無垢フローリングのヒノキ材の魅力
あこがれを持つ人が多い。
でも、日本の植林されている木で、ヒノキや杉というと、
量も多いし、全国どこにでもあるのに、
ヒノキというだけで、全部、品質が良くて、
価値があるような印象を受けてします。
では、本当に、ヒノキは、どんなものでは、価値があり、
魅力的なのでしょうか?
ヒノキ銘木の産地は、木曽、東濃、尾鷲
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤です。
ヒノキの産地で有名なのは、木曽と、東濃と、尾鷲が
思いつきます。
木曽は長野県、東濃は岐阜県、尾鷲は三重県です。
エリアは、それほど離れていませんね!
やはり銘木と呼ばれる良質なヒノキが育つためには、
適した風土というのが、あるのでしょう?
だから、日本全国どこにでも、
杉やヒノキがあっても、
木曽とか、東濃とか、尾鷲といった
ブランドもののヒノキは、一目おかれる訳です。
尾鷲ヒノキが、良質なヒノキに育つ理由
ヒノキは、多くの雨を必要とします。
しかも、あまり高地ではない方が、品質の高いヒノキに
育つそうです。
私の会社では、尾鷲産のヒノキを取り扱っているので、
尾鷲のことしか詳しくありませんが、
尾鷲は、日本で2番目に雨量が多く、
また山が低いので、ヒノキの栽培に適しているらしいです。
それに、玄界灘から吹き付ける強い風によって、
「粘り」が強く、赤みの綺麗なヒノキに育つそうです。
江戸城築城にも使われ、関東大震災では、
尾鷲ヒノキの家は、倒れなかったという話も
残っているそうです。
事実のほどは分かりませんが、それほど強度がある
という話なのだと思います。
ヒノキの温もり、傷の付き難さ
ヒノキの無垢フローリングは、杉に比較すると、
多少堅いので、杉よりは、傷が付き難いと思います。
しかし、ナラとかカバといった広葉樹と比較すると、
ヒノキは、針葉樹なので、傷が付き易いです。
しかし、傷が付き易い樹種イコール、柔らかい木なので、
足触りが良く、温もりがあります。
床を無垢フローリングにするのなら、
色や木目といった「見かけ」も重要ですが、
足が気持ちいいとか、温もりを感じるといった、
体感的なことも、大事にしたいと思います。
冬場の深夜、素足で、合板フローリングの上を歩いて、
心臓が凍りつくほど、ヒヤッとして、驚いたことはないですか?
合板フローリングは、深々と冷えます。
それに対して、無垢フローリングには、
温もりがある。
もちろん、温もりという点においては、
杉の方が上です。
しかし、それは、木が柔らかいことが原因しているので、
傷が付き易いという意味にもなる。
ヒノキは、杉よりも堅いので、傷の付き難さという意味では、
ヒノキのほうに、軍配が上がる。
節の量や、塗装の有無は?
節は、木が成長していく際の「枝」の名残りです。
手間暇をかけた木材は、「枝打ち」という作業をするので、
節が生きています。
だから、無垢フローリングにした際にも、
模様として生きて来る訳です。
しかし、枯れてしまった枝の跡は、
「死節」として、周辺部と一体化していないので、
穴が空いたり、使えなかったりします。
丁寧な場合は、穴はパテで埋めたり、
節そのものを補修しています。
塗装に関しても、無塗装のまま使うという選択肢もありますが、
フローリングとして使う場合は、
自然塗装とか、オイルを塗るとかでもいいので、
多少の保護をしておいた方がいいように思います。
アトピッコハウスの尾鷲産のヒノキ無垢フローリングを
取り扱っています。
他の産地のヒノキは、差別化にならないし、
わざわざアトピッコハウスで製品化する必要は、
ないだろうと考えるからです。
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