アトピッコハウス, イメージ, オリジナル, カオリンの壁, カラーバリエーション, クロス, コツ, パーフェクトウォール, パイオニア, はいから小町, パステル, フラット, ブログ, メール講座, モンモリロナイト, 仕上げ材, 会社, 土壁, 塗り壁, 塗り壁選び, 塗れる, 天然の鉱物, 家づくり, 建物, 弁柄, 後藤坂, 意匠性, 文化財級, 本漆喰, 漆喰, 漆喰美人, 漆喰調の塗り壁, 漆喰調塗り壁, 無垢, 無料の資料, 熱海, 珪藻土, 珪藻土塗り壁, 畳, 白, 白い壁, 職人, 自然素材 家, 自然素材内装材, 色, 色合い, 色漆喰, 補修, 製品, 製造販売, 調湿建材, 調湿性, 起雲閣, 防火性能
漆喰の色は、色々あるの? 漆喰の色付け・着色に関して
漆喰は、白い壁をイメージされると思いますが、色漆喰と呼ばれる色付きの漆喰もあります。しかし、本漆喰と呼ばれる消石灰を原料とした漆喰に色を付けるのは、プロでも難易度が高いので、DIYで漆喰に色を付けるのは、ほぼ無理だと思います。
漆喰・珪藻土・塗り壁ブログを運営しているアトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
アトピッコハウスの漆喰調塗り壁「漆喰美人」は、全8色です。モンモリロナイトを主原料にしており、天然の弁柄で着色しています。調湿性能は、一般的な漆喰の2倍以上です。
▶漆喰の2倍調湿「漆喰美人」のカラーバリエーションは、こちら
目次
漆喰の色は、白と相場が決まっています
なかには、「色漆喰」といった特殊な漆喰もありますが、黒色や青色といった色漆喰は、文化財級の建物などに使われているだけで、普通に使われる漆喰は、「白色」です。
今、「色漆喰」が塗れる職人さんも減っているので、文化財の補修にも、本物の色漆喰など使ってもらえません。
以前、熱海の起雲閣に行った際、大きな和室に、青色の色漆喰が塗られていました。
しかし、補修された箇所は、ペンキでした。
行政が管理する建物だから、こんな安易な直し方をするのか、予算がなくて、そうなってしまうのか定かではありませんが、古い建物好きの私としては、とても残念な思いがしました。
でも、たとえ予算があっても、色漆喰を塗れる職人さんの確保が難しいのかもしれません。
今、普通に家を建てる際に、漆喰を希望し、かつ、白以外の色がついた漆喰を希望されるとしたら、それは、ほぼ100%漆喰ではなく、漆喰調の塗り壁だと思います。
本来、本物の漆喰は、消石灰を原料にしていますので、消石灰以外で作った漆喰は、漆喰ではなく、漆喰調の塗り壁なのです。漆喰が好きという方は、フラットに仕上った白い壁をイメージしていると思うし、おそらく調湿性を期待しているのだと思います。
しかし、残念ながら、本物の漆喰は「調湿建材」ではありません。もともと、漆喰は、防火性能と意匠性で、武家の家に使われるようになったのが最初です。それが徐々に町民に広がっていったのです。
昔の漆喰に調湿性があったのは、下地が土壁だったからです。今は、ほぼ100%石膏ボード下地です。石膏ボードは、調湿しません。すると、石膏ボードの上に仕上げ材として塗られる1mm、2mm程度の厚さの漆喰を塗っても調湿性能は発揮しないのです。
調湿性能だけで比較したら、珪藻土塗り壁の方が、漆喰より性能は上です。
調湿性能も期待したいけど、漆喰調の仕上がりを期待したいという場合、漆喰の2倍調湿する「漆喰美人」は、魅力的な選択肢になる可能性があります。
色漆喰のカラーバリエーションとは?
