無垢フローリング、カリンに代わるもの
考えるケースは多くないと思います。
しかし、あの独特の「赤身」は、高級感があって魅力です。
私は仕事柄いろいろな木材に触れますが、
カリンは、ほんと綺麗です。
しかし、堅いし、重いし、緻密だし、高いしと、およそ
簡単に採用できるものではありません。
20年ほど前、カリンの無垢材でキッチンを作ったことがありましたが、
とんでもない金額になりました。
それに重くて、引き出しがスムーズに開かない。
そこで、カリンが良いと思っている人に提案したいのが、
カリン無垢フローリングの代替えとして提案できる
無垢フローリングをご紹介することです。
目次
カリンは良いけど、とても高い
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
予算があって、絶対にカリンがいいと思っている方は、
カリンの無垢フローリングにされるのが、
一番納得されると思います。
あの独特の「深い赤」は、他の素材では、真似が出来ません。
木目は緻密で、そのせいもあって、重い。
そして、価格は高い。
資源も枯渇しているから、必要な量が揃うとは限らない。
そんな無垢フローリングです。
無垢フローリングというよりは、高級家具に使われる
無垢素材と考えた方がいいかも知れません。
それを床に使うのですから、相当に贅沢です。
カリンは、堅いし重い
カリンは、堅いので、傷もつき難いですが、
塗装の種類によっては、傷が目立つかも知れません。
表面にツヤが出るタイプのウレタン塗装だと、
表面の塗装部分に傷がついて、
目立つという感じですね。
もし、ツルツル、ピカピカの床が好きということでなければ、
艶は抑えめの自然塗料で良いかも知れません。
ツルピカも魅力的ではありますが、ツヤを抑えた
塗装でも、十分に素敵です。
それに、ツヤを抑えた仕上げの方が、
傷も目立ち難いから、日常生活で、床が気になり過ぎる
ということを防げます。
高級な無垢フローリングだからといって、
床に傷を付けないように、恐る恐る生活するのでは、
楽しくありません。
大らかに行きたいです。
カリンは豪華だけど、汚れは目立つ
カリンの無垢フローリングは、赤黒い感じですから、
ホコリ等の汚れは目立ちますね。
ただ、いちいち掃除機をかけるというよりは、
フローリングワイパーとかで、ホコリだけ、さっと拭いておけば、
問題は解決します。
この汚れの目立ちやすさという点においても、
ツルピカの仕上げにしないで、
ツヤは抑えめの自然塗装の方が、目立たないと思います。
ツルピカの仕上げにしてしまうと、高級材、無垢フローリングの
良さが半減してしまうように思います。
ブラックウォルナットという選択肢
ブラックウォルナットの無垢フローリングも高級材の1つですが、
それでも、カリンよりは安いし、手にも入りやすいです。
アトピッコハウスでも扱っていますが、ほれぼれします。
色は、カリンよりは、さらに「赤黒い」感じです。
ツルピカに塗装してしまうと、ホコリが目立ちやすい
という点は、カリンと同じですし、
堅いので、傷がつき難いというのもカリンと同じです。
はっきりした木目もないので、カリンとイメージは
近いかも知れません。
「赤黒い」感じか「黒に近い赤」か、といった違いなので、
カリンでなくても良いと思える場合は、
メーカーに実物サンプルの請求をされると良いと思います。
アカシアという選択肢なら、価格も安い
アトピッコハウスでは、アカシアの無垢フローリングも
扱っています。
こちらも、「赤黒い」感じなので、カリンとか、
ブラックウォルナットに近いイメージがあります。
違いは、木目が割とハッキリしていること、
白い部分があるので、全体が均一に、
「赤黒く」は、ならないことです。
でも、価格がお手頃なので、カリンやブラックウォルナットが
好きだけど、予算的にちょっとという方には、お勧めです。
いかがでしょうか?
カリンの無垢フローリングは、独特の床材です。
床に使うのは、勿体ない位の高級材です。
まとまった量のフローリングは入手も困難だし、
価格も高いです。
でも、あの「赤黒い」感じというのは、とりこになる人がいます。
そこで、ご提案は、ブラックウォルナットとか、
アカシアという別の無垢フローリングを
代替え商品として検討するという方法です。
無垢フローリングの選び方が分からない方は、
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ご活用ください。
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