こんにちは！
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
合板は1枚も使わない。
柱は絶対に無垢で、集成材は1本も使わない。
そうしたこだわりを持つ方がいれば、
それはそれで素晴らしいと思います。
私も、昔ながらの家が大好きです。
可能なら、竹で、竹木舞を編んで、土を練って
土壁の下地を作って、
仕上げに珪藻土や漆喰を塗りたいものです。
しかし、今の時代、竹木舞を編める職人さんも
数が少ないし、工事期間も長く、
価格も高い。
一般的な住宅建築では、そうした贅沢なことは
出来ないし、そもそも出来る会社が、
全国でも、数えるほどしかいません。
壁の下地は、土壁ではなく、
石膏ボードに変わりました。
それが普通です。
床の下地も、無垢材ではなく、
合板に変わりました。
それが普通です。
集成材だって、無垢と比較して品質や強度が落ちるとは言えません。
無垢にない長所だってある訳です。
それに断熱材だって、
工業製品は一切使わないとなると、
何で断熱すればいいのか？ という話しになります。
天然素材がいいからといっても、
炭化コルクや羊毛などは、価格が高くなるし、
天然素材だから完璧なのかというと、
それらにも欠点があります。
今の時代、よほどの予算があって、
よほどのこだわりが無い限りは、
合板も集成材も、工業化建材も一切使わない
家づくりというのは、
ほぼ現実的ではないし、
無理だと思います。
私は、家づくりも優先順位だと思います。
柱や下地まで配慮して、
一切、合板や集成材を使わないというのではなく、
室内に露出していて、
目や肌に触れる「内装材」にこだわれば、いいと思うのです。
部屋の環境や、空気や、快適性は、
内装材が作っていると私は思います。
無垢のフローリングや、
珪藻土や漆喰といった自然素材で、
内装を仕上げれば、快適で、カッコ良く、
豪華な家が出来上がると思います。
そりゃー、予算があれば、
合板を使わないだとか、柱は全部無垢にするとか、
断熱材も天然素材にすればいいと思います。
しかし、家だけ立派でも、
ほかにお金が回らなくなっては、
外食も出来ないし、家族旅行にも行けません。
もし、床を無垢フローリング、
壁・天井を塗り壁や自然素材クロスに変更しても、
差額は、100万とか、200万、あるいは、
数十万円で済むかもしれません。
自然素材に廻す予算が、そこまでないとしたら、
1部屋だけとか、床だけといった選択肢でもいいと思います。
新建材などの工業化製品もタダではありませんので、
差額で考えれば、実現可能だと思うのです。
そして、豪華なキッチンを採用するよりも、
キッチンのランクを1つ落として、
内装材に予算を回すとか、
建物を1坪小さく作って、内装に自然素材を
採用すれば、
「無垢の家」と言える家が完成すると思います。
人は、人生の80％の時間を室内で過ごします。
そして、その大半を自分の家で過ごすとしたら、
内装に自然素材を採用して、
「無垢の家」にされてはどうでしょうか？
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
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後藤 坂社長 
