無垢フローリングの欠点は、何がある?
面倒なのではないかと、「欠点」が気になる人もいます。
では、無垢フローリングには、どんな特性や欠点が
あるのでしょうか?
あるいは、欠点と言われていることが、本当に
欠点なのかどうか、見極めてみたいと思います。
目次
無垢フローリングは、価格が高い
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングの一番の「欠点」と言えば、
やはり価格が高いということだと思います。
合板フローリングなどの工業製品であっても、
「見せかけの定価」は、高く設定しているので、
定価ベースで比較すると、無垢フローリングも、
合板フローリングも、大して差額がないように感じます。
しかし、実際には、無垢フローリングは、
合板フローリングのような「割引き」が出来ないので、
結果、お客様の所に届く価格は、高くなる訳です。
それが無垢フローリングの欠点と言えば、欠点かも知れません。
しかし、耐久性とか、高級感といった「長期的な視点」で考えると、
お釣りが来るほど、魅力的な素材だとは思います。
無垢フローリングは、施工費が高い
無垢フローリングの2つ目の大きな欠点は、
施工費が高いということが、上げられると思います。
合板フローリングなどの工業製品と何が違うかというと、
施工に「手間暇」がかかるし、時間も余計にかかる
ということがあるのです。
でも、それは、別に「欠点」と言えるほどのことでもありません。
無垢フローリングは、巾が75mmとか90mmしかありません。
しかし、合板フローリングなどは、303mm。
無垢フローリングの3枚分、4枚分の巾がありますから、
一気に工事が進むし、作業が簡単なのです。
しかも、湿気の影響も受け難いので、
伸縮による「不具合」を心配しなくても、
バンバン工事を進めて行けるのです。
それに対して、無垢フローリングは、75mmとか、
90mmの細い板を、1枚1枚貼っていかないとなりません。
しかも、いきなり貼り始めるのではなく、
仮並べをして、バランスを調整しながら、美しく
貼っていかないとなりません。
そうした手間暇も、施工費に加算されるのです。
無垢フローリングは、施工が難しい
無垢フローリングの次の欠点は、施工が難しい
ということが言えると思います。
無垢フローリングは、合板フローリングのように
接着剤で張り合わせている訳ではありませんので、
湿気の影響で、伸びたり縮んだりします。
つまり、湿気の多い夏場には、膨張し、
乾燥する冬場には、収縮する訳です。
その結果、隙間が出来たり、元に戻ったりするのです。
つまり、施工する時期に応じて、
フローリングの「伸縮度合」を計算して、
施工しないとならない訳です。
通常は、スペーサーと呼ばれる「意図的な隙間」を作る道具を
使いますし、フローリングメーカーから、
推奨の「隙間巾」というのがあるので、それを
守れば大丈夫です。
無垢フローリングは、気を使う
無垢フローリングは、巾の狭い板を、1枚1枚
コツコツと貼っていきます。
無塗装の製品や、自然塗装の製品などは、
汚れをつけると、取り難いし、
施工後の「養生」なども、気を使います。
キズを付けると、キズは残るので、その点も
気を使います。
「キズは、家族の想い出」と、大らかに考えられる方なら
問題ないと思いますが、キズを付けたくない人にとっては、
どの樹種を使うかということも、大きな選択ということになります。
でも、実は欠点とも言えない
では、価格が高い、施工費が高い、施工が難しい
といったことは、本当に、無垢フローリングの欠点でしょうか?
仮に、無垢フローリングの価格や施工費が高いとしても、
長持ちしますし、豪華です。
その間に得られるメリットを考えると、
決して「欠点」とは言えないと思います。
補修も、メンテナンスも出来る訳ですから、
無垢フローリングを敬遠する理由はないと思います。
いかがでしょうか?
無垢フローリングは、価格が高いし、施工費も高い。
しかも、施工が難しいし、気を使う。
しかし、それは、無垢フローリングの欠点でしょうか?
私は、そんなことはないと思います。
無垢フローリングの素材特性、豪華さを考えると、
値段が高くて、多少気を使うとしても、
それ以上の価値があると思います。
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