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床板の張替えは、業者発注に限る

2016/01/19
2018/05/30

床板の張替えは、業者発注に限るこんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

床板をdiyで張り替えるのは難しいと思います

床板の張替えは、業者に依頼

器用な人もいるから絶対に無理とは言いませんが、
床板の張替えは、diyの中でも、

難易度が高いです。

というよりも、床板の張替えは、diyの域を超えています。
既存の床を剥がして、下地を調整し、

その後、新しい床板を張らないとならない訳ですから、
手間暇も大変ですが、

材料を切ったり張ったりするのに、
プロが使うような道具がないと、

とても無理だと思うのです。

私も床板の新商品開発で、試作品を自宅に張ったことがあるので、
床板のdiyを経験しています。

私は、どちらかというと、器用な方です。
しかし、それでも、やってみて思うことは、

床板の張替えをdiyでやるのは、
お勧めできないということです。

もし、diyが趣味で、とにかく自分でやってみたい
ということであれば、

「大変」なことも、「楽しい」ことと思えますが、
経費を抑えたいから、床板の張替えを

Diyしたいと考えるのだとしたら、
多分、相当に辛いと思うので、

もう少しお金を貯めてから、プロに工事を依頼されては
どうですか? と、私なら、お勧めしてしまいます。

それほど、床板の張替えは、面倒だし、
難しいです。

それに、無垢材の床板は、
工事する季節によって、

きつめに張ったり、ゆるめに張ったりという
配慮が必要です。

それは、湿気に影響されて、伸縮するという
素材特有の特徴があるからです。

プロが工事する場合は、
スペーサーという「隙間を空けるため」の道具を使いますし、
長年の経験がありますから、

床板の乾燥の具合とか、
季節による湿気の感じとかを計算して、

相応しい「意図的な隙間」を考えながら、
床板を張っていきます。

それでも、失敗することがあります。
つまり、プロが工事するとしても、

床板の伸縮を読み違えると、
ジョイント部分が突き上げてきたり、

透いたりする訳です。

「突き上げ」とは、せり上がってくる状態のことをいいます。

木材は、湿気に影響されて伸縮しますが、
縦横で伸縮率が違います。

長さ方向よりも、幅方向の伸縮率の方が大きいので、
ジョイントが透いたり、突き上げてくるのは、

大抵は、幅方向です。

特に、十分に乾燥させていない床板の場合は、
床に張ってからも、乾燥が進むので、

「やせる」という現象が起こってしまいます。

これは、湿気による伸縮とは違って、
余分な水分が抜けることによって、

収縮することなので、
充分に乾燥していない「生材」を使うと、
トラブルが起こりやすくなります。

但し、手間暇をかけていない床材は、
値段は安い場合があるので、

施工後のトラブルも気にならないというのであれば、
「生材」を使って、床板の張替えをするというのも、
選択肢の一つかもしれません。

但し、私は絶対にお勧めしません。

床板は、十分に乾燥させたものを使用すべきだし、
工事はプロの業者さんに依頼すべきだと思います。

床板のdiyは考えない方がいいと思いますね!

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