アトピッコハウス ブログ
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床暖房用のフローリング

2014/09/22
2018/05/30

床暖房用のフローリングこんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

無垢フローリングにするのなら、床暖房はいらない

無垢フロリングの施工事例

これが、私の持論ではありますが、
床暖房の「快適性」を否定する訳ではありません。

ただ、無垢フローリングは温もりがあるので、
「柔らかい樹種」を選んで、自然塗装にすれば、

床暖房しなくても、温かいと思うのです。

それに、床暖房は、もし壊れた時の
メンテナンスがとても大変です。

場合によっては、床を剥がさないとならない。

もし10年位で壊れてしまうのなら、
機械的な「床暖房」に頼らず、

質のいい無垢フローリングにして、
「温もり」を楽しんだ方がいいと思う。

無垢フローリングが温かいのは、
木の細胞の中に、空気を含んでいるからです。

それが「断熱材」になっています。

柔らかい樹種ほど、空気層も多く、
余計に温もりもあるということになります。

ただ、「柔らかい木」は、「傷が付きやすい」という
特徴もあります。

杉は、安くて、柔らかい樹種なので、
温もりもありますが、

キズが付き易い。

桐は、杉より、もっと柔らかいので、
家具にするならいざ知らず、

いくら温もりがあるからといっても、
ちょっとフローリングには不向きだと思います。

それでも、キズは気にならないというのであれば、
杉や、桐という選択肢も、

ひょっとしたら、あるかも知れません。

私も「キズは家族の想い出」という考えなので、
多少のキズがついてもいいではないですか?

と、主張しています。

しかし、アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング」の中には、
「杉」は入っていません。

何処にでもある「杉」を、わざわざラインナップする気がしないからです。

「杉」がいい人は、全国どこにでもあるので、
お好みの「杉」を使ったらいいと思います。

ごろ寝フローリングでは、普通のヒノキも扱っていません。

扱っているヒノキは、
「銘木」の部類に入る「尾鷲ヒノキ」です。

ヒノキは、杉と同様に「針葉樹」ですが、
杉よりは硬いので、

キズの付き難さは、ヒノキよりも上です。
それでも柔らかい樹種なので、

足触りもよく、温もりがあります。

それと、ヒノキ特有の「いい匂い」がしますので、
好きな人にはたまらないと思いますね!

基本的に、針葉樹は、「目が粗く」「柔らかい」ので、
フローリングにしようと思うと、

キズを覚悟した方がいいです。

そして、床暖房にするけど、
「無垢フローリング」にもしたいという場合は、

床暖房用に、加工した特殊な
無垢フローリングを使わないと、

反ったり、空いたりといったトラブルを
起こしやすくなります。

特に心配されるトラブルは、
乾燥による「収縮」ですね!

床暖房用に十分乾燥させた無垢フローリングでない限り、
床暖房の熱によって、

フローリングが乾燥し、
その結果、収縮し、隙間が出来る訳です。

ただ、夏場になると、
今度は湿気を吸って、膨張するので、

ある程度、もとに戻ります。

といっても、もともと「床暖房用」に
加工された製品でない場合は、

収縮の巾が大きすぎて、完全に
元には戻らないかも知れません。

床暖房用の無垢フローリングは、
通常のフローリングと違って、

「ほぼ絶乾」状態まで、乾燥させます。
つまり、木を「半殺し」にして、

収縮しないようにするのです。

そのため、季節変動による
伸縮をしなくなります。

調湿性能等も損なわれますが、
つまりその結果、伸縮しなくなる訳です。

アトピッコハウスのごろ寝フローリングの中にも、
数は少ないですが、

床暖房対応のものもあります。

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