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フローリングの本物、偽物
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
床をフローリングにしたい方には、参考にして欲しい。
フローリングというと、木で出来た「床」ということには、
異存はないと思います。
木目の塩ビシート(クッションフロアー)を勘違いして、
「うちの床はフローリングです」などと言う方が、
たまにいますが、
それは、あまりにも知識が無さすぎるのと、
現代の「偽物を作る技術」が、いかに素晴らしいかといった
証明かも知れません。
しかし、合板フローリングも、
ある意味、木目のシートを貼った
偽物のフローリングと同じです。
偽物、本物なんて気にしないという人は、
それでいいと思いますが、
キチンと、本質を見極めた上で、
本物のフローリングがいいか、
模造品のフローリングでいいかを
検討したい人には、どんな違いがあるのかを
お伝えしたいと思います。
フローリングというのは、「木の床」であることは
間違いありません。
「無垢フローリング」と呼ばれるフローリングであれば、
100%天然の木材から出来ていて、
木目を見れば、年輪が刻まれています。
上から下まで、1本の同じ木なのです。
丸太を挽いて、フローリング用の原板を作って、
それを乾燥させて、
ジョイントの凹凸や、反り防止のための
裏側の溝を掘って、
表面を研磨し、ツルツルにしてから、
塗装をして完成します。
しかし、合板フローリングは、
台板(だいた)と呼ばれる合板の上に、
突板(つきいた)と呼ばれる木目の綺麗な
0.2mmほどの薄い板や、
木目をプリントした紙や塩ビのシートを
貼り付けます。
そして、板を繋ぎ合わせたように
見せるため、
縦横に、ジョイントに見える窪みをつけます。
本当に良く出来ていますので、
細かく見ないとプロでも分からない位です。
ただ、合板フローリングは、冬冷たく、
夏はベタベタします。
なぜそんなことが起こるかというと、
天然の木材には、水を吸い上げるための
「導管」があります。
それを乾燥させると、導管が空気層になる訳です。
そして、その空気層が、断熱材になるのです。
しかし、合板フローリングの場合は、
丸太を、大根の桂剥き同様に、
薄くスライスして、
奇数枚数接着剤で貼り合せています。
その結果、天然木特有の空気層が潰れ、
接着剤の冷たさも手伝って、
ヒンヤリした感じになるのです。
また、無垢フローリングは、多少傷がついても、
表面を削ったり、埋め木したりすることが
出来ますが、合板フローリングの表面は、
薄いシートなので、表面を削ると、
下地の合板が出てくるので、
削るという作業が出来ません。
直射日光が当たる箇所では、
色が薄くなり、
結露水が垂れるサッシ際などは、
5年もすれば、表面が剥がれてきます。
メリットは、価格だけだと思います。
合板フローリングは、
巾303mm、長さ1,818mmと大きいので、
無垢フローリングよりも
工事のスピードが速い。
しかも、素材そのものも、
無垢フローリングより安いので、
結果として、無垢フローリングより安くなるのです。
無垢フローリングの場合は、
巾は75mmとか90mm、長さは1,820mmが
一般的です。
木目や、色合いも1本1本違うので、
仮置きをして配置を決めてから
貼り始めないと、「妙」な「雰囲気」になって
しまうのです。
このように、本物のフローリングである
無垢フローリングと、
偽物のフローリングである
合板フローリングには、
様々な違いがあるので、
自分には、どっちのフローリングがあっているのか、
ご自身がフローリングに求めていることを
一旦整理してみるといいと思います。
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