漆喰は消石灰を原料としていますから、白色がベースです。そこに、のりやスサといった「つなぎ」を入れて、壁に塗れるようにします。漆喰に着色する場合は、色付け用の顔料と呼ばれる色粉(着色剤)を漆喰に混ぜます。
しかし、この着色用の顔料を色ムラなく漆喰に混ぜるのは簡単ではありません。顔料とは、布などを染める染料とは違い、漆喰の原料である消石灰の間に混ざっている(顔料が分散している)イメージです。
色の付け方が、布などの繊維製品とは違う訳です。
顔料は、若草色、緑色、オレンジ色、水色、紫色など、ある意味どんな色でも作ることが可能です。そして、漆喰の黒色は、炭を使います。顔料は、漆喰の原料に、分散した状態で着色しますから、均一に分散しないと色ムラが発生するのです。
ただ、漆喰は塗装とは違うので、マーブルなど2色の漆喰を混ぜて塗ったり、ラメを混ぜて塗ることも可能です。
失敗しない色漆喰の選び方
白色以外の色付きの漆喰にしたいのなら、工事業者に依頼し、プロの左官屋さんに漆喰を塗ってもらった方が良いです。それでも、黒色とか青色といった濃い色の漆喰は、プロでも失敗する可能性があるので、淡い色合いの着色をオススメしたいです。
漆喰の色見本などは、面積が狭いので、あまり参考になりません。また、漆喰は塗料と違って乳液状ではないので、着色剤が混ざり難いのです。
淡い色合いの色漆喰であれば失敗しにくいですし、仮に失敗しても目立ちませんので、新築住宅に漆喰を塗る場合でも、リフォームで漆喰を塗る場合でも、淡い色合いの着色をオススメしたいです。
アトピッコハウスの「漆喰美人」は、色粉が別になっています。最初に水で溶いて頂くことを基本にしているので、色粉が混ざり難いといった問題点はありません。
▶漆喰の2倍調湿する「漆喰美人」のカラーバリエーションは、こちら
漆喰の色ムラと乾燥
漆喰は、白色を選べば、それほど色ムラを心配することもないですし、失敗する可能性も少ないです。漆喰で難しいのは、色を変えることです。色粉と呼ばれる着色剤そのものは、普通に販売しているので、簡単に購入できます。
問題は、漆喰に着色剤を混ぜる方法です。最初に、着色用の色水を作ってから、漆喰の粉を投入して混ぜれば、比較的均一に色粉(着色剤)が分散するので、色ムラは起こり難いですが、あらかじめ水で練った状態で届く漆喰に、色粉(着色剤)を混ぜると、撹拌が上手く行かず、色粉が漆喰に均一に分散せず、色ムラが発生しやすくなるのです。
漆喰も塗った直後は、全体に色が濃くなるので、色むらが発生するのは、乾燥が進んだ段階です。それ以前に漆喰の色むらを確認する方法はありません。予防としては、色粉(着色剤)が均一になるまで、よく撹拌することです。
プロの左官屋さんは、最初に、色粉を水で混ぜる作業をしてから、漆喰を加えて撹拌しますので、失敗しないためには、最初に色粉を水で練る作業から始めるべきだと思います。
漆喰は乾くと練った時の色より薄くなる
水で練った状態の色漆喰は、色が濃く見えます。壁に塗ったばかりの漆喰も同様です。しかし、徐々に乾燥が進むと、漆喰に色粉を入れて練った時の色よりも薄くなっていきます。
漆喰に色粉が均一に混ざっていれば、全体的に乾いてくると、色ムラにならずに、綺麗に仕上がる可能性は高いですが、やはり、濃い色の着色は、失敗しやすいので、淡い色(薄い色)に着色されることをオススメしたいです。
漆喰美人のカラーバリエーションは8色
アトピッコハウスが製造販売する漆喰調塗り壁「漆喰美人」も、本漆喰ではありません。
モンモリロナイトという化粧品などにも使われる天然の鉱物を原料にしています。
漆喰のように仕上げることも出来れば、珪藻土のように大胆なパターン付けも出来ます。調湿性能は、94gあるので、一般的な漆喰の2倍程度は調湿します。
