アトピッコハウス ブログ
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床板選びは、色柄ですか?

2014/06/02
2018/05/30

床板選びは、色柄ですか?こんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

床板を、色柄で選ぶという神経が分かりません。

無垢材サンプル、チャーリー

床を、床板にしたいと考える人なら、
無垢フローリングを視野に入れている筈です。

もちろん、好きな樹種とか、色とか、
木目とか、堅さ・柔らかさといった

様々な要素で床板選びをしている筈です。

その中で、色柄にこだわり過ぎるのは、
いかがなものかと思うケースがあります。

まさか、無垢の床板を検討される方には
いないと思うのですが、

無垢の床板は、御存じの通り、
天然のものです。

同じ樹種でも、1本1本、
色合いも木目も違います。

それなのに、
「木目が違う~」「色が同じじゃない」と、
リクエストされる方がいるのです。

もちろん、無垢の床板であっても、
サンプルとして提示しているものがある以上、

それと比較して、「似ても似つかわない」というのでは、
クレームになっても仕方ありません。

そこは、メーカーの責任だと思います。

しかし、合板の床板は、
表面にプリントした紙を貼っていたり、

木目の綺麗な薄い板を張っていたりするので、
木目も色も拾っていますが、

無垢の床板の場合は、
そこまでは、そろわないのです。

それに、無垢の床板の魅力の1つは、
経年変化の美しさです。

年々、色が濃くなっていくのです。

それを「味」だとか「魅力」だと
感じないとしたら、

合板の床板にされた方がいいかも知れません。

しかし、合板の床板は、
経年変化しないかわりに、

経年劣化します。

特に顕著なのは、
直射日光が当たる縁側や、窓際ですね!

太陽の光が長期間当たる場所は、
そうじゃない場所と比較して、

いち早く色褪せしてきます。
しかも、窓ガラスの結露水が染み込むことで、

表面が剥がれてくることさえあります。

それに対して、無垢の床板には、そうした変化はなく、
どちらかというと、均一に色が濃くなってきます。

私は、「キズは家族の思い出」というフレーズが大好きです。

無垢の床板なら、
多少の傷がついても、

傷が味になるし、それほど気にならないものです。

もし、無垢の床板にしたいけど、
傷が付き難い樹種が良いのであれば、

堅い木を選べばいいのです。

柔らかい木は、温もりがある代わりに、
傷が付き易いので、

「温もり」を優先するか、「傷の付き難さ」を優先するのかを
考えて樹種選びをされたら、

いいと思います。

無垢の床板を選ぶのなら、
「着色」はしないで、

クリア塗装とし、樹種ごとが持つ
天然の色合いを楽しむ方がいいと思います。

どんな樹種でも、無塗装の状態よりは、
もしそれがクリア塗装であっても、

若干色が濃くなります。

しかし、無塗装の状態だと、
汚れも気になりますし、

日々の生活も、ちょっと窮屈になるので、
表面保護の意味も含めて、

着色をしないクリア塗装された製品を
選ぶべきだと思いますね!

アトピッコハウスの「ごろ寝フローリング」には、
無塗装の製品もありますし、

塗装した製品もあります。

塗装した製品は、自然塗装とUV塗装があるので、
好みに応じて選ばれるといいと思います。

アトピッコハウスでは、樹種選びの参考して、
「樹種見本」のチャーリーというサンプルを
ご用意しています。

全樹種、着色していません。

樹種の違いによる天然の色合いの違い、
堅さ、温もりなどを実感頂けたら、いいと思います。

自分は、色柄で床板を選ぶ人なのか?
温もりや、傷の付き難さを優先する人なのか?

そんなにことも、視野にいれるといいと思います。

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