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杉無垢フローリングの良し悪し
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
杉無垢フローリングの良し悪しとは?
杉無垢フローリングは、安いし、日本全国
どこでも手に入ります。
しかし、フローリングとしては、
あまりメジャーではないし、
お勧めとも言えません。
なぜかというと、ある意味、柔らかすぎるのです。
なぜ柔らかいかというと、空気を沢山含んでいるからです。
そのため、触ると、温かいというか、
温もりを感じられます。
それは、堅いと感じる樹種よりも、
より強く、感じます。
しかし、柔らかい分、キズが付き易い。
だから、キズが気になる人にはお勧めできない
という訳です。
それと、基本的に節が多いので、
節が、「人の目」のように感じる人とか、
「誰かに見られている」と感じる人もいるので、
そんな感覚のある人には向かないと思います。
節がないとか、少ない「杉」もありますが、
それは希少性が高くて、
価格も高くなります。
木材の等級うんぬんに関して、
特別なリクエストがなければ、
杉は、手軽な無垢フローリングだと思います。
ただ、アトピッコハウスでは扱っていません。
杉の無垢フローリングなら、
どこでも手に入るし、
わざわざアトピッコハウスが扱う意味はないと思うからです。
杉無垢フローリングでも、
節がないものとか、少ないもので、
希少性の高い素材なら、
扱ってもいいとは思うのですが、
やはりそれでも、これまでは扱ってきませんでした。
杉は、ヒノキと違って、
どこにでもあるし、特徴が出し難い。
産地や品質をこだわらなければ、
本当に安い。
だから、予算がないけど、
無垢フローリングは諦めたくないという場合、
杉無垢フローリングにするという
選択肢もあると思います。
しかし、アトピッコハウスには、杉無垢フローリングは、ない。
杉同等の価格でご提供できる商品がないのです。
杉のように温もりのある素材なら、
ヴォルドーパインということになります。
杉よりも、若干堅くて、キズも付き難く、
節も少なく、高級な感じにはなってしまいますが、
尾鷲ヒノキなんかも、温もりがあります。
アトピッコハウスの無垢材フローリングは、
「ごろ寝フローリング」と言いますが、
床でゴロゴロして頂きたいという思いからの
ネーミングです。
「キズは家族の思い出」というキャッチフレーズで、
20年、30年、50年と長く使って頂きたいと
思っているのです。
その意味でも、無垢フローリングとしては、
針葉樹なら、ヒノキとか、ヴォルドーパイン、
広葉樹なら、ナラとか、オークとか、チェリーといった
キズの付き難い、無垢フローリングの王道ともいえる
樹種を取り扱っています。
キズの付き難い樹種を選定して、
キズを気にせず過ごす。
それでもキズは付きます。
しかし、それは「家族の想い出」として、
大らかに、過ごして頂きたいと思うのです。
無垢フローリングは、気持ちいいし、
長持ちするし、経年変化が美しい。
合板フローリングで我慢するなんてありえません。
予算が厳しければ、杉の無垢フローリングでもいいと思いますが、
ほかを削っても、無垢フローリングにする予算を
捻出したいと思いますね。
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