楽茶碗をみてきました

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先週の木曜日、日本橋で打ち合わせがあった帰り、三井美術館の楽茶碗展に立ち寄ってきました。

確か15年ぐらい前にも、東京ドームで楽茶碗展が開催され、500年前のお茶碗が現存していることの驚き、「先生の言っていたことは本当だった」というふざけた感想を言って、諸先輩方からヒンシュクをかったことを思い出しましたが、その頃と比較すると、私の茶道知識も増え、色艶や形、釉薬や高台など、見るポイントも少しはわかってきたので、じっくり楽しんできました。

茶碗は使って何ぼ、と言われていますが、千利休が楽しんだであろう茶碗たちにも、抹茶を点てた形跡が残っていて、感動しました。たかが茶碗ですが圧倒されて近づきがたいもの、なんとなく物悲しいものもあったりして、不思議です。

また、今回は初代長次郎の作品といわれている獅子像が展示されており、躍動感溢れる獅子に狛犬好きの私は大満足して帰ってきました。

三井の財力に改めて感服いたしました。またの機会を楽しみに待っています。

ちょっと残念なのは、私の身長からすると、若干展示位置が高く、茶碗の中がしっかり見れなかったこと。あ、もしかしたら上に鏡とか設置されていたのだろうか‥。うーん、次回は上も確認して帰ってこうよう、目線が低いから上にまで視線が届かないのよね～。

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