アトピッコハウス ブログ
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塗り壁材、下地の種類別施工方法

2020/10/30
2021/03/17

アトピッコハウスには3種類の塗り壁材があります。
粉で届き、水で練って壁に塗れる状態にします。

しかし、塗り壁材は、壁にそのまま塗ることができません。

クロス、合板、石膏ボード、塗り壁など
様々な下地に施工することはできますが、

下地によって、適切な処理が必要なのです。

当社塗り壁材の施工要領に合わせて
下地処理の仕方をご紹介したいと思います。

下地処理の仕方1.ビニールクロスの場合

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。


現在の住宅は、一般的にビニールクロスが
張られていることが多いと思います。

破れがある。汚れがあるなど。
状態が悪ければクロスを剥がす必要があります。

その場合は、クロスを剥がしたあとの凸凹を平滑にするためや、
アク止めをするため、下塗りが必要です。

クロスの状態が良ければ、クロスを剥がす必要はありません。
シーラー材を塗った上から珪藻土や漆喰を塗ることができます。

下地処理の仕方2.新規ボードの場合

新築の場合、一から骨組みを作り、
石膏ボードを張ることが多いと思います。

新しいボードですから、アクもでませんし、
処理としては簡単です。

シーラーや専用下塗り材を塗った上で
珪藻土や漆喰を塗ることができます。

下地処理の仕方3.木下地の場合

エアコンを設置する場所には、
一部合板が張られていることがあります。

石膏ボードと木下地が混在している壁の場合、
同じ下地処理をします。

木下地からはアクが出る可能性があるので、
専用下地材が必要です。

古い合板であれば、アクがたくさん出る可能性があるため、
アクが止まらなければ、
アクが止まるまで下塗材を重ね塗りする必要があります。

下地処理の仕方4.塗り壁の場合

漆喰や珪藻土を塗ってある場合、
難易度が上がります。

珪藻土100%の塗り壁ってあるの?

一部ボロボロ崩れている場合は、そこだけパテ材で穴埋めするか、
全体的に剥がす必要があります。

いったん、平らな状態に下塗材で整えてから、
珪藻土や漆喰を塗れます。

竹で組んだ竹木舞に土壁を塗ってある場合、
さらに難易度が上がります。

ケミカルなシーラー材などで、
ガチガチに表面を固め、下塗材を塗った上で、
漆喰や珪藻土を塗れるかもしれません。

自然素材にこだわりたいなら、ケミカルな材料は
あまり使いたくないですね。

下地処理の仕方5.繊維壁の場合

昔の家でよく見られた、繊維壁。
この場合も難易度が高く、DIYは難しいです。

繊維壁がボロボロしていたら、
全てが剥がして、下塗材を塗った上で、
珪藻土や漆喰を塗ることができます。

いかがでしょうか?

当社の塗り壁材を塗る場合、
下地の状態に合わせて、
適切な下地処理が必要です。

下地によっては難易度が非常に高く、
労力も時間もコストもかかるので、
DIYは難しい場合も。

質感を確かめたい方には、
3種の塗り壁材を比較できる見本帳をお送りできます。
資料請求してみてくださいね。

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