はいからさんの色ムラについて2
昨日、今日と東京へお出掛けをしてきました。地下鉄の種類が増えてからというもの、毎回迷ってる私って、かなりヤバイ!?
前の席に座っている男性がアトピーちゃんで、昔のことを一つ思い出しました。バイト先の神戸出身の社員さんが「アトピーの人と結婚すれば遺伝子がクロスして、綺麗な子が生まれるんじゃない?」と地方言葉で言われたことがありました。
関東と関西の言葉のニュアンスの違いがあるので、真意の程はわかりませんが、ヒドイことを言う人だなー、と乙女心がそれなりに傷ついたことがありました。
軽い会話だったので深く考えてはいらっしゃらなかったのでしょうけれど、吉本興業のお笑いがトント理解できない私には、通用しなかったみたいです。
地域によって時候の挨拶も違うので、驚きます。
先日も、「お世話になっています」とかいうところを、関東的には意表をつく単語が出てきて(忘れちゃったのが残念)、次をどう返して良いのか戸惑ったこともありました。
なので意地悪なら今でも覚えてるくらいだから、十分成功したことになりますね。
はいからさんの色ムラは西鎌倉でも大変なことになってしまいました。但し、こちらは下地のアクによるものだったのですが、本当に想定外の状況が起こり、結局お盆休み中、バタバタし、ようやく綺麗になりました。築年数の古いお宅の京壁を始めとする塗壁は、中にどんなものを吸い込んでいるのか、検討もつかないため、超プロの左官職人さんも苦労することがある、と教えてもらいました。
そうなんだー‥。
と、言っていて落ち込んでも暇もなく、下地材やシーラーを工夫して、何とか乗り切った現場で、ここでの実験があったので上代さんの現場は比較的安心して作業ができました。
でも、塗壁を甘くみちゃいかん!と十二分に緊張して作業させていただきましたよもちろん。
鎌倉の現場は、塗壁の他、古い合板や、下地のオンパレードだったことも今後のはいからさんにとって、とてもプラスとなる事例となりました。
ここでの教訓は、下地材は均一に塗ること。
当たり前のことですが、仕上材で調整すればいいや、は左官材、とくにはいからさんのようにナチュラル素材は無理です。塗壁のボコボコやボードの繋ぎ部分のパテ処理が甘いと、ワレや色ムラの原因になります。
色ムラは
1)1mm~5mmぐらいの厚みの違いにより乾燥速度が一定でない
2)光のあたり方が違うので、ムラのように見えてしまう
の2種類があります。
ワレは、
1)1mm~5mmぐらいの厚みの違いにより乾燥速度が一定でない
2)薄くなっていたところを、強引に補修しようとする
3)厚い部分を、強引に薄くしようとする
というようなことがわかりました。
重要なことは仕上材の厚みを、より均一に仕上るには、はいからさんを塗る前の作業がとても大切だということを、再確認できました。
こういっては何ですが、プロ級の左官屋さんだと、初めての素材でも触れて、2-3注意事項を説明すれば体で塗っていけるのですが、若干、腕に難有りの方に施工していただくと、問題点が浮かび上がり、「フム、こういう風に説明してあげたほうがいいんだ。」とわかってきました。
はいからさんは日々進化しております。上代さんにも優しく言っていただけて感謝感激です。ありがとうございます。
今日はノリダーの現場に行ってきました!そのご報告はまた来週(ノリダーに先を越されるかもしれないけれどー)
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珪藻土塗り壁はいからさんは、「はいから小町」になりました。