無垢フローリングの金額の見極め方とは？

無垢フローリングの金額の見極め方とは？無垢フローリングの金額がいくらなのか？
高いのか、安いのか、なかなか見極めがつかない
という方は、多いと思います。

なぜ、無垢フローリングの金額が、明確にならないのかと言うと、
定価があって、問屋価格があって、業者価格があってと、

購入する人の立場で金額が変わるからです。

また、無垢フローリングも、材料だけで、工事が完了する
訳ではなく、工事が終了して、初めて完成するので、

工事費をプラスしないと、実際にかかる「金額」は、
見えてこない訳です。

では、無垢フローリングの金額を、どのようにして
見極めたら、良いのでしょう？

詳しく解説してみたいと思います。

品質度外視の金額重視は危険

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングの金額を見極めるに当たって、
最初に注意しないとならないのが、

「品質度外視」で、金額の安い高いで判断しないことです。

価格が高いものは、品質が良いとか、何かの特別な
機能なり、配慮があるというのが、普通です。

全く違いがなくて、「金額」だけ高いという製品があるとしたら、
仕入れの段階か、加工の段階か、流通経路に問題があるので、

「割高」な商品として、お勧めできないという話になります。

まずは、単純に「金額」で比較しないで、「品質」を確認する所から、
無垢フローリング選びをすると、後悔しない、

無垢フローリング選びが出来ると思います。

いくら安くても、品質の悪い無垢フローリングを採用すると、
工事後のトラブル、手直しで、かえって高くつくこともあるのです。

しかも、満足度も低くなる。

樹種無視の金額比較も無意味

床を無垢フローリングにするといっても、
フローリングに出来る樹種は、沢山あります。

大きく言うと、針葉樹と広葉樹という違いがあります。
そして、それぞれに特徴があり、また

原料の希少性や、加工の手間暇により、
金額も違ってきます。

まず、自分が、どんな種類の「無垢フローリング」を
希望しているのか？

そして、その材料は、どんな模様で、床全面に
張り上げた段階で、どんな床が完成するのか？

そうしたことを想像した上で、自分にとっての「夢実現」を
描かないと、「こんな筈じゃなかった」と言うことになりかねません。

無垢フローリング選びは予算優先か、好み優先か？

無垢フローリングを採用するとしても、予算無視で、
製品選びを出来る人は、多くないと思います。

ただ、予算がないからと、単純に「無垢フローリング」を
諦める必要もない訳です。

別に、合板フローリングだって、タダじゃないし、
「差額」で考えれば、なんとかなります。

要は、いくらまでの差額なら、支払いが可能で、
自分にとって「無垢フローリングにする」ことの優先度が、
どの程度高いのかが、明確になっていればいいだけです。

まずは、捻出できる金額が明確になったら、
その金額の中で、出来るだけ「広い面積」に、無垢フローリングを
張りたいと考えるのか、あるいは、多少高くても、

自分の好きな樹種を、「限定的に張る」のかといったことも
選択すべきです。

フローリングの節や、色違いは気になるのか？

無垢フローリングの選定に当たって、
樹種の他に、節の多さとか、木肌の色違い等が、

気になるか、気にならないかで、
無垢フローリングの価格も変わってきますし、

採用できる範囲も変わってきます。

無垢フローリングは、合板フローリングよりも、
工事に手間暇が掛かります。

そして、品質の悪い無垢フローリングは、「ロス」といって、
使えない部分の量が多かったり、

曲がっていたり、ジョイントの加工が悪くて、
工事費が高くつくということも、ザラに起こります。

節が多かったり、色違いがあっても、乾燥とか加工が
しっかりしていれば、「施工上」は問題がないので、

ご自身が、どこに一番こだわりがあるのかを
考えておくといいと思います。

工事費まで加えて、金額を検討する

無垢フローリングは、合板フローリングよりも
金額が高いという印象はあると思います。

確かに、安くはないです。

しかし、差額で考えれば、「無理」ということはない訳です。
そして、「どんな製品」を選ぶかも重要だし、

工事をしてくれる業者さんの熟練度にもよります。

確かに、無垢フローリングの工事は、合板フローリングよりも、
面倒です。時間もかかります。

それでも、工事費が2倍にも、3倍にもなるということはありません。

まずは、工事を依頼される方に、工事代を含んだ金額を
提示してもらってみてください。

それで、予算に合う様なら、お好みの無垢フローリングを
実現させてください。

いかがでしょうか？

無垢フローリングにあこがれがあって、
床を無垢フローリングにしたいと思っても、
金額が気になって、前に進めないという方も多いと思います。

でも、心配は無用です。
普通の「合板フローリング」だって、タダではないのですから、
差額で考えれば、なんとかなります。

重要なのは、無垢フローリングのために捻出できる
差額予算を明確にし、

その金額の中で、採用面積を広くするのか、好みの樹種を
選ぶのかを決定すれば良いのです。

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