無垢フローリングをキッチンに貼る場合の選択肢
キッチンは、どうしようと迷うと思います。
そうした相談も、よく受けます。
確かに、水をこぼしたり、時には、食材を落としたり、
油をこぼしたりするかも知れません。
無垢フローリングは、キッチンには合わないのでしょうか?
私は、そうは思いません。
私の会社のキッチンは、無垢フローリングの自然塗装品です。
水もこぼすし、食材もこぼします。
それでも、綺麗だし、清潔に保てています。
では、無垢フローリングをキッチンに貼る場合の
選択肢について、解説してみたいと思います。
目次
キッチンでも、特別扱いしなくて良い
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
キッチンは、確かに、水はねもするし、食材を落としたり、
油はねしたりもします。
しかし、こぼしたり、水はねすれば、
直ぐに「拭けば」いいし、普通は、直ぐに拭くと思います。
水はねや、油はねして、そのまま放置すれば、
水だろうが、油だろうが、無垢フローリングの
奥深くに染み込みます。
特に、無塗装の無垢フローリングだとしたら、
汚れが、相当に気になると思います。
だから最低でも、自然塗料なり、オイル程度は塗って、
無垢フローリングを保護したいと思います。
その方が、気が楽です。
ただ、それ以外は、大らかに考えればいいと思います。
汚れは、放置すれば、シミになるし、汚くなります。
でも、汚しても、直ぐに拭けば、
綺麗な状態を保てます。
キッチンの床だからといって、特別扱いする必要はないと思います。
水をこぼしたら、直ぐに拭き取る
キッチンの床を無垢フローリングにした場合、
一番気になるのが、「水はね」かも知れません。
キッチンマットを敷くという方もいるかも知れませんが、
もし、そのままの状態で使うのであれば、
水が跳ねたら、拭けばいいと思います。
これは、自然塗装した無垢フローリングであっても、
ウレタン塗装した無垢フローリングでも同じです。
ウレタン塗装でも、水染みは付く
ウレタン塗装とは、石油系の化学塗料のことです。
植物原料を使った「自然塗料」と違って、バッチリと塗膜が付きます。
「塗膜」とは、「塗料の膜」のことで、つまりは、
フローリングの木目をバッチリと隠す(保護する)塗料という
ことです。
塗膜がバッチリ付きますから、水をこぼしても
弾いてくれます。
自然塗料と違って、フローリングの奥に染み込み難くもあります。
ただし、たとえ、ウレタン塗装であっても、長時間放置すると、
「水染み」も「油染み」も付きます。
水はね、食べこぼし等、床を汚したら、
直ぐに、拭き掃除をするのが基本だし、
それさえ注意していれば、それほど神経質になる
必要はありません。
自然塗装品でも、それほど問題にならない
私の感覚では、自然塗装品の無垢フローリングをキッチンに貼っても
特に問題にならないように感じています。
水はねや、食べこぼしは、直ぐに拭けば
染みにもならないし、清潔な状態を保てます。
自然塗装は、無垢フローリングの呼吸を止めないし、
表面を完全コーティングしないので、
素足で歩いても、ベタベタしません。
それが一番の魅力かも知れません。
多少汚れても、生活に支障をきたすことはないし、
ウレタン塗装でも、シミはつくし、汚れる訳だから、
折角、無垢フローリングにするのなら、
キッチンも、思い切って、自然塗装品の無垢フローリングで
良いと感じています。
たまにワックスを掛ける程度で良い
自然塗装品にしろ、ウレタン塗装品にしろ、
たまにはワックスを掛けてあげた方が、
水を弾いたり、汚れを弾いてくれるので、
清潔な状態を保ちやすいし、
掃除も簡単です。
別に、全面的にワックスを掛けなくても、
気になった箇所だけ、シュシュとやればいいと思います。
そうした時に役立つのが、自然素材を原料とした
クリーナー兼用のワックスですね。
アトピッコハウスでは、こめっとさんという製品を扱っています。
いかがでしょうか?
キッチンだから、無垢フローリングにするのは、
躊躇するという特別な理由がないことを
ご理解頂けたでしょうか?
水はねや、油はね、食べこぼしなどは、
早めに拭き取った方がいいし、
時々は、ワックスを掛けてやった方が
掃除もしやすくなるし、清潔に保てます。
それに、流し台の前は、特に気になるということであれば、
キッチンマットを使えばいいと思います。
ただし、キッチンマットも清潔にしないと、
かえって汚くなると思います。
キッチンにお勧めの無垢フローリングとは、どんなものでしょうか?
無垢フローリングの選び方が分からない方は、
こちらの「無垢材選びのコツ」メール講座を
ご活用ください。
無料で、資料・サンプル差し上げます
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。