アトピッコハウス ブログ
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はじめての材料を使う際は、メーカーの施工要領書通りに工事をしてほしい

2019/08/15
2021/10/14

何を作るにしても、初めての材料を使う際は説明書を読みませんか?

もちろん、勘でできちゃう人もいると思いますが、
私は説明書をじっくり読み込んでから使うタイプの人間です。

工事の現場でも、こまめに連絡をいただき何度もお話する方もいれば、
全く話すことなく工事が終わっている現場とそれぞれです。

あまり話す機会がない現場の職人さんから電話があるとしたら、
施工中で、落ち着いたお話ができない状況です。

話を聞くと、いつもの材料の感覚で施工してしまい、
手遅れというケースもあります。

施工要領書通りでないため、手遅れになる

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
施工中の現場から、ご連絡をいただくことがあります。

左官材を施工して、色ムラが出た、乾きが早いなど。
施工の仕方を聞いてみると、施工要領書通りでないことが
多々あります。

塗り厚が薄い、フラット仕上げや押さえ仕上げにしたなど。
当社の施工要領書通りでないことがあります。

施工してしまった後に、問い合わせを頂いても
手遅れになっていることが多いのです。

やり直しになれば工期が遅れるし、材料代もかかる。
負担はどこがするのかと問題になる。
でも、一番の被害者はお施主様です。

現場の職人さんに伝えたいことが、伝わりづらい

商品について問い合わせを頂いた際は、
専用の下地材や糊があること、施工方法、
塗り壁材の塗り厚、攪拌の仕方など、
守っていただきたいことを、ご説明します。

それが実際に施工する職人さんには
なかなか伝わりづらいのです。

電話でお話するのは、元請けとなる建築会社の方が多い。
実際に工事する職人さんまで、
説明した内容が伝わらないことがあります。

伝わったとしても、現場では職人さんの意見に
振り回されることがあり、
建築会社と職人さんの関係性が薄いと
工事の仕上がりに影響が出てしまうこともあります。

建築会社と左官屋さんの関係性

塗り壁が標準仕様の建築会社では、専門の左官職人さんがいます。
関係が良好であれば、新しい建材を使う際も
少しの指示で、理想通りに仕上げてくれると思います。

塗り壁の施工実績が少ない会社であれば、
左官屋さんとの関係性は薄いです。
左官の知識に関しては、職人さんが上なので
職人さんの意見に振り回されてしまうかもしれません。

自然素材の建材は、特に丁寧な作業が必要なので、
職人さんと建築会社の関係は良好でいてほしい。

自然素材のノウハウがない会社と契約すると、
工事が難航する可能性が高いです。

設計士さんが間にいるとさらに混乱することも

設計士さんが、左官材の塗り方を工事業者に
指示することがあります。

メーカーが推奨しているパターンのつけ方を理解していないと、
色ムラが出たり、薄塗りになったりで影響が出ます。
薄塗りになると、せっかくの調湿性能や
消臭性能が発揮できません。

商品の特性を生かしたいのなら、
施工要領に従っていただきたいというのが
メーカー側の気持ちです。

専用の下地材や糊を使ってほしい

専用の糊や接着剤を使うことを推奨しています。
他のメーカーさんの下地材や糊との相性を確認していないからです。

下地の状況によって、処理するために使う材料が違います。
木下地や石膏ボード、クロスなど混在していたら
下地材は別途用意する必要があります。

メーカーが推奨している下地材、糊を使うことで
失敗のリスクが減ります。
推奨しているやり方は面倒かもしれませんが、
一度試して頂けるとありがたいです。

いかがでしょうか?

当社のホームページには、プロの方に見ていただきたい
プロ施工サポートのページがあります。

施工の手順をイラスト入りでご紹介しています。
さらに細かい施工要領書もダウンロードできるようになっているので、
施工前に一度見て頂くようご紹介しています。

必要な資料があれば事前にお送りしますので、
ぜひ、資料請求もしてみてください。

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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
オリジナルの自然素材内装材を、製造販売する会社です。

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