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家

床の防音対策はリフォーム工事が必要?DIYできる?

2024/08/23
2024/08/27

マンションなどの集合住宅で暮らしていると、子どもの走り回る音が下の階に響いていないかな?騒音トラブルにならないかな?と心配になりますよね。マンションでストレスなく快適に生活するためには防音対策は必須です。

しかし「床の防音対策」といっても防音したい音によって方法が異なります。

間違ったやり方をしてしまうと、防音効果も無くただ費用だけが掛かってしまった・・・という事になってしまいます。そうならない為にも事前にしっかり「音」についての知識や対策方法を確認することが大切です。

この記事ではマンションでの床の防音対策方法や防音リフォーム工事を行う際はどんな方法があるのかを解説します。

アトピッコハウスには床の防音材「わんぱく応援マット」という防音材があり、マンションの床防音リフォームに最適です

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マンションではどんな音がトラブルになる?

足音

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの伊藤です。

マンションでは様々な人々が住んでいます。家族構成や生活の時間帯の違いなどもあり騒音トラブルは起こりやすいです。

話し声やテレビの音、楽器の音、トイレを流す音、洗濯機の可動音など様々です。

その中でも上階の部屋から下階の部屋への床の騒音はトラブルになりやすくしっかりとした対策が必要です。何故なら自分の部屋の床は下階の住人にとっては「天井」となるからです。何気なく落としたものや子どもの走り回る音は下階には大きく響いて伝わってしまいます。

音は人によっても感じ方も変わります。自分にとっては心地よい音でも、他人にとってはうるさい音と感じてしまう事もあるため、防音対策は必須です。

音の種類を知ろう

音には種類があるのはご存知でしょうか?この種類によって防音リフォーム方法や効果的な防音材が違うため、自分がどの音を防音したいのか?防音したい音はどの種類なのか?をしっかり確認をしましょう。

空気伝播音

まず1つ目の種類が「空気伝播呼ばれる音です。これは、音の発生源から出された音が空気中を振動させ伝わって聞こえる音のことです。日々の生活の中だと、テレビやステレオからの音、人の話し声、ペットの鳴き声、楽器演奏の音などが挙げられます。

「空気伝播音」は、音の発生源から距離が遠くなればなる程、聞こえる音は小さくなります。

「空気伝播音」は壁に吸音パネルを張り付けたり、窓に防音カーテンを取り付ける事で対策が出来ます。

個体伝播音

もう一つは「個体伝播音」と呼ばれる音で、こちらは発生した音が床や壁、天井などに衝撃と振動が伝わることにより聞こえる音の事を指します。家の中での主な「個体伝播音」は、子どもの走り回る音、スプーンなどを落とした時の音、ドアの開閉音、洗濯機の可動音などが挙げられます。

「個体伝播音」は、音を発生させている音源と床などの間に遮音材や防振材を入れる事で防音効果を発揮します。

一つ注意したいのが、楽器演奏の音は「空気伝播音」となるのですが、床に設置して演奏するピアノやドラムなどは、打撃音が床に響く「個体伝播音」となるため防音対策をする際は気を付けましょう。

床の衝撃音とは?

「個体伝播音」の中でも建物の床に響く音は「床衝撃音」と呼ばれ、マンションなどの集合住宅に住む際は床の防音対策はとても大切になります。

床衝撃音はさらに「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」の2種類があり、この違いによっても防音対策方法は異なります。

軽量床衝撃音

「軽量床衝撃音(L L)」とはスリッパを履いて歩いた時の「パタパタ」という音や、スプーンなどを落としたときの「カチャン」という硬く軽めの音のことを言います。

これらの音はカーペットやラグ、ジョイントマットなどの防音効果のあるものを敷くことで防音を取ることが出来ます。ジョイントマットなどはホームセンターなどでも購入でき、汚れてもその部分だけを取り換えることも可能です。

重量床衝撃音

「重量床衝撃音(L H)」は、子どもが走り回る「ドタドタ」という音や、ジャンプをした時の「ドスン」という比較的重く鈍い音を指します。

これらの音は騒音トラブルの原因になりやすく、防音マットを敷いただけでは防ぐことは難しいとされています。

なぜならコンクリートスラブの厚さが関係しているためです。コンクリートスラブとは、鉄筋コンクリート製の板の事で、スラブとは床のことを指し、マンションなどの上階と下階の間に作られています。このコンクリートスラブの厚みがしっかりあるマンションは防音性に優れていると言え、木造だと防音性能が低いと言えます。

そのため、今住んでいる建物の構造や鉄筋コンクリート製なのか?木造なのか?を知ることがまずは重要になります。

そして「重量床衝撃音」をしっかり防音したい場合は、床のリフォーム工事の実施や防音性能の高い防音マットを敷くことをお勧めします。

アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は床材との組み合わせによって高い遮音性能を確保しているため、足音などの防音対策に最適です

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フローリングは響きやすい

リビング

近年のマンションの床はフローリングが主流になっていますが、フローリングは畳などに比べて音が響きやすいのです。なぜならフローリングは硬い素材で作られていることが多く、足音や物を落としたときの衝撃音が直接下階の部屋に伝わりやすいからです。

その点、畳は柔らかい素材でクッション性もあり足音などの衝撃音を効果的に吸収してくれます。

中古マンションを購入し和室などをリノベーションする方も増えてきていると思いますが、畳からフローリングにする際はしっかりと防音リフォームも行いましょう。

床防音リフォーム工事はどんなことをする?

では実際に床の防音リフォームをする場合一体どんなことをするのでしょうか?代表的なリフォーム方法をご紹介します。

リフォーム方法1:既存のフローリングの上に床材を重ね張りする

床の防音リフォームで一番お手頃なのが、既存のフローリング床に防音性能のある床材を重ね張りする方法です。この場合、既存のフローリングや床材をそのまま使用するので施工期間も短く費用も抑えることが出来ます。

しかし、既存のフローリングの上に床材を張り付けるため、床高さが増し天井が低くなってしまうという問題もあります

リフォーム方法2:フローリングの張替え

リフォーム方法2つ目は、既存のフローリング(床材)から防音性能の高い床材に張替える方法です。こちらはまず既存のフローリングを剥がす必要がある為、重ね張りに比べると施工日数や費用も多くなります

リフォーム方法3:二重床にする

リフォーム方法3つ目は床を二重床にすることです。二重床とはマンションなどのコンクリート床(床スラブ)の上に支柱などを立てて、床材との間に空間をとる二重構造になっている床の事を指します。しかし二重床は「軽量床衝撃音」の抑制には効果を発揮しますが、足音などの「重量床衝撃音」だとその空間があることで衝撃音が下階に伝わりやすくなる傾向にあるのでリフォームする際は注意が必要です。

アトピッコハウスの床の防音材「わんぱく応援マット」はふわふわしないしっかとした踏み心地で、フローリングの下に敷き込むだけの簡単施工も人気のポイントです

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床防音リフォーム工事のポイント

防音リフォーム方法をご紹介しましたが、ここからはリフォーム工事をする上でのポイントを見ていきましょう。

リフォームポイント1:床材として使えるフローリングの種類を知ろう

床のリフォームをする際に使用できる床のフローリングの種類は大きく「合板フローリング」と「無垢フローリング」の2つに分類されます。

「合板フローリング」は複数の板を接着剤で貼り合わせて作られているフローリング材の事です。この重ねた合板の表面に薄い層が使用されており、プリントシートなどの化粧材が貼り付けてあります。水に強い性質があるため、合板フローリングはキッチンや洗面所、トイレなどの水回りによく使用されます。

一方「無垢フローリング」は、100%天然木を使用したフローリングで質感や肌触りもよく自然な色合いと木目が魅力的です。また無垢フローリングは湿気を保つ調湿機能も持っているため夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。

リフォームポイント2:「二重床」と「直床」によってリフォーム方法が変わる

リフォームしたいと考えている床が現在「二重床」か「直床」なのかにもよってリフォーム方法が変わります。

二重床の場合は、コンクリートスラブと床の間に空間があり、支柱や防振ゴムなどで固定がされているため、その隙間に遮音材などの防音材を入れることが可能です。

一方「直床(じかゆか)」はコンクリートスラブの上にクッション材とフローリングなどの床材が直接貼り付けられている床のことをいい、子どもの足音などの「重量床衝撃音」を吸収する効果が期待できます。

しかし、この直床の遮音性はコンクリートスラブの厚さが大きく関係してくる為、元々厚みが少ない場合はコンクリートスラブの上に遮音性の高い床材を貼るリフォーム工事がおすすめです。

アトピッコハウスの「わんぱく応援マット」は2重に床下地を作らなくても、床のコンクリートの上に敷き込むだけの簡単なリフォーム工事でフローリングに張替えられます

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リフォームポイント3:防音リフォーム工事の前に確認をしよう!マンションには管理規約がある

マンションにはそれぞれ管理規約があり、その中に騒音に関するものや床材変更などの規定が設けられています。特に床防音リフォームで新たな床材を使用する際は、既存の床材より遮音性が得られることが必要となります。

そのため、床のリフォーム工事を実施する際は予めしっかり確認をしておきましょう。

リフォームポイント4:床の遮音性能を表す「L値」を確認しよう

先ほど解説した「マンションには管理規約がある」というところに「床材の遮音性」というのが出ていたかと思いますが、この床の遮音等級を表すものを「L値」または「L等級」と言います。このLの後に数字が入り、この数字が小さければ小さいほど、遮音性能が高くなるため防音リフォームをする際はこのL値の数字が大切です。

そして軽量床衝撃音は「LL」で表し後ろの「L」は「Light weight」の「L」で、重量床衝撃音は「LH」で表し「H」は「Heavy weight」の「H」となります。

マンションなどの床の遮音性能はほとんどがLL値(軽量床衝撃音)で求められることが多く、「LL45」では上の階からの生活音やスプーンを落とした際の音が微かに聞こえる程度で、「LL40」になるとほとんど聞こえないくらいの状態を表します。

マンションではそれぞれ規定が定められているため、床のリフォームを実施する際はL値の確認を忘れずにしましょう。

アトピッコハウスの床の遮音材「わんぱく応援マット」は床材との組み合わせで、「軽量床衝撃音LL40」、「重量床衝撃音LH50」の防音対策が可能です

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DIYで床の防音対策をするには?

DIY

DIYで床の防音対策をする方法として最も手軽にできるのはフローリングの上に防音材を敷くことです。

まずカーペットなど毛足が長く厚みがあるものやラグなどは、スプーンなどを落とした時やスリッパを履いて歩いた時などの「軽量床衝撃音」に効果を発揮します。手軽に設置でき自分好みの部屋作りができることがメリットです。

しかし、子どもの走り回る足音は「重量床衝撃音」になるため、カーペットなどでは音を防ぐには難しくなります。「重量床衝撃音」をしっかり防音したい場合はより遮音性能の高い防音マットを使用することをおすすめします。

まとめ

今回の記事では床の防音リフォームをする際の方法やポイントを紹介しました。

「音」は一人一人感じ方も違うためストレスも感じやすく、大きなトラブルに発展しかねません。そのため、マンションなどの集合住宅の2階以上に住む際は床の防音対策は必須と言えるでしょう。

そして適切な防音対策やリフォームをした上でも、自分以外にも多くの人たちが同じように暮らしていることを忘れずに思いやりの気持ちを持って生活していけるといいですね。

アトピッコハウスの床防音材「わんぱく応援マット」は防音効果もあり、お好きなフローリング材や床材との組み合わせで防音リフォームができます

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よくある質問

床の防音リフォーム工事の費用はどれくらい?

リフォームの内容にもよりますが、二重床にするリフォーム工事は費用が高くなる傾向があります。床の遮音材「わんぱく応援マット」はフローリングの下に敷き込むだけの簡単施工なので、二重床を作るよりコストを抑えることができます。

マンションのフローリングがふかふかしているのはなぜですか?

マンションのフローリングがふかふかしているのは、遮音性能を高めるためそのような商品を使っています。ふかふかしていると防音の効果はありますが、酔ったような感覚になる人もいます。床の遮音材「わんぱく応援マット」はふかふかしていないので、しっかりとした踏み心地のフローリングがご好評いただいています。

マンション床のリフォームで大事なことはなんですか?

マンションにはそれぞれに管理規約や床材の遮音性などの規定があり、管理組合への手続きが必要になるため場合によってはリフォームを中止しなくてはならない事もあります。防音リフォームをする際は事前にしっかりと確認を取りましょう。

合板フローリングと無垢フローリングの違いはなんですか?

合板フローリングとは、複数の板を接着剤で貼り合わせて作られているフローリング材の事です。表面には天然木をスライスしたツキ板やプリントシートが張り付けてあり、種類も豊富です。一方、無垢フローリングとは1本の木から切り出した板を加工した100パーセント天然木のフローリングです。尚、洗面所やトイレなどの水回りに使用したい際は、水に強い合板フローリングがおすすめです。

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アトピッコハウスは、無垢、珪藻土、漆喰、クロス、畳など
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