無垢フローリングの相場は、どう把握するのか?
どうしても無垢フローリングの相場が気になるものです。
しかし、相場を把握しても、樹種や、等級といった
無垢フローリングの品質を度外視して、
高いとか、安いとか、適正といった判断は出来ません。
では、どうやって、無垢フローリングの相場を判断したら、
良いのでしょうか?
目次
同じ樹種、同じ等級で比較
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングの相場を知ろうとして調べても、
無垢フローリングの種類は沢山あるので、
どの樹種の無垢フローリングにしたいのかによって、
相場も変わってきます。
それに、同じ樹種であっても、品質や等級によって、
価格は変わってきますから、
樹種と等級まで合わせて、相場を考えないと、
まったく比較にも、参考にもなりません。
相場といっても、巾があり過ぎる
無垢フローリングの相場といっても、
同じ樹種で、同じ等級で、やっと比較できる
基準に近づきます。
無垢フローリングは、見掛け上、同じ樹種で、
同じ等級であっても、産地とか、樹齢によっても、
品質が変わってきますから、実物サンプルを見ながら、
自分が納得できる品質なのかどうかを確かめて、
その上で、高いとか、安いとか、適正といった
判断をされると良いと思います。
予算を優先するか、樹種・品質か
無垢フローリングの相場を調べ、安いとか、高いとか、
適正だとか考えることも大事かも知れませんが、
その前にやらないとならない大切なことがあります。
それは、無垢フローリングを採用するに当たって、
どの程度の費用を捻出することが出来るのか、
投資することが出来るのか?
そうしたことを考えた方がいい訳です。
支払える費用が分かったら、施工したい面積に合わせて、
いくらの単価の無垢フローリングであれば、
採用可能なのかを考えるのです。
その上で、相場と比較して、高いとか、安いという
話になる訳です。
品質によっては、ロスが大きくなる
無垢フローリングには、必ず「ロス」が発生します。
どういうことかと言うと、部屋の形に合わせて、
敷き詰めて行きますので、フローリングの端の方が使えなかったり、
フローリングそのものに「不具合」があって、
使えないという部分があったりするので、
その部分は、弾きながら、使うことになるのです。
それを「ロス」と言います。
どんなに品質の高い無垢フローリングであっても、
やはり10%程度のロスは出ますが、
品質が悪いものだと、ロスが30%なんてこともあります。
この場合は、品質の良い無垢フローリングと、
品質が悪い無垢フローリングでは、20%もの
差額が発生するということになるのです。
つまり、購入の段階で安いと思っても、20%増しで
材料を購入しないと、施工の段階で、
足りなくなってしまうのです。
支払える金額から逆算するのが正解
無垢フローリングの相場から考えるよりも、
無垢フローリングを採用するに当たって、
「支払える金額」を明確にし、
その後、安いフローリングを、なるべく広い面積に貼りたい
と考えるのか、
あるいは、単価に係らず、希望の樹種を可能な範囲の面積に
施工するという方法があります。
どちらがいいかは、無垢フローリングを採用する
本人次第ということになりますが、
捻出できる「予算」を最初に考えておかないと、
最終的に、無垢フローリングの採用そのものを
諦めないとならないという残念なことにもなりかねません。
いかがでしょうか?
無垢フローリングの相場を気にする前に、
検討したい樹種を決定し、同じ樹種、等級、品質
のものを比較しないと意味がないということを
ご理解頂けたでしょうか?
また、無垢フローリングに掛けられる「予算」「費用」を
決定してからでないと、どの程度の無垢フローリングが、
採用できるか判断できないと思いますし、
ロスを計算しないと、実際にかかる費用は分かりません。
無垢フローリングは、魅力的な選択肢です。
ぜひ、無理のない資金計画を立てて、
希望を叶えて頂きたいと思います。
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