実は、漆喰は、調湿建材ではない
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
埼玉で、半年以内に新築を予定している方から、
漆喰美人の資料請求を頂きました。
【家づくりで1番気になってる事は何ですか?】
天然素材、
【どうして、当社に資料請求しようと思いましたか?】
調湿性を期待して、内装に「漆喰」を検討される方は、多いと思います。
しかし、「漆喰は、調湿建材」ではありません。
「えー、調湿性もあるし、調湿建材でしょう~」
という方も多いと思いますが、
客観的な評価では、「漆喰は、調湿建材ではない」のです。
では、どういう客観的評価なのかというと、JIS規格によるものなのです。
調湿性がある建材の評価基準には、JIS A6909 という評価方法に基づいて、
評価試験を実施し、その「吸放湿量」によって、
「調湿建材」と呼んでいいかどうかが決まる仕組みになっているのです。
調湿建材と呼ばれるのは、その「吸放湿量」が、70 g/㎡/24hです。
どういう意味かというと、 1㎡の大きさに塗った壁が、
24時間で、どの程度の量の「水分」を吸収し、その後の24時間で、
今度は、どの程度、放出する力を持っているかという評価を、
何回も、何回も繰り返すのです。
そして、その「吸放湿量」の平均をとって、「調湿性能」が、決定されるのです。
ここで重要なのが、「吸湿」だけでは、「放湿」 もしなければならないし、
「繰り返し」何度も、吸放湿する性能を持っていないならないという点なのです。
材料によっては、「吸湿」することはあっても、「放湿」しない。
しかし、それでは「調湿ではない」ので、調湿建材とは、
呼べない訳です。
だって、実際に、部屋の壁に塗られたあとは、吸放湿してくれないと、困りますものね!
「実は、漆喰は、調湿建材ではない」というのは、
その「調湿量」に問題があるわけなのです。
一般的な「漆喰」の調湿量は、40 g/㎡/24h程度です。
確かに、多少の調湿性能はありますが、
これは、JIS規格の最低基準である70 g/㎡/24hを超えていないので、
調湿建材とは呼べないということになるのです。
では、「漆喰美人」の調湿性能はというと、94 g/㎡/24hです。
珪藻土塗り壁「はいから小町」の241 g/㎡/24hから比較すると、
大したことありませんが、それでも、一般的な漆喰の2倍以上、JIS規格の1.34倍です。
なぜ、漆喰美人は、一般的な漆喰よりも調湿するのかというと、
「漆喰美人は、本来の意味での漆喰ではない」からなのです。
一般的な漆喰は、消石灰を原料にしています。
しかし、漆喰美人の原料は、消石灰ではありません。
だから、「原料からの意味」では、」漆喰ではないのてす。
アトピッコハウスが、「漆喰美人」を漆喰と読んでいるのは、
「漆喰調」に仕上る素材だからです。
ユーザーにとっての漆喰とは、主に、「漆喰調に仕上がった壁」を指すのでは
ないでしょうか? そして、調湿性がある。
だから、アトピッコハウスでは、漆喰調に仕上がって、
調湿性能のいい「漆喰調塗り壁」漆喰美人を作ったのです。
しかも一般的な漆喰にはない、ピンクやブルーといった
カラフルな全20色のバリエーションを作ったのです。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。