無垢フローリングの違いを解説してみます
当然のことだと思います。
しかし、無垢フローリングのどの部分の違いを比較するのかが、
問題になると思います。
私の会社は、20年以上前から、無垢のフローリングを
開発してきました。
そして、その間、不良品を掴まされたこともありましたし、
想定外のトラブルがあって、お客様に迷惑を掛けたことも
ありました。
そんな経験を踏まえて、大きく5項目に絞って、
無垢フローリングの違いを解説してみたいと思います。
目次
まずは、値段の違い(希少性)
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
最初に考えないとならないのは、「値段」の違いだと思います。
いくら良いと思っても、予算が回らなくて、
最終的に「選択」できないのであれば、悲しい想いをするし、
検討した時間そのものが、無駄になります。
それだったら、「捻出できる」予算の範囲内で、
選択できる無垢フローリングを選んだ方が、
幸せになれることは、100 %間違いないと思います。
無垢フローリングの値段の違いは、樹種の違い、
等級の違い、加工精度等々、色々とありますが、
値段が高い無垢フローリングは、希少性が高いとか、
高級だということが言えると思います。
ほんの少しの面積でもいいから、最高級の無垢フローリングを
採用したいというのなら、それでもいいと思いますが、
ある程度の面積に採用して、日常的に気兼ねなく使いたいというのなら、
別の選択肢になると思います。
堅さの違い(温もり・傷の付き易さ)
無垢フローリングの違いの2つ目は、堅さの違いだと思います。
柔らかい樹種の代表格としては、桐や杉が上げられる
と思います。
しかし、柔らかい樹種は、傷が付き易いです。
それは、木材がスカスカで、木材内部に、空気を沢山
含んでいるからです。
だから、柔らかい訳だし、その特徴のお蔭で、
「温もり」があります。
つまり、「温かい」訳です。
もし、杉とか、桐を使えば、床暖房は、必要ないと
思いますね!
ただし、傷が気になる人には、不向きです。
特に「桐の無垢フローリング」なんて、あり得ないと思います。
塗装の違い(無塗装・自然塗装・化学塗装)
無垢フローリングの違いで、次に取り上げたいのが、
塗装の違いです。
無垢フローリングを「無塗装」のまま使うという人も、
いない訳ではありませんが、
そんな方は、ある程度「無垢」のことを知っていて、
汚れや傷は、大らかに考えられる「猛者」だと思います。
普通は、無垢フローリングの汚れや、傷予防として、
ある程度の塗装はします。
塗装には、「自然塗装」と「化学塗装」があるので、
こちらは、好みだと思います。
どちらにも長所と短所があるので、単純に
どちらが良いとは言えません。
結局、ご自身の好み次第ということになると思います。
品質の違い(節の多さ・色違い・木目の有無)
無垢フローリングの次の違いは、「品質の違い」です。
無垢フローリングにも、等級があります。
節が多いとか、少ないとか、色が均一だとか、
赤身と白太が混在しているだとか、
木目が綺麗で整っているだとか、バラバラだとか、
あるいは、十分に乾燥されていて、
製品として、安定性が良いとか、施工しやすいとか、
無駄になる部分が少ないとか、
色々なことを含めての「品質」の良し悪しです。
この「品質の違い」というのは、価格や、工事費に直結しますから、
割と、重要な要素になると思います。
柾目(まさめ)、板目(いため)の違い
無垢フローリングの5つ目の違いとして、「柾目」と「板目」の違いを
上げてみたいと思います。
「柾目(まさめ)」とは、木材の「年輪」しか見えない
無垢フローリングのことです。
そして、「板目(いため)」とは、木目の柄が見える
無垢フローリングのことです。
「柾目」が大好きという人もいれば、「板目」の方が、
本物っぽくて好きだという人の両方がいるので、
こちらも好み次第ということになりますが、
価格で言うと、「板目」よりも、「柾目」の方が高いです。
そして、節が多い方が、価格は安いです。
いかがでしょうか?
無垢フローリングの違いが、少しご理解頂けたでしょうか?
無垢フローリングも、樹種や、等級、品質等によって、
価格も変わります。
どんな樹種が好きかというのも、大事ですが、
まず最初に考えないとならないのは、
「予算」です。
いくらの費用までなら、無垢フローリングに出費できるのか、
その上で、どんな樹種の無垢フローリングが良いのかを
考えるのが、良いと思います。
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