ペットに優しいフローリングリフォームの秘訣とは?
あんな家にしたい、こんなイメージの部屋にしたい。雑誌から抜け出したみたいな、SNS映えするような・・・。リフォームは楽しみがたくさんありますね。でも人が好ましいと思うリフォームはペットにはもしかして暮らしにくい環境になるのかもしれません。
犬を飼いたい、飼っている場合、どんな床材にリフォームするのが最適なのか?フローリングにリフォームすることはできるのか?愛するペットには自由でストレスのない環境を作ってあげたいですよね。
ペットと暮らしていくならペットにも快適なリフォームを検討する必要があります。
アトピッコハウスには、ペット対応の無垢フローリングのご用意がありますが、すぐにバリエーションを確認したいという方は、こちらからお願い致します。
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目次
ペットのために床をリフォームをする理由は?
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの内藤です。
ペットは家族であるだけでなく、ペット中心の生活になっているという方も多いのではないでしょうか。フードやおやつにこだわるのも、暖かいお洋服を着せてあげるのももちろんですが、長い時間過ごす家もペットにとって快適な環境にリフォームしてあげたいですよね。
床をリフォームする理由①滑る床はペットに負担がかかる
ペットにとって無垢フローリングやフロアタイル、大理石などは滑るため特にワンちゃんの足腰を痛めることがあります。つるつると滑る床は踏ん張りがきかず、負担が長期間かかることで股関節に影響が出ることがあります。
フローリングを歩く際、ペットの足の裏の毛や爪が伸びていたりするとなおさら滑りやすくなり、お座りをしている時も手足が滑って広がってしまうこともあります。ペットも高齢になればさらに負担が大きくなります。
ペットが滑りやすい床材や、爪が引っかかってケガをする可能性のある床材は、事故のリスクが高くなります。床をリフォームすることで、ペットが安全に暮らせるような素材を選ぶことができます。
ペットの安全のためにも床のリフォームは大切なことです。
アトピッコハウスのごろ寝フローリングにはペットが滑りにくい塗装をしたペット対応品があります。
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床をリフォームする理由②掃除がしやすくなる
ペットにとってカーペットは土や草と同様、滑らず歩いたり走ったりしやすい床材です。クッション性があるため飛び降りたときにも負担が少ないです。しかし、カーペットの注意点は、汚れたときに掃除しにくいこと、毛が絡まったりニオイがつきやすいことなどがあります。
床を清潔にできないと人にもペットにもアレルギーや疾患などの原因となりかねません。清潔感を保つために床をリフォームすることで結果、人にもペットにも快適な環境になります。
床をリフォームする理由③傷付きにくくなる
ペットがいる家庭では、爪で床を傷つけたり、排泄物で床が腐食したりする可能性があります。床をリフォームすることで、ペットによるダメージに強い素材を選ぶことができ、長期的にみると頻繁なりフォームが不要となり、結果的にコスト削減にもなります。
リフォームでペットに安全な床材とは?
ペットに安全な床材①ペット塗装の無垢フローリングへのリフォーム
一般的に無垢フローリングは硬く滑りやすいですが、塗装によってペット対応にすることができます。ペット塗装は滑りにくいため、ペットの足腰に負担がかかりにくいです。また、ペット塗装フローリングは水分に強くペットの粗相や汚れなども染みこみにくいというメリットもありおすすめです。
パインや杉などの柔らかい樹種は爪により傷がつきやすいですが、傷がつくことで滑りにくくなります。ただ、それには時間がかかりますし、見た目としてもあまり良くないですよね。
無垢フローリングを選ぶならペットに優しいペット対応塗装品を選んでリフォームするのがおすすめです。
アトピッコハウスのごろ寝フローリングはペット対応塗装品を扱っています。
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ペットに安全な床材②タイルカーペットへのリフォーム
タイルカーペットはホームセンターや100円均一のお店で一枚から安価に購入できる床材です。一般的にタイルカーペットは表面がナイロンなどの起毛で覆われているため滑りにくく、足腰への負担を減らすことができる上、フローリングへのリフォームよりも手軽に対策できます。
マンションなど集合住宅では爪音なども気になりますが、タイルカーペットを利用することで防音効果が期待できます。
また、部分的に外すことができるので粗相をしてしまった場合でも簡単に洗えて清潔を保つことができます。
手軽に愛犬に優しい床にリフォームしたいという場合におすすめです。
ペットに安全な床材③クッションフロアへのリフォーム
一般的にクッションフロアは軟質の塩ビタイル素材で柔らかく滑りにくいため安心です。最近ではマンションやアパートなどの集合住宅に使われていることが多いです。ペットも歩きやすいですし、ビニール素材のため水分にも強く掃除がしやすいです。またクッション性があり、足音の軽減、防音なども期待できます。
商品によっては滑り止め加工だけでなく消臭対策や抗菌の効果が期待できるものもあり、クッションフロアはペットがいるご家庭でのリフォームにおすすめな床材です。
ただし、注意点として、傷がつきやすいため爪でのひっかき傷に弱く、家具を長く置くとへこんでしまうことがあります。
ペット用フローリングワックスを塗るという方法もある
ペットを飼っていて現状の床がフローリングや無垢フローリングの場合、自分で市販のペット用滑り止めワックスを塗るという選択肢もあります。ペット用ワックスはフローリングに塗るだけの手軽に滑り止め効果が期待できます。
ワックスなので既存のフローリングの見た目が変わらないことがメリットですが、少しずつはがれてくるので定期的な塗り直しが必要です。
床のリフォームに必要な費用はどのくらい?
