無垢フローリングに合うインテリア
どんなインテリアにしようかと考えた時には、
その「経年変化」を計算すべきだと思います。
もちろん、合板フローリングであっても、
経年変化しますから、似たようなものです。
つまり、無垢であっても、合板であっても、
完成時に完璧を目指すのではなく、
経年変化を計算に入れるということが、とても大切になる訳です。
ただし、「無垢フローリング」の経年変化は美しいですが、
「合板フローリング」は、経年変化というよりは、「経年劣化」するので、
見苦しくなるというのは、言い過ぎでしょうか?
では、無垢フローリングを選びたいけど、インテリアも
こだわりたいという場合は、どんな選択肢を選べば良いのでしょうか?
目次
経年変化を計算に入れる
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず、最初に考えた方が良いのは、無垢フローリングは、
年数が経ってくると、色が濃くなってくることです。
これは、フローリングの表面が汚れるという場合もありますし、
陽に焼けるという場合もあります。
あるいは、木そのものの成分が変化するということも
あると思います。
いずれにしろ、5年、10年、20年と経つうちに、
通常は、色が「濃く」なる訳です。
その濃くなった時に、他のインテリアと合うか、
合わないかといったことを考えておかないとならないのです。
微妙なニュアンスが気になる人は無理
印刷会社の色見本を持ち出して、DICの何番のような
色がいいという人がいますが、
もし、「希望の色」が見つかったとしても、
経年変化しますし、床材全てが、
均一な色ということは、あり得ないので、
無垢フローリングを選ぶというのは、
難しいかも知れません。
もし、色が「最優先」であれば、無垢フローリングではなく、
合板フローリングの方が、希望に叶うかも知れません。
但し、合板は、しょせん合板です。
偽物であることは、変わりません。
それでも、微妙な色合いをコントロールしたいということであれば、
無垢フローリングは止めた方がいいと思います。
また無垢フローリングに合わせて、インテリアを整えたいと
考えたとしても、フローリングの色が変わっていく訳ですから、
「最初に」イメージしたものとは、どんどん変わっていきます。
完成時100%を目指さない
無垢フローリングは、経年変化で、色も風合いも
徐々に変化していく訳ですから、
完成の段階で、100%の満足を目指さない方が良いと思います。
無垢フローリングに合わせるインテリアは、
経年変化を計算に入れて、
5年後、10年後でも、可笑しくないことを
目指す訳です。
壁は、柄が入っていない方が良い
無垢フローリングに関しては、段々色が濃くなっていく
ことを視野に入れておく必要がありますが、
壁や天井、建具、家具、カーテン等の他のインテリアは、
どのように整えるべきなのでしょうか?
実は、壁とか、天井といった「内装材」は、
色柄の無いもので、白とかベージュといった
明るく、淡い色合いにしておいた方が、
子供の成長や、部屋の用途変更にも対応しやすく、
断然お勧めです。
インテリアは、内装材で整えるのではなく、
家具やカーテン、その他、絵やポスター、花や、グリーン
といったもので整えた方が、変化に対応しやすくなる訳です。
花柄の壁紙を喜ぶ期間は、それほど長くないので、
そこを計算に入れるべきなのです。
主張しない塗り壁がお勧め
無垢フローリングに合うインテリアとして、
絶対に外したくないことは、
壁、天井等の仕上げ材は、最低、自然素材にしたいということです。
無垢フローリングに、ビニールクロスなんて、
ミスマッチもいい所です。
格好悪いし、合いません。
お勧めは、珪藻土や漆喰といった「塗り壁」ですが、
最低でも「自然素材のクロス」にはしたいと思います。
壁、天井等のインテリアも、自然素材の仕上げ材であれば、
経年変化が美しく、味になっていきます。
いかがでしょうか?
無垢フローリングと合うインテリアと言えば、
塗り壁や、自然素材クロスといった
ナチュラルなものであるということをご理解頂けたでしょうか?
無垢フローリングは、経年変化で、
色が濃くなっていきます。
その経年変化を計算して、完成時100%を目指すのではなく、
建物と共に、成長していくという生活スタイルがいいと思います。
そして、壁とか天井といった内装仕上げ材で遊ぶのではなく、
家具、カーテン、置物等で、変化を楽しむのがお勧めです。
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