珪藻土・漆喰クロスと塗り壁材の違いはどんなところ?
珪藻土クロス、漆喰クロスはありますか?
そんなお問い合わせがちょこちょこあります。
アトピッコハウスは珪藻土・漆喰クロスを扱っていませんが、
塗り壁材があります!
と言うと、予算がない・・・工事費が高い・・・となってしまう方も。
漆喰を塗りたいと一口で言っても、
クロスと塗り壁材では金額や施工性、耐久性など、違いがあります。
違いを理解した上で、
理想のお住まいを作れたらいいですね。
目次
漆喰クロス、珪藻土クロスとは
自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの山田です。
漆喰クロス、珪藻土クロスは、どういう商品なのでしょうか?
珪藻土クロスは、
天然素材である珪藻土を、
内装材として利用しやすいクロスに加工した製品です。
具体的に言うと、珪藻土の粉末とバインダー(糊)を混ぜ、
クロスのベースとなる基材に塗ったものが珪藻土クロスです。
漆喰クロスに関しても同じような製造工程となるようです。
日本の主な大手クロスメーカーさんは、
珪藻土クロスをラインナップしていますが、
漆喰クロスを扱っているメーカーさんは、多くないようです。
珪藻土・漆喰クロスの実力はどうなのでしょうか。
漆喰クロス、珪藻土クロスの調湿性は?
漆喰クロス、珪藻土クロスメーカーさんのHPを見てみると、
「調湿機能があります」とグラフ付きで紹介があります。
あるメーカーさんの漆喰クロスの調湿量を見てみると、
JIS規格の最低基準である70g/㎡以下でした。
珪藻土や漆喰部分の厚みが、塗り壁材に比べると薄いので、
調湿性能はほとんど期待できないようです。
柔軟性がないので、施工は手間がかかる
珪藻土・漆喰クロスはマットな感じで平滑に仕上げた
塗り壁材のような仕上がりになります。
珪藻土や漆喰の粉を付着させているため、
ビニールクロスに比べると柔軟性がないです。
柱部分など、デコボコがある箇所は手間がかかります。
そして、一般的なビニールクロスに比べると、
ジョイントが目立ったり、隙間ができたり。
クロス屋さんの腕によって仕上がりは変わるでしょう。
工事費用はどうか
ビニールクロスの施工に比べると
珪藻土・漆喰クロスは高くなりますが、
塗り壁材に比べると安いです。
目安として、
珪藻土塗り壁材仕上げは珪藻土クロス仕上げの
3~5倍と言われています。
塗り壁材は下塗りや中塗りが必要な商品もあるので、
工期が長くなる分、コストが高くなります。
見た目を重視したいけど、塗り壁材を塗る予算がないと言う方は
珪藻土・漆喰クロスが良いのかもしれません。
お手入れはどうなのか?
ビニールクロスは汚れたら水拭きできますが、
表面がザラザラしている珪藻土・漆喰クロスは
水拭きができません。
汚れが付着してしまったら、
消しゴミでこすって落とすというメンテンナス方法に
なるようです。
塗り壁材に関して言うと、普段は何もしなくて大丈夫。
クロス同様、汚れは消しゴムで消す。
クロスに比べて塗り壁材は耐久性がありますので、
年月が経ってもみすぼらしい感じになりません。
クロスの張り替えの手間を考えると、長い間使える塗り壁材は
コストパフォーマンスが高いと言えるのではないでしょうか。
いかがでしょうか?
珪藻土や漆喰に憧れがあるけど、予算がない。
高級感を出したい!安っぽいビニールクロスはいや!という方は、
珪藻土や漆喰クロスがいいのかもしれません。
調湿性能を重視したいという方は、
自然素材の塗り壁材と珪藻土・漆喰クロスとの差は歴然です。
そして、塗り壁材の調湿性能の効果は半永久的。
予算が許すならぜひ、塗り壁材をご検討いただきたいです。
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アトピッコハウスは、無垢・珪藻土・漆喰・クロス・畳など
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