カラーバリエーションは、全8色。天然の弁柄を使って、淡い色合いの製品を作っています。
弁柄というと、赤をイメージする人が多いかもしれませんが、粒子の細かさによって、色々な色が出来るし、その組み合わせによって、更に色々なカラーバリエーションが作れるのです。
アトピッコハウスのオリジナル塗り壁は、全3種類。
漆喰調塗り壁「漆喰美人」は、全8色ですが、珪藻土塗り壁「はいから小町」も、全8色。カオリンの壁「パーフェクトウォール」は、全43色です。はいから小町は、濁りのないパステルな色合いなので、漆喰美人は、落ち着いた色合いにしています。
色のついた漆喰をご希望の方であれば、多分、気に入った色合いの商品があると思います。
寝室、子供部屋、玄関、トイレ等、部屋を選ばず、壁にも天井にも塗って頂けます。
色番には、花の名前を付けていて、左から順番に、夕顔(色番:401)は白色、都忘れ(色番:430)は淡い紫色、すいせん(色番:440)はクリーム色、こでまり(色番:450) はベージュ色です。
また、萩(色番:432)は赤紫色、われもこう(色番:481)は茶色、葉ぼたん(色番:451)は濃い黄色、水芭蕉(色番:470)はライトグレー色の全8色です。
色の見え方、感じ方は、個人差が大きいですし、パソコンのモニターは、実際の色味を正しく反映しているとは限りませんので、漆喰美人の実際の色合いを確認されたい方は、実物の塗り見本等をご請求頂いた方が良いと思います。
▶8色のカラーがある「漆喰美人」の資料は、こちらからご請求頂けます
漆喰美人のおすすめ色ランキング
漆喰美人は、粉で届くので、工事現場で水を加えて練って頂く必要があります。色粉(着色剤)が別に届くので、まず色粉を水で練って、作った色水に、漆喰美人の粉体(製品)を加えて撹拌して頂くと壁に塗れる状態になります。
淡い色合いが中心なので、色ムラを起こしにくいと思いますが、やはり、失敗しないためにも、白色である夕顔(色番:401)をお使いいただくのが、一番安心です。
また、壁のイメージは、インテリアや照明で変わるので、白色(夕顔)の漆喰美人を選んで頂くのが間違いないと思います。
まとめ
漆喰は白色をイメージされると思いますが、白色以外の選択肢もあります。ただし、あらかじめ着色された漆喰を選ばれるのであれば、それほど難しくはありませんが、既に練られた漆喰に着色するのは、プロでも色ムラが発生する可能性が高いです。
漆喰に着色する場合は、あらかじめ顔料等の着色剤を水で練った「色水」を作っておいて、そこに、漆喰を混ぜる必要があります。それでも、黒や青といった濃い色は、施工が難しく色ムラが発生する危険性があります。
色漆喰を選ぶなら、淡い色がオススメです。
アトピッコハウスの漆喰調塗り壁「漆喰美人」は、漆喰調に仕上がって、カラーバリエーションは全8色ですが、やはり白(夕顔)がオススメです。
▶8色のカラーがある「漆喰美人」の資料は、こちらからご請求ください
よくあるご質問
漆喰美人は、別注の色に対応していますか?
いいえ、対応していません。漆喰美人は、シックな淡い感じのカラーバリエーションで全8色です。カラーガイドをご覧になって気になる色がありましたら、実物見本をご請求ください。2枚まで無料でお送りしています。
漆喰美人の色粉だけ追加購入したいのですが、可能ですか?
はい、可能です。漆喰美人の色粉(着色剤)は、製品1袋に対して、色粉1袋が基本ですが、色粉を追加で購入頂き、2倍とか3倍の量を入れて、色を濃くして頂くことは可能です。ただし、どんな色になるかは、自己責任でお願いしています。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
漆喰、珪藻土、カオリンと、合計3種類の
オリジナル塗り壁材を製造販売しています。