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床材やフローリングの選び方
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
キズは、家族の想い出
床材にフローリングを選びたい人の多くは、
無垢フローリングにあこがれがあると思います。
ただ、メンテナンスが大変だとか、
価格が高いだとか、
キズが気になるなどといった理由で、
躊躇したり、諦めたりする人がいることも、
事実だし、残念です。
価格は、合板フローリングに比べたら、
やはり高いです。
ただ、樹種や等級を選べば、材料そのものの値段は、
大したことはありません。
しかし、施工に手間暇がかかるので、
施工賃が高くなることは、
どうしても避けられません。
これも、フローリングの品質によって、
施工のしやすさ、し難さという違いがあるので、
良質のフローリングを提案してくれる会社なら、
施工賃も、ある程度こなれている可能性があります。
といっても、やはり合板フローリングよりは、高いです。
ただ、無垢フローリングが高いといっても、
合板フローリングもタダではないので、
「差額」で考えれば、実現不可能ということでもない訳です。
もし、コストアップになる差額費用を
捻出できるのなら、
価格の問題はクリアできると思います。
そして、メンテナンスが大変だというのも、
全くの誤解だと思います。
無垢フローリングは、床材の中でも、
手入れに手間暇がかからない部類の床材だと思います。
というのも、日頃はフローリングワイパーで、
ホコリを取る程度の掃除で済む訳だし、
ちょっと汚れが気になるのなら、
自然素材系のクリーナー兼ワックスを、シュシュッとやって、
これまたフローリングワイパーで拭き掃除すれば、
綺麗に保てる訳です。
あと、キズの問題に関しては、
樹種によって、キズが付きやすいものと、
付き難いものがあるので、
床材にキズを付けたくないのなら、
堅い樹種のフローリングを選べばいい訳です。
ただ、堅い樹種のフローリングは、
キズが付き難いかわりに、「冷たい」感じがします。
といっても、合板フローリングほど、
冷え冷えとはしませんが、
柔らかい樹種の無垢フローリングと、堅い樹種の
無垢フローリングを触り比べると、
「温かさ」「温もり」が、断然違うことが理解できます。
私は、堅い樹種の無垢フローリングも、
柔らかい樹種の無垢フローリングも、
両方好きです。
だから、用途に応じて使い分けることを
ご提案したいと思っています。
また、木目や節の多さや、木肌の色合いにも、
好き嫌いがあると思うので、
予算と、好き嫌いでフローリングの樹種選定をするのが、
もっとも納得がいく床材選びだと思います。
「キズは、家族の想い出」
床材に、無垢フローリングを選ぶのなら、
そんな大らかな価値観で、
樹種選定をすればいいと思うのです。
普通に生活していても、キズは付く訳だし、
そのキズ1つ1つが、家族が生活した証しだし、
家族の想い出です。
それに、大きな傷がついても、
無垢フローリングなら、
削ったり、埋めたりできるのですから、
大らかに、床材選びをすればいいと思うのです。
無垢フローリングの選び方が分からない方は、
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