自然素材は広い面積で使わないと、割高になる
リフォームを検討中で、
ビニールクロスから自然素材の建材への
変更を考えているというお客様より
資料請求や問い合わせを多くいただきます。
面積を伺うと、1面だけと言う方も。
アクセントクロスはお部屋の印象が素敵になりますし、
ご検討される方も多いようです。
ただ、1面だけ自然素材を使うのはリスクがあります。
目次
自然素材を使いたい理由はそれぞれ
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
当社の商品を気に入って下さる方は、
まずはHPで「体に優しい珪藻土」とか「シックハウス 漆喰」とか検索し、
当社の情報を探って資料請求という流れが多いです。
せっかく、当社の商品を見つけて下さったからには、
採用してほしいと思います。
お客様は、安心・安全とか体に優しいとか、
アレルギーに良いのでは、
調湿性能がいいのでは、など
当社の商品に期待下さっていると思います。
しかし、誤解されている方が多いのですが
小さい面積では効果が出にくいのです。
自然素材への期待が大きい方が多い
当社の商品、自然素材の商品への期待が
大きいお客様が多いと感じます。
しかし、小さい面積であればあるほど、
期待されているような効果は発揮できないのです。
そもそも自然にあるものでできた素材から
できた材料ですから、
効果が出るのはゆっくりですし、
空気と触れることが必要です。
空気に触れる面積が大きければ大きいほど
調湿効果や消臭効果など期待できるのです。
一面だけ自然素材にすると、カビなどのリスクがある
自然素材の建材は、
湿気を取り込み、吐き出す調湿性能があります。
そのため、壁一面だけ塗り壁材を塗ったとしたら、
湿気をその一面だけ取り込むことになります。
湿気を吸収しすぎて水分過多になり、
カビを発生させてしまうこともあります。
人が暮らしているだけで、
多くの二酸化炭素が排出されるため、
一面だけでは負担が大きいのです。
自然素材の建材はDIYが難しい
当社の塗り壁材は、1袋に1坪分位を塗れる量が
入っています。
部屋の面積や窓の有無によりますが、
2袋あれば、1面を十分に塗れると思います。
商品によっては、13.2㎡分塗れる材料もありますので
1面だけであれば、材料がかなり余る計算になります。
塗り壁材であっても織物クロスであっても
材料代だけでなく、工事費用というものが発生します。
工事費用を節約したいからDIYを考えているとしても
自然素材の建材は下地処理を適切にしないと
施工ができません。
適切な塗り厚を守るなど、メーカー推奨の施工方法をしないと
自然素材に期待する、
調湿性能などは発揮できないのです。
1面だけでは工事費用が割高に
施工は難しくないですが、
プロの丁寧な仕事が必要な自然素材の建材。
自然素材を扱ったことがない会社であれば、
提示する見積もりも高くなると思いますし、
断られることもあると思います。
広い面積を同じ素材で施工してもらった方が
工事費も割安ですし、工事を請け負ってくれる率は上がると思います。
いかがでしょうか?
アクセントクロスは素敵ですが、
1面だけ自然素材の壁材を使うのは
金額も割高になるし、
自然素材の特徴も生かせません。
カビ発生などのリスクもあるので、
できるだけ広い面積での施工をお勧めします。
同じ部屋であれば同じ素材を使って施工し、
1面だけ色を変えてみるのが良いのではないでしょうか。
アトピッコハウスでは、自然素材のメーカーですが、
いろいろなセミナーも開催している会社です。
現在建て主さん向けのセミナー
「住宅ローンの基本のキ」を定期開催しています。
次回は
2019年10月16日(木)14時~15時
参加費:5,000円(税込)/家族
ただし、資料をお送りした方は無料でご参加いただけます。
投函が確認できた時点で、無料での参加が可能です。
まずは下記から資料請求をお願いします。
アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。
当社製品を取り入れた家作りをしたいとお考えの方は、
無料の資料をご請求頂き、工事を依頼される業者さんに、
アトピッコハウス製品を使って欲しいとご依頼ください。