無垢フローリングのシミ対策とは?
大事に扱いたいという人もいると思います。
それに「無塗装」の無垢フローリングなら、
汚れも、シミも気になって、
窮屈になる位、無垢フローリングを汚さないよう
生活しているという人も、いるかも知れません。
しかし、折角、無垢フローリングを採用したのなら、
気持ち良さを最大限に生かして、
大らかに、生活してはどうだろうかと思います。
とは言うものの無垢フローリングのシミ対策は、
どうしたら良いのでしょうか?
解説してみたいと思います。
目次
汚れ、水シミは、あるものと覚悟する
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
人が生活していれば、床を傷つけることもあれば、
汚すことも、シミをつけることもあります。
高価な無垢フローリングだからといって、
後生大事に使うことはないし、
おっかなビックリしながら、使うことはないと思います。
水をこぼせば、水シミが出来るし、コーヒーをこぼせば、
コーヒー染みが出来ます。
大らかに考えてみるという方法もあります。
傷もシミも、汚れも「生活の証し」です。
対策は、早めの拭き取り、対処
無垢フローリングにしても、合板フローリングにしても、
水シミは出来るし、汚れは不着します。
対処法は、「こぼしたら」「拭き取る」です。
醤油とか、コーヒーとかケチャップのような
色が付いたものであれば、
染み込めば、シミになります。
例えば、無垢フローリングでも、自然塗装の製品であれば、
大して強い塗膜は出来ていないので、
汚れは、フローリングの内部に染み込んでいきます。
無塗装の無垢フローリングだったら、
相当に、ひどいことになると思います。
だったら、化学系のウレタン塗装がいいのかというと、
そう簡単に、それがいいとも言えません。
確かに、ウレタン系の塗装は、バッチリと塗膜が出来るので、
直ぐにフローリングの内部に汚れが、染み込んで行くということは
ありません。
しかし、長時間放置すれば、汚れやシミが付着し、
取れにくくなることは、同じです。
シミも汚れも、味と考える
無垢フローリングにしても、合板フローリングにしても、
生活していれば、汚れもするし、シミも付くし、
傷も付く訳だから、「そういうもの」だと考える
という方法もあります。
シミも、汚れも、傷も「味」だと考えられたら、
大いに、おおらかに過ごせると思います。
無垢フローリングの経年変化は、美しい
無垢フローリングのコーティングには、自然塗装と、
ウレタン等の化学塗装がある訳ですが、
ウレタン等で、バッチリ塗装してしまうと、
フローリングの表面に、塗膜が出来るので、
その塗膜が、徐々に「劣化」して行きます。
しかし、自然塗装した無垢フローリングは、
時間の経過と共に、木の色が、だんだんに濃くなります。
この変化のことを「経年変化」と言う訳ですが、
自然塗装した無垢フローリングは、
時間の経過と共に、本当に、味わい深くなります。
無垢フローリングそのものは、
50年、100年もつほどの耐久性があります。
もし、建替える必要がないとしたら、親子、2代、3代にわたって、
使い続けることが出来ます。
「家族の歴史」を刻みながら、徐々に「経年変化」していくと
考えたら、楽しいと思いませんか?
コーティングしても、シミ・汚れはつく
無垢フローリングにしても、合板フローリングにしても、
ウレタン等の「コーティング系」塗料を使って、
汚れ難くしたとしても、塗装面に、
汚れは不着するし、シミは付きます。
汚れの対策は、早めの拭き取りが
一番有効な方法な手段ですが、
コーティング系の塗装をした無垢フローリングは、
時間の経過と共に「経年変化」で、美しくなるというよりは、
みすぼらしい感じになるというのが、
近い表現だと思います。
コーティングしても、シミ・汚れは付く訳ですから、
初めから、シミや汚れが、「味」になることを
選択してはどうかと思います。
いかがでしょうか?
無垢フローリングのシミ対策と言えば、
早めに拭き取ることが、最善の方法です。
大らかに考えないと、無垢フローリングを
「汚す」とか「シミを付ける」度に、イライラしていないとなりません。
またウレタン等の化学塗料は、無垢フローリングの表面に
塗膜という、塗料の膜が出来るので、
ある程度、汚れを弾いてくれます。
ただ、それも限界があって、やはり汚れます。
時間を「味方」につける「経年変化」を楽しむ
という選択肢を選ばれても良いと思います。
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