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稚内珪藻土は、珪藻頁岩
こんにちは!
漆喰・珪藻土・塗り壁ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
珪藻土とは、植物性プランクトンの化石です。
しかし、稚内珪藻土と呼ばれるものは、
実は珪藻土ではなくて、
珪藻頁岩なのです。
珪藻土は、「土」ですが、珪藻頁岩は「岩」です。
珪藻土も、珪藻頁岩も、
もともとの素材は、珪藻と呼ばれる
植物性プランクトンですが、
珪藻土の場合は、「柔らかく」化石になっていて、
珪藻頁岩の場合は、岩になるほど
「堅く」化石になっているといった違いがあります。
珪藻土の一番の特徴は、調湿性です。
その調湿性能を生みだす根本になっているものは、
珪藻土の持つミクロの孔(穴)です。
植物性プランクトンの骨格には、
ミクロの穴が無数に空いています。
それは、化石になってからも維持されているため、
水蒸気を吸ったり吐いたりといった、
いわゆる調湿性能を発揮してくれる訳です。
これは普通の珪藻土も、稚内珪藻土と呼ばれる
珪藻頁岩も同じことです。
ただ、珪藻土と、珪藻頁岩の大きな違いは、
孔(穴)の大きさです。
珪藻土の場合は、「堆積した」地層のまま「ゆるやかに」
化石になっているため、
珪藻土の穴が潰れていません。
しかし、珪藻頁岩は、地中の熱と圧力で、
岩になるほど、堅く固まっているため、
珪藻土の穴も圧縮されています。
そのため、珪藻土の孔(穴)を生かした
吸着性能にも違いが発生しているのです。
珪藻土は、水蒸気と相性がよく、
珪藻頁岩は、化学物質と相性がいいです。
珪藻の素晴らしい特徴の一つは、
調湿性能ですが、
それは、室内の湿度が高い時に珪藻土が
一時的に水分を蓄えてくれ、
乾燥してくると、吐き出して、
室内を潤わせてくれる。
その「ゆるやかな」結びつきをするのに、
珪藻土の穴の大きさが適しているのです。
しかし、珪藻頁岩の穴は、
珪藻土よりも細かく「化学物質」の吸着に適しているのです。
珪藻頁岩の孔(穴)は、珪素土よりも細かく、
化学物質の吸着に優れていますが、
これは、吸ったり吐いたりといった
再度「放出」するイメージではなく、
珪藻頁岩の孔に、強く吸着され、
再放出されません。
化学物質の吸着を目的とする場合は、
稚内珪藻土と呼ばれる珪藻頁岩の方が
優れていると思います。
では、アトピッコハウスの珪藻土塗り壁「はいから小町」は、
どういった製品かというと、
主原料は、調湿性能の高い珪藻土です。
そして、化学物質の吸着性能を補うことを
目的として、ゼオライトを入れています。
ゼオライトの孔(穴)は、珪藻土や珪藻頁岩よりも、
更に細かく、化学物質の吸着性能に優れているのです。
一旦「吸着」したら、再放出しないので、
「吸着性能」は、何十年後かには、いずれゼロになります。
しかし、珪藻土の調湿性能は、半永久的なので、
年々性能が悪くなるということは、ないのです。
珪藻土は産地によって性能が異なるような言い方を
する場合がありますが、
産地以上に重要なのは、
山から掘り起こした「生」の珪藻土をそのまま
使っているのか?
あるいは不純物を取り除いて、
性能を上げているのかの違いなのです。
はいから小町に使っている珪藻土は、
不純物を取り除き、
ビールや醤油のろ過材といった食品加工に使える
レベルの品質のものを使用しているのです。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。
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