無垢フローリングに適した、来客用スリッパとは?
靴を脱いで上がって頂くので、
どんなスリッパをご用意すべきかを色々と模索し、
試してきました。
その結果行きついた、無垢フローリングに適した
スリッパに関して、書いてみたいと思います。
不衛生なものは、NG
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まずは、無垢フローリングに適したスリッパうんぬん以前に、
来客用のスリッパは、大勢のお客様が利用されるので、
衛生に保ちたいし、お客様にも、
気持ち良く使って頂きたいと思います。
かといって、100円ショップなどで、
使い捨てにしてもいいような安い物を買ってくる
というのも、品位を下げてしまうと思います。
例えば、現場見学会などは、1回だけの使用にして、
しかも少し汚れてきたら、直ぐに交換する
という使い方で問題ない環境だと思います。
ただ、事務所で、複数回使うものは、別の
衛生管理の考え方、仕組みが必要だと思います。
安物もイメージダウン
私の会社が、横浜から鎌倉に移転した10年前、
築60年以上の古民家を改築して、
事務所に仕立てました。
床は、全室無垢フローリングでした。
ただ、部分的にカーペットやクッションフロアーに
リフォームされていた箇所もあったので、
畳にして堀コタツにしたり、無垢フローリングに
張り直したりしました。
そして、来客用のスリッパは、1足5,000円もする
本革性の高級なものにしました。
そして、お客様が利用される都度、
アルコール消毒するようにしたのです。
雑菌を抑制すれば、臭いやカビも防げて、
衛生的に使えます。
そんなことに気を使いました。
ゴムがついているものは、NG
ただ、スタッフが使うスリッパは、
普通の来客用だと、歩くたびに
ペタペタ音がするし、ビジネスをしているという感覚からは、
少し遠ざかってしまうので、工夫をしました。
室内履きのサンダルのようなものも検討しましたが、
裏にゴムがついているタイプは、カカトをこすると、
フローリングにゴムの跡が付くので、見苦しいし、
掃除が面倒なので、止めました。
滑りやすいものもNG
最終的にスタッフ用のスリッパとして落ち着いたのは、
1足5,000円以上もするフェルトのスリッパでした。
スリッパと言っても、サンダル風で、裏側も
フェルトで出来ていたので、
滑り難いし、床にゴムの跡が付くことも
ありませんでした。
スタッフ用のスリッパは、そのフェルトタイプのもので、
落ち着いていました。
また、床が無垢フローリングのオイル仕上げだったので、
素足もOKということにしました。
合板フローリングや、ウレタン塗装品の無垢フローリングと違って、
自然塗装品の無垢フローリングは、
素足でも快適に過ごせます。
裸足、素足を推奨?
2年ほど前、私の会社は、同じ鎌倉市内で、
事務所を移転しました。
そちらは、築40年ほどの古民家で、ほぼ全面畳の部屋でしたが、
全て、無垢フローリングにリフォームし、
来客用スリッパも、スタッフ用スリッパも、
前の事務所の時のものを持ち込みました。
しかし、来客スペースやセミナールームが、2階なので、
急な階段の上り下りがあり、「危険」でもありました。
そこで、お客様のスリッパは無しにし、
靴下のままお上がり頂くというスタイルに変更しました。
ちょっとびっくりされるお客様もいらっしゃいますが、
フローリングが汚れるとか、靴下が汚れるという
特別な問題は起こっていません。
いかがでしょうか?
無垢フローリングに適したスリッパの問題は解決しました
でしょうか?
スリッパを使うなら、来客用は、少し高級な革製のものを
採用し、アルコール消毒を徹底する。
そして、スタッフ用のスリッパは、滑り難い工夫がされている
フェルト製のものを採用する。
あるいは、現在のうちの事務所のように、
来客用スリッパなしという選択肢もあっていいと思います。
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