外の原料も、全て「白」なので、
色を濁らせる要素がないのです。
着色料は、天然の弁柄です。
弁柄というと、「赤」をイメージする方が多いと思いますが、
粒子の細かさを調整することで、様々な色が出させるのです。
はいから小町は、全8色です。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
珪藻土塗り壁はいから小町の資料をご希望の方は、こちらからご請求頂けます。