アトピッコハウス ブログ
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フローリングの張替手順は?

2014/11/05
2018/05/30

フローリングの張替手順は?こんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

フローリングの張替は、基本DIYは無理です。

無垢フローリングの施工事例

現状がフローリングで、それを張り替えたいと
いう場合は、

今のフローリングがボロボロだから直したい
という方だと思われます。

無垢フローリングの場合は、
30年たっても、50年たっても、

合板フローリングのように表面が剥がれてくることは
ありません。

しかし、合板フローリングの場合は、
日焼けして、色があせたり、
表面の化粧シートや、化粧板がはがれてくるのです。

特に、直射日光に当たる窓際とか、
窓サッシの結露水に触れる窓際などは、
著しく変化します。

5年か10年で張替ないとならない
フローリングなんて価値がないと思いますが、
多少色あせた程度なら、気にしなければいいと思います。

しかし、さすがに剥がれてきたら、
ほっとく訳にもいきません。

そんな方が「張替」を検討されるのだと思います。

ただ、フローリングの張替は、難易度が高いので、
DIYで施工しようとお考えにならない方がいいと思います。

張替の手順は、まず現状のフローリングを
剥がすところから始まります。

しかし、これさえ簡単ではありません。

フローリングの厚みは、合板フローリングであれば、
12mm程度です。

下地を傷つけないように、丸ノコと呼ばれる
電動のノコギリで、

フローリング表面を切り取り、
その場所に、バールという鉄の棒を突っ込んで、

徐々にフローリングを剥がしていきます。

しかし大抵は、接着剤と釘の両方を使って、
フローリングを取り付けていますから、

下地の合板の表面も傷つきますし、
接着剤も付着しています。

だから、表面のフローリングを剥がして、
張り替えれば、

それで済むと考えがちですが、
大抵は、下地の合板も交換しないとならなくなるのです。

付着した接着剤を丁寧に剥がして再利用するという
考え方もありますが、

あっさりと張り替えた方が、
のちのちのトラブルも減りますし、
工事のスピードも速いです。

結果、安く仕上がります。

また、床の高さが高くなってしまいますが、
既存のフローリングを剥がさずに、

そのまま「重ね貼り」するという方法もあります。
これだと、既存のフローリングを剥がす手間がないので、

工事も簡単だし、早いし、安くあがります。

ただ、難点は、床が、新しいフローリングの厚み分、
15mmとか、12mm高くなってしまうのです。

それに、部屋周辺部には、
「巾木」という目隠しの板が設置されていますが、
フローリングの重ね貼りの場合は、

巾木も剥がさず施工するので、
巾木の高さが低くなって、

若干可笑しいのです。

では、巾木も剥がせばいいではないかと
考える方もいると思いますが、

巾木を剥がすと、壁が傷むので、
壁の補修も必要になるのです。

もし、壁を傷めずに、上手に
巾木を剥がせるのなら、

剥がして、フローリングを重ね貼りしたあとで、
再度「巾木」を取り付ければ、

見栄えはよくなります。

それでも、床が12mmとか、15mm高くなりますので、
ドアが開かなくなる可能性があります。

そこで、建具の下をアンダーカットすることになります。

プロの工事業者の方に依頼すれば、
それらのことも全部やってくれるので、
任せておけばいいと思います。

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