アトピッコハウス ブログ
  • 8:30 ~ 17:30 土日祝日/ 定休

無垢材を床暖房にする是否

2014/11/11
2018/05/30

無垢材を床暖房にする是否こんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

床暖房の気持ち良さは、私も知っています。

無垢材の施工事例

でも、無垢材にするのなら、
床暖房はなくてもいいのでは?

そんな風にも考えてしまいます。

床暖房の仕組みは、
床の仕上げ材の下に、「熱源」となるものが設置されていて、
「それ」が発熱することで、

仕上げ材の床を温め、床からジワジワと、
温かくなるという仕組みです。

部屋全体を暖める訳ではないので、
モワッとした気持ち悪さもないし、
ホンワカとする訳です。

しかし、床の仕上げ材が無垢材の場合、
75mmとか、90mmといった幅で、継ぎ目があるので、
床暖房の熱で、隙間が出来てしまう可能性があります。

無垢材にも、床暖房用に加工した製品もあるので、
それらは、ある程度、「耐性」はありますが、

もともと湿気や温度によって、
伸縮するのが、無垢材の特性なので、

床暖房用に加工された製品であっても、
多少の収縮は、あるかも知れません。

普通に無垢材で仕上げただけの床であれば、
補修も簡単ですが、

床暖房が入っていると、無垢材の補修も簡単ではありません。

また、もし剥がして補修するとなると、
床暖房のシステムそのものも、

傷めてしまう危険性があります。

電気式の床暖房でも、温水式の床暖房でも、
もし10年ほどで壊れたとしたら、

床を剥がさない限り修理できません。

もし、修理しないとしたら、
「ただの」無垢材の床になります。

私の考えでは、無垢材の床にするのなら、
床暖房など入れないで、

そのまま無垢材の質感を楽しんでしまえばいいのではないか?
そんな風に考えます。

そして、床暖房に廻す予算を、無垢材の予算に加算し、
品質の高い無垢材を採用したらいいと思うのです。

床を温かくしたいのであれば、
「柔らかい樹種」を選べばいいと思います。

ただ、「柔らかい樹種」は、キズが付きやすいので、
そこは、大らかに考えて頂きたいところです。

キズが容認できなくて、
無垢材の床にして、さらに床暖房も希望しているということであれば、

堅い樹種の無垢材を選んで、
床暖房にすればいいと思います。

無垢材は、多少隙間が出来る可能性があるので、
その「可能性」が容認できないとしたら、

無垢材で床暖房を採用するというのは、
諦めた方がいいと思います。

合板フローリングなら、幅が30cmもあるし、
接着剤で張り合わせているので、

隙間も出来にくいです。

ただ、しょせん合板なので、無垢材に求めるような
豊かさも豪華さもありません。

アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング」の中で、
床暖房対応の商品は、ナラと、ヒノキだけです。

ナラは、堅いのでキズも付き難いし、
床暖房用に加工もしています。

しかし、ヒノキは、床暖房準対応という仕様なので、
ひょっとしたら、多少は、隙間が開くかもしれません。

しかし、こちらも多少大らかに考えて頂きたいと思います。

無垢材は、季節変動があります。

冬場の乾燥時期に、もし隙間が空いても、
夏場の湿気が多い時期になると、

隙間は目立たなくなるのです。

完璧に、隙間が消えることはないとしても、
生活に支障はないと思います。

無垢フローリングの選び方が分からない方は、
こちらの「無垢材選びのコツ」メール講座を
ご活用ください。

無垢材メール講座登録

無料で、資料・サンプル差し上げます

アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。

ごろ寝フローリングの資料のご請求は、こちらです

ごろ寝フローリング