無垢フローリング自然塗装品の注意点
お勧めです。
しかし、自然塗装にも色々あって、無垢フローリングに
自然塗料が塗られているだけというものもあれば、
まるで、ウレタン塗装してあるのじゃないだろうという位、
ツルピカに仕上がっているものもあります。
では、自然塗装していながら、ツルピカに仕上がっている
無垢フローリングと、自然塗装しましたというだけの製品は、
いったいどこが違うのでしょうか?
詳しく解説してみたいと思います。
目次
木地の研磨をしているか
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず初めに、無垢フローリングを自然塗装するには、
塗装する前に、無垢フローリングの表面を
丁寧に研磨しないとなりません。
無垢フローリングは、フローリングの形状に加工しただけでは、
表面がザラザラです。
このまま塗装しても、綺麗には仕上がりません。
そこで重要なのが、木地表面にサンドペーパーをかけ、
目に見えない毛羽立ちを解消します。
その後、やっと塗装できる訳です。
最低2度塗りしているか
無垢フローリングに自然塗装するといっても、
1回塗れば、それで完了する訳ではありません。
1回塗っては、軽くサンドして、その後、2回目を塗る訳です。
すると、塗料のムラもなくなり、
均一に塗装されるのです。
丁寧な塗装であれば、あるほど、2度塗り、3度塗り
というのを実施します。
あるいは、「下塗り」「上塗り」という工程で、
2度、3度と塗っていきます。
最後に、バフ掛けをしているか
無垢フローリングに塗料を塗る前は、サンドペーパーを掛けたり、
1度、2度と塗って行く過程で、サンドペーパーを
当てたりしますが、最終的な塗装が終わっても、
バフという「布」で、研磨します。
研磨というよりも、ワイピング、つまり、拭き取りですね。
サンドペーパーは、木の表面を削り取るイメージですが、
バフというのは、布で、無垢フローリングの表面を
拭き取るイメージです。
それで、塗装された表面を磨きあげる訳です。
原板の乾燥率は十分か
無垢フローリングが製品として完成し、その後、現場に施工され
反ったり、割れたりといったトラブルが起きるか起きないかは、
フローリングに加工される前の「原木」や「原板」の乾燥による
影響は大きいです。
まずは、原木の状態で、天然乾燥させるか、
海水につけて、木材の水分が抜けるのを待ちます。
その後、製材し、「原板」というものを作ります。
この原板を、木材用の「乾燥機」に入れて、
反りや狂いが発生しない「含水率」にするのです。
乾燥が十分であれば、フローリングに加工したあとも、
反ったり割れたりといったトラブルは、
起こり難くなります。
フローリングの加工精度は、十分か
そして、無垢フローリングの価値を決める
もう1つの要素は、加工の精度です。
無垢フローリングの厚みは、15mmが普通です。
そして、巾は75mmとか90mmが、
一般的です。
その15mmとか、75mm、90mmといった
正規の寸法に、許容される程度の範囲で、
ピタッとサイズが納まっていて、
実(さね)と呼ばれるジョイントの精度もよくて、
ピタッとはまるといったことが重要になる訳です。
無垢フローリングには、巾方向のジョイントの他に、
エンドマッチと呼ばれる「長さ方向」のジョイントもあります。
その両方の精度が高くないと、工事の際、
不具合が生じるのです。
しかし、こういった違いは、仕上がった無垢フローリングを
見ただけでは、判別できません。
そこで検討したいのが、そのメーカーがキチンとした会社か
どうかです。
このキチンとしているというのは、会社の規模の大きさではなく、
企業姿勢ということになりますね。
いかがでしょうか?
無垢フローリングの自然塗装品といっても、品質には、
色々とバラツキがあって、注意しないと、
施工後に、様々なトラブルが起こりそうだということを
ご理解頂けたでしょうか?
それに、製品によって、仕上がりの美しさも、色々です。
キチンと乾燥させた原板を使って、
精度高く加工し、丁寧な塗装をした製品と、
そうじゃない製品がありますから、
単に、無垢フローリングといっても、大きな違いが
あるということですね。
アトピッコハウスの自然塗装された無垢フローリングは、
ウレタン塗装したんじゃないかと思われるほど、
品質がよく、綺麗です。
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