無垢フローリングを傷だらけにしない配慮
そんなことはなくて、無垢フローリングでも、
合板フローリングでも、傷だらけになる
フローリングは、あります。
また逆に、傷が付き難い無垢フローリングもあります。
「傷は、家族の思い出」という考えもありますが、
傷を味とか、思い出と思えない場合は、
傷だらけにしない配慮が必要になります。
では、どうすれば、無垢フローリングを傷だらけに
しなくて良いのか、解説してみたいと思います。
目次
フローリングには、堅い樹種を選ぶ
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングを傷だらけにしない配慮の一番目は、
傷だらけにしたくないのなら、
傷が付き難い堅い樹種を選ぶということです。
無垢フローリングとして使える樹種にも、
杉やヒノキといった柔らかい樹種もあれば、
ナラやカバといった堅い樹種もあります。
木目の感じや、色が好きとか嫌いといったこともあると思うので、
傷が付き易いとか、傷が付き難いというだけで、
無垢フローリングの樹種選定は出来ないと
思いますが、もし、
無垢フローリングを傷だらけにしたくないということであれば、
堅い樹種のなかから、好みに合う木目や、色合いの製品を
選んでみるのも良いかも知れません。
ただし、堅い樹種は、柔らかい樹種よりも、
比較的価格も高いと思うので、
予算も加味した上で、検討されるといいと思います。
角のとがったもので、こすらない
堅い無垢フローリングなら、傷だらけになり難いといいましたが、
それでも、絶対にキズが付かないという訳ではありません。
堅いものとか、角がとがったものとかで、こすると、
確実に、傷は付くと思います。
椅子の足には気を付ける
椅子やテーブルの脚も「角がとがったもの」の部類に
入ると思います。
先端部分に、樹脂系のものがついている場合だと、
キズも付き難いと思いますが、
そのままの場合は、床に傷を付ける
道具になってしまいます。
一般的には、椅子やテーブルの脚の裏側に
貼り付けるフェルトがセットで付いてきますから、
目立たないように貼りたいものです。
無垢フローリングを傷だらけにしたくないと
いっても、
椅子やテーブルの脚の先端部分に、
スポッとはめるキャップのようなカバーだと、
床にキズは付かないかもしれないけど、
格好も悪いと思います。
家具の移動は、持ち上げる
無垢フローリングを傷だらけにしないためにも、
「家具を移動」させる場合は、
床を引きずらないで、持ち上げて、
移動させたいものです。
そして、どうしても引きずる場合は、
毛布やダンボールといった「保護材」を使って、
床を傷つけない配慮をしたいものです。
丁寧にやれば、傷は付きません。
あとは、大らかに考える
堅い樹種を選んでも、生活に気をつけても、
人が生活している訳ですから、
床の無垢フローリングも傷付きます。
そういうものです。
だから、大らかに考えてはどうだろうというのが、
私の提案です。
床にキズが付かないように、注意して暮らすのも、
悪くはありませんが、
過度だと疲れると思います。
「傷は、家族の思い出」「暮らした証し」
そんな感じで、大らかに過ごせれば、
無垢フローリングの魅力を存分に感じてもらえると思います。
いかがでしょうか?
せっかくの無垢フローリングを傷だらけにしたくないのであれば、
傷が付き難い堅い樹種の無垢フローリングを選ぶのが、
一番だと思いますが、堅い樹種というのは、
同時に「冷たく」もあるので、
傷は付き難いけど、冷たい堅い樹種でいいのか、
傷は付き易いけど、温もりのある柔らかい樹種がいいのか、
住まい方の好みによって、無垢フローリングの
樹種選びをされるといいと思います。
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