左官の神様
こんにちは!
無垢・漆喰・珪藻土「自然素材の内装材ブログ」を運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で左官の神様を紹介した番組がありました。ビデオをお借りして、先日やっとみることが出来たのですが、感動しました。
左官といっても土壁専門で、しかもその土を自分で堀に行く。自分でほった土を、施主の要望に合わせて調合していきます。
土壁は、環境に左右されやすいから、現場の状況(風の流れや湿度)を考えて、水の量を増減し、また現場でも配合を変更するのです。
「左官は、『土を塗る』というよりは『水を塗る』仕事なんですよ」
そうだよ~。はいからさんも水との戦いで、その吸水をどうコントロールするか、に四苦八苦しているんです。そうか、やっぱりはいからさんは本物なんだ
TVですから、かっこよく取材しているんだとは思うのですが、毎回真剣勝負(であろう)仕事っぷりが良い。
施主にイメージだけ聞いて、それに合った壁を作り出す。左官職人というよりクリエイターに近い存在。あれだけの仕事をするのであれば、それなりの金額であろうことは創造ができますが、自分が納得するまで3回もやり直しをしていた現場もありました。
古参の職人さんからも「お客さんも迷惑がかかる」という苦言がありました。確かに、ほんの少しのヒビ割れを、お施主さんも気にしていないという状態なのに補修する。
職人さんが家にいるだけで疲れます。
でも、狭土氏は「何年後かに喜ばれる」と職人さんを説得をし、全て自腹で現場に向かっていく映像が最後でした。
職人気質の良いところですが、そんなところどうでもいいから「チャチャっとやって」があることも確かだし、その土壁は、施主の物であって、施工者の物でない。だけど、あれだけの人になると、全ての現場が「作品」になってしまうから、納得できない仕上がりで終わらせる訳にはいかないんでしょう。
「臆病者」の狭土氏は、最悪の状況を職人に語りつづけるから、現場はいつも暗いらしい。今のポジティブシンキングとは真逆な思考回路ですが、良かったこをといつまでも引きずっていると失敗する。自信過剰になれば必ず落とし穴に落ちる、常に不安を抱えることで、感覚が研ぎ澄まされ、良い仕事が出来るんだそう。
「挑戦している、ピリピリした現場の空気をプロフェッショナルと言いたい」
一つのことを続けていれば、枝葉ができ花が咲く
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コレなら、真似できそう!というか、比較的こういうタイプだと思うし。
コツコツ続けている人が大好き。信念がないような生き方はちょっとしたくないが、もう少し流行り物を取り入れないと、やばいとスタッフの<ち>には言われているが‥。
日本国内はもちろん、世界中を飛び回っていて、1年半先までスケジュールが一杯とか。目の前で、ピリピリ空気が感じられる日がきますように。
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