アトピッコハウス ブログ
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床のdiyは、難易度高いです

2015/03/23
2018/05/30

床のdiyは、難易度高いですこんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

自然素材の内装材をdiy施工したい人は増えています。

しかし、床のdiyは、難易度が高いので、
お勧めしたくありません。

もし、手先が器用で、趣味としてやるのなら、
「苦労」も「楽しい」ということになりますが、

費用を抑えたいと言った程度の決意だと、
くじけてしまうと思います。

床のdiyという場合、大抵は、
リフォームだと思います。

現状の床を剥がして、新しい床材を貼る。
あるいは、現状の床材の上に、

重ね張りをする。

素人のdiyなら、この重ね張りという手法は、
割と簡単かもしれません。

といっても、重ね張りには、欠点もあります。
というのは床が現状よりも上がります。

そして、部屋の周囲に「巾木」という「見切り材」がありますが、
これを一旦剥がして、床を貼ったあとで、

再度、取り付けるか、

現状の巾木を、そのままの状態で、
新しい床材を「突き付ける」かの判断をしないとなりません。

巾木を撤去すると、壁が傷むので、
壁の補修や塗り替えが必要になる場合があります。

ただ、巾木を撤去しないで、
再利用した場合は、

新しく「重ね張り」するフローリングの厚さ分だけ、
床が上がることとなり、

結果、巾木の高さが低くなるのです。

巾木は、通常、最低でも6cm以上あります。

8cmや10cmあるものも珍しくはないので、
それが、床材を重ね張りすることで、

6cmを切ってしまう訳です。

すると、ちょっと巾木の「背」が足りないと感じてしまうのです。

つまり、巾木を一旦撤去するかしないかの判断は、
仕上がりに結構影響を与えてしまうのです。

巾木を剥がさずに、床を重ね張りすれば、
工事は簡単だし、

経費も抑えられます。

もし、現状の巾木が簡単に剥がれる構造になっているのなら、
新しい床を貼ってから、巾木を取り付けても、

巾木を取り外す際についてしまう傷も、巾木で
隠せてしまうと思います。

あるいは、今まで付いていた巾木を再利用せず、
1cm、2cm高いものを付けるという手もあります。

すると、古い巾木を取り外す時に、
壁につけてしまう傷を隠せると思います。

要は、床をdiyするとしたら、手間暇の大変さもそうですが、
仕上がりの美しさを、どの程度求めるかが、

重要だと思うのです。

床をdiyして、無垢フローリングに張り替えたら、
気持ちのいい床になると思います。

ただ、diyだから仕上がりの美しさは、
どうでもいいという訳にはいかないと思うのです。

お客様だって来るし、自慢もしたいだろうし、
となると、そこそこ格好良く仕上げたい。

床のdiyは難易度が高いので、
綺麗に仕上げたいと思ったら、

プロに依頼することを検討された方がいいと思います。

プロは、技術もそうだけど、
持っている道具が違います。

たとえdiyであっても、床の工事の場合は、
ある程度プロの道具がないと、

工事できません。

ホームセンターなどで、安く購入できるものもあるし、
貸し出してくれるものもあるので、

あくまで、床のdiyに挑戦するというのもあっていいと思います。
ただ簡単ではないことだけは、承知した上で、

挑戦して欲しいと思います。

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