アトピッコハウス発行の絵本
アトピッコハウスは無垢材や漆喰という
家を建てるときに必要な内装材を作っています。
自然素材という特徴があるからか、
お客様(施主様)から直接お問い合わせをいただくチャンスが、
とても多い建材メーカーです。
お問い合わせのほとんどは、
商品についての質問がスタートですが、
家づくりの根本まで掘り下げ、
ライフスタイルや、考え方などを伺う必要が出てきます。
そういうお客様(施主様)とのやりとりの中で感じているのが、
「家」という箱が、
日本人にとって遠い存在になっているな、ということです。
いえ、存在することが当たり前過ぎているのかもしれません。
遠い存在、
もしくは当たり前過ぎて、
「家」という箱はもちろん、
人が暮らすことで「住まい」となっていくことを知らないまま
家づくりに着手している方が多いな、と感じています。
それは出来上がった建売やマンションを
ワンクリックのように「購入する」のであれば、
必要のない知識、かもしれません。
でもアトピッコハウスにお問い合わせをしてくださる方々は
何かしら家に対して要望があり、
それを叶えたい、と願っています。
そのために貴重な時間を割いて、問い合わせをして下さっています。
それに家は、一生に一度の大きな買い物の1つです。
だから夢のマイホームなんです。
その想いに応えたいと
アトピッコハウスも努力工夫を怠りませんが、
いかんせん、契約後にできることは少ないのです。
契約前に、
いえそれよりも前に、
自分が生まれ育った「家」という箱に、
小さい時から関心を持っていただけていれば‥、
と残念に想うことがなんと多いことか!
これは自然素材に注目が集まっていなかった
1996年の創業当時と、
今も変わっていません。
2016年、アトピッコハウスは創業20年を迎えることができました。
節目の年にはpartyや値引きをするのが一般的ですが、
それは違うように感じました。
わざわざ集まってもらい、
ご祝儀という名の会費をいただいて
飲み食いするってアトピッコハウスには似合いません。
商品の値引きも変です。
家は一生に一度の買い物だから、
既に買っていただいた方に割引は難しい。
そして、初めて買う人にまで割引するのは目的から外れてしまいます。
だから絵本を作ってみました。
人が安心して生きていくために、必要不可欠な家。
それなのにバナナの叩き売りみたいに、
売買されている現状を、
ずっと寂しく思ってきました。
家にいることがカッコ良くて、
家族との時間を大切にする人が輝いている。
そのためには家に興味を持って、好きになって、
大切にしてくれる人を増やす一助になれば‥。
そんな気持ちで絵本をつくってみました。
「みんな家ってどんな家?」というタイトルです。
この絵本はインターネット書店「アマゾン」でも購入できますが、
「みんなの家ってどんな家?」
神奈川県、都内他の図書館へ300冊程度、寄贈しました。
お近くの図書館で、手に取ってみてください。
そして幼稚園や保育園で利用したい、という方に差し上げています。
我が園に是非!という方は下記からお申し込みください。
当社もしくはアトピッコハウス認定店からお届けいたします。
アトピッコハウス(株) 後藤裕美
お電話でのお問い合わせ
0467-33-4210平日 8:30~17:30
土日祝/定休