ペット塗装の無垢フローリングへのリフォーム費用
ペット用のフローリングへの張替えリフォームの際、6畳の部屋を無垢フローリングに張り替えリフォームする場合の材料費用の目安は、約8万円~17万円ほどで、利用する樹の種類によって大きく変わってきます。
リフォーム費用は材料費用のほか業者への施工費用や既存の床を剥がす場合の手間賃の費用や廃棄処分費用などが発生します。これらは6畳のフローリングリフォームで10万円~15万円ほどの費用がかかります。
ただし、無垢フローリングは一度施工すれば再リフォームすることはほぼないため、リフォームとしての初期費用は高いですが、長い目で見ればコストは抑えられる床材と言えます。
タイルカーペットへのリフォーム費用
タイルカーペットは安いものでホームセンターや100円均一などで1枚100円ほどの費用で購入することができます。材料費用も安価ですが、業者に依頼してリフォーム施工してもらう場合でも比較的安価な費用で施工してもらえることが多いです。
6畳の部屋のリフォーム費用の平均価格の目安は㎡あたり6,000円~9,000円ほどとなります。
クッションフロアへのリフォーム費用
クッションフロアにも様々な種類があり、それによっても費用は変わってきますが、主に6畳の部屋をクッションフロアへ張り替えた場合のリフォーム費用は5万円~10万円、床を剥がさず重ね張りした場合のリフォーム費用は5万~6万円ほどが目安となります。
選ぶ種類や機能により費用は大きく変わってきます。
ペット用フローリングワックスの費用
ペット用ワックスはネットやホームセンターで簡単に手に入ります。費用は安いものでは500円代から高いもので1万円ほどとさまざまな価格帯で商品の種類があります。業者に施工を依頼することなく自分で対応できるので手軽です。
ただし、安価な商品の場合、効果が期待できなかったり、ニオイがきついなどペットへの安全性が懸念される可能性もあり、きちんと素材を選んで利用することが必要です。
アトピッコハウスには、「こめっとさん」という、お米で作った安心・安全なワックス・クリーナーがあり、こちらは、人にもペットにも優しい製品です。
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ペット対応の床へのリフォームのタイミングは?
ペット対応の床へのリフォームのタイミングは、一般的にはペットを飼い始める前に行うのが最も理想的です。しかし、既にペットを飼っている場合や入居が先となる場合は、ペットのためにもできるだけ早くリフォームをしてあげることが大切です。
ペットがいる家庭では、床に傷やシミ、匂いがつくことがよくあります。また、ペットがトイレトレーニングをしている段階では、床に汚れが付着することがあります。これらの問題を解決するために、ペット対応の床へのリフォームを検討することが重要です。
マンションでは床のリフォームの際、防音を取る必要があるため、施工前に管理規約を確認することが必要です。
ペットと暮らす壁材の選び方
壁材もやはりペットに優しいものを選んでリフォームしてあげたいです。化学薬品などケミカルなものを使っていないものを使ってリフォーム施工することは前提ですが、そのほかにも掃除がしやすいもの、ニオイがつきにくいもの等機能的な部分で選ぶという方法もあります。
噛んだり、爪とぎをしたりして部屋の壁がボロボロにというお悩みをよく聞きます。アトピッコハウスでは消臭効果の高い漆喰美人の施工をおすすめしていますが、さすがの塗り壁も猫ちゃんの爪とぎにはかないません。
そこで猫ちゃんが届く部分には木製の腰板を設置することをおすすめしています。両面テープで貼れる板材もあるので、痛んだら簡単にはがして付け替えることができます。両面テープで簡単に施工できるのでマンションや賃貸などでもおすすめです。
部屋の主な部分は漆喰美人で消臭効果を、ペットが降れる場所までは取り換え可能な安全な木製の板にすることをおすすめします。
まとめ
ペットに優しい床材は安心して使える素材であることはもちろん、滑りにくく自由に動ける、ペットにストレスのないものを選んであげたいです。また、掃除がしやすい、ニオイや汚れがつきにくいという床材や壁材を選ぶことは人にとってストレスが少なくなります。
滑る床はペットにとって大きな負担になります。長く続くと健康被害が出てくることもあるので注意してあげたいですね。
アトピッコハウスには、ペット対応の無垢フローリング「ごろ寝フローリング」のご用意があります。
よくあるご質問
ペットのために床をリフォームする理由は?
滑りやすい床材はペットにとって安全ではありません。ペットに負担のない床にリフォームすることで、ペットの健康寿命を延ばすことができます。また、掃除がしやすくなったり、水分や粗相に強い塗装を選べば人にとってもストレスが減ります。アトピッコハウスのごろ寝フローリングはペット対応の塗装品を取り揃えています。
ペットに安全な床材の特徴は?
ペットが舐めても安全な素材であること、滑りにくい素材であること、または柔らかく足腰に負担がないこと、などがあります。ペットにとって滑りやすい床は体に負担がかかり、ストレスになります。アトピッコハウスのごろ寝フローリングはペットが舐めても安心で滑りにくい塗装です。
ペットのために床材をリフォームする費用は?
選ぶ床材の種類によっても変わってきますが、業者に入ってもらって施工する場合、6畳の部屋でおよそ5万円~15万円ほどの費用がかかります。費用を抑えたいということであれば1枚から施工できるタイルカーペットなどで対応するという方法もあります。
ペットと暮らす壁材の選び方は?
主にペットが舐めたり触れても安心な素材であることが前提ですが、傷に強い、消臭効果がある、抗菌効果があるなどで選ぶこともできます。ペットが届く部分には張替え可能な腰板を施工し、上の部分には消臭効果のある塗壁材を施工するなど素材を使い分けて利用するのもおすすめです